
おとぎの国・チェコへ旅するなら必ずやりたい5つのコト
2017.03.21
定番の観光から更に一歩踏み込んで、素敵な思い出をつくってみませんか。
①飲む温泉保養地「カルロヴィ・ヴァリ」で身体の中からデトックス
プラハから電車で約2時間の場所にあり、日帰りで訪れることもできます。
山に囲まれ、オレンジやピンクなどパステルカラーの可愛い家が斜面に建ち並んだ、まるでお菓子箱のような雰囲気が魅力です。
街中に12ヵ所あるコロナーダと呼ばれる飲泉所を歩きながら、異なる泉質の温泉を飲み歩きます。身体の外側からではなく、内側から健康になるのがカルロヴィ・ヴァリ流。
それぞれの飲泉所の建物も違う建築様式なので、楽しく街を巡ることができます。
街中では温泉用のカップが売られています。柄が豊富なので、お気に入りのものを探してみるのがおすすめ。
カップはどれも取っ手部分に穴があいていて、ストロー代わりに飲めるという面白いデザイン。
60℃以上の高温な飲泉所もあるので、取っ手部分に温泉を通過させることで温度を下げる効果があるのだとか。
②クラシックやバレエにオペラ。芸術の世界に浸ってみる

購入方法は、それぞれの劇場のホームページから希望の日時と演目を選んで、最後にカード決済。10か月後までスケジュールが公表されてますので、見たい演目に合わせて旅行のスケジュールを組んでみてはいかがでしょう。
劇場内の服装は男性はスーツもしくはジャケットを着用、女性はワンピースなどの服装がおすすめです。
③ビール発祥の地でビール学校に入学してみる
このエリアでは世界中に出荷している大規模なビール工場から、地元の人たちだけが楽しむ小規模な醸造所など様々なビールに出会うことができます。
観光客と地元客でにぎわうレストラン「PURKMISTR(プルクミストゥル)」では、ビールの注ぎ方を学べる授業が開かれています。
英語で説明を受けますが、身振り手振りで教えてくれるので分かりやすいです。
一番ビールが美味しくなる泡とビールの比率で注いだり、2種類の違うビールを混ぜたりなど、経験を積んだ熟練スタッフのテクニックは見てるだけでも楽しめますよ。
ビタミンBを多く含んでいることから美容効果もあるといわれているビール。
アルコール分を抜いたビール風呂は、肌がしっとりになると人気です。
すぐ横には注ぎたてのビール。全身でビールに浸れる、まさにビール好きにはたまらないコースですね。自分へのご褒美に一度体験してみるのはいかがでしょうか。
PURKMISTR(プルクミストゥル)
Selská náves 21/2 326 00 Pilsen – ČerniceMAP
+ 420 377 994 311 (日本から電話する場合、チェコの国番号(420)が必要になります。)
④朝昼晩をスープ三昧の食事にしてみる
パプリカベースで牛肉がとろとろになるまで煮込んだ「グラーシュ」は、チェコの定番スープ。お肉と野菜の旨みがぎゅっと凝縮した飽きない味です。
また、家族でキノコ狩りに出かけるほどキノコ好きなチェコ人。
そのためキノコを使った料理も多め。なかでもキノコクリームのスープは、キノコの風味が伝わる一品です。
日本でもお馴染みパンプキンスープ。パンプキンの優しい甘さに、口元がにっこりしてしまいます。
お気に入りのスープを見つけたら名前を覚えておきましょう。
スーパーでは定番グラーシュやキノコスープなど多くのスープの素が販売されているので見つけられるかも。軽くて薄いので、お土産にもおすすめです。
⑤やっぱり行きたい!華やかなライトに包まれるクリスマスマーケット
主要都市では必ず開催され、街ごとに美しさを競うコンテストがあるほど賑わいます。
ツリーの装飾やデコレーションも街ごとで全然違いますので、2~3か所巡ってみて比べてみるのもおすすめです。
炭火でカリカリに焼かれた表面と砂糖の甘さがしみ込みしっとりした中身の2つの食感はずっと食べ続けたくなります。
ほかにもホットワインやジャガイモのパンケーキ、それにソーセージなど食べ歩きしやすいメニューが豊富。
寒い中で食べる温かい料理は、じわりと体中に染みわたる美味しさです。
はちみつで作られたツリー型キャンドルは、日本に持ち帰りたくなる可愛さ。
火を灯せば甘い香りがたち、よりクリスマス気分が盛り上がるアイテムです。
美しい建物が多く、穏やかな時間が流れるチェコ。
おとぎの国のような可愛らしい国で、とっておきの時間を過ごしてくださいね。
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文:浅井みらの