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2015.07.30
猫がいる古民家カフェ♪ 神楽坂でもちもちおまんじゅうをいただきます
※こちらの記事は2015年7月20日に公開されたものです。 ひと口頬張ればほっと安らぐ、世代を超えて愛される“おまんじゅう”。蒸したてのおまんじゅうを、昭和の風情漂う古民家のような空間でいただく。そんなおやつの時間を楽しめるカフェが神楽坂にあります。
物語に出てきそうな雰囲気のカフェ
東京メトロ東西線神楽坂駅から、早稲田通りを外堀通りの方へと歩いて約6分、脇道へ入ったところにお店を構える「マンヂウカフェ ムギマル2」。外壁一面が蔦に覆われた築60年ほどの木造家屋からは、東京の街にあることを忘れそうな、田舎の古民家のような風情が漂います。お店の中へ入ると、セイロからおまんじゅうを蒸す白い湯気がもうもうと立ちのぼっています。ここは蒸したてフワフワのおまんじゅうを食べられる、ちょっぴり珍しいカフェなんです。 「マンヂウ」とはおまんじゅうのこと。このお店を切り盛りする女性店主の実家は和菓子屋を営んでおり、幼い頃からおばあさんやご両親がおまんじゅうを手作りする姿を見ていたのだとか。また、“人が集まっておしゃべりをする空間にしたい”との思いから、カフェというスタイルにこだわり、このお店をオープンしました。
ほかほか蒸したてのユニークな「マンヂウ」
手前は「紅茶まん」、奥・左から「ヨモギ×あんチーズ」「プレーン×さつまいも」(各150円)
このお店には、よそではなかなか見ない一風変わったおまんじゅうが目白押し。プレーンとヨモギ、紅茶の3種類の生地に、定番から変わりダネまで10種類以上のあんやフィリングが包まれた「マンヂウ」が楽しめます。 注文をしてから蒸しはじめるため、フカフカのもちもち。「プレーン×さつまいも」はさつまいものペーストが包まれ、自然な甘さやホクホクした食感も楽しめます。つぶあんとチーズをヨモギを練り込んだ生地で包む「ヨモギ×あんチーズ」は、ごろんと入ったチーズの塩気とあんの甘さが相性抜群です。「紅茶まん」に入ったつぶあんは、シナモン入り。かすかにシナモンが感じられる、ちょっとおしゃれなおまんじゅうです。 テイクアウトもできるので、お散歩のおともやちょっとした手みやげにぴったりですね。
2階はほのぼのと過ごせる喫茶スペース
コーヒー(550円)は「マンヂウ」に合うようブレンド
靴を脱いで細い階段を上った2階には、喫茶スペースがあります。 掘りごたつ、壁に大きく描かれた富士山の絵などからは昭和の雰囲気が感じられ、窓の外から入り込む蔦や観葉植物に、ほっとなごまされます。
この季節にぴったりなメニューも
「つめたい・おいしいセット」(900円)
暑い夏、ゆっくりお店で食べていくなら「つめたい・おいしいセット」がおすすめ。好きなおまんじゅう一つに、つぶあんとたっぷり盛られたソフトクリーム、グリーンティーのセットです。 生乳のソフトクリームはさっぱりとした甘さでくどくなく、そのまま食べるのはもちろん、おまんじゅうにのせて食べると、ひんやりとろける至福の味わいが、口いっぱいに広がります。 このセットのトランプ柄がキュートなプレートは、お客さんからの外国みやげだとか。ほかにもワイングラスや店内に見られる雑貨には、お客さんからのプレゼントも少なくないそうです。そんな「マンヂウカフェ ムギマル2」には、初めて訪れたお客さんでもつい長居してしまいそうな、温かい空間が広がっています。
実は、看板猫が2匹います。この日は涼みにどこかへ外出していました
神楽坂でお店を開いて今年で11年。この地でゆったりと時を刻んできた「マンヂウカフェ ムギマル2」で、時間を忘れてぼんやりとくつろぐ……そんなひと時を過ごしに、足を運んでみませんか?
マンヂウカフェ ムギマル2
マンヂウカフェムギマルツー
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青木 萌
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