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2020.06.23
紫陽花めぐりで出会った抹茶のおやつ♪鎌倉「カカオハナレ 長谷店」
鎌倉小町通りで人気の「MAISON CACAO(メゾンカカオ)」の姉妹店「カカオハナレ 長谷店」が長谷エリアにオープンしました。人気のタルトやエクレアには抹茶やほうじ茶、きな粉など和テイストの素材を使ったオリジナルスイーツが話題です。
長谷の街並みにとけこむシンプルな佇まい
江ノ電長谷駅から徒歩3分
賑やかな通り沿いにあるショップは、奥行きがあり長谷らしくシックな落ち着きのあるお店です。舗装された歩道から砂利を敷いたエントランスを通って中に入ると、意外なほど静かな雰囲気につつまれますよ。
新しい定番にしたい和テイストのお土産
こちらのショップでは、本店にはない抹茶やほうじ茶を使ったチョコレートのお菓子がメインです。抹茶や日本茶などの茶葉は高級茶の産地である福岡の八女茶を使用し、生チョコレートや抹茶のバームクーヘン、玉露などの日本茶はお土産にもおすすめです。 またパッケージにも使われている店舗のロゴは世界的に活躍する書道家の中塚翠涛氏によるもの。直線の多いカタカナのロゴでありながら食べる人の心にそっと寄り添うような温かみも感じられます。
(左上)ディスプレイに使われる波佐見焼の磁器もおしゃれ(右上)「ハナレ茶 玉露」(40g入 2376円)(左下)「アロマ生チョコレート 抹茶」(2376円)(右下)斬新なデザインが印象的な中塚氏デザインのパッケージ
厨房で一つひとつ丁寧に仕上げるスイーツ
タルト生地ギリギリまでたっぷりのきな粉の入ったチョコレートクリーム
お店の奥の厨房では熟練の職人が手慣れた手つきで次々とスイーツを仕上げていきます。コロンビアの自社農園で栽培する風味の高いカカオなど基本の素材は本店と同じで、そこに和素材を組み合わせるのが特徴です。日本らしさを意識したスイーツは長谷のお店限定品もあるので、このショップならではの味を堪能してください。
日本の素材いっぱいのオリジナルタルト
「アロマ生チョコタルト」(左から)「ビター」(324円)、「抹茶」「きな粉もち黒みつ」( 各378円)
看板商品の「アロマ生チョコタルト」には「抹茶」と「きな粉もち黒みつ」が登場しました。どちらも滑らかなチョコレートクリームに抹茶ときな粉、それぞれの素材を贅沢に使用しています。さらに風味豊かなタルトの中に「抹茶」は小豆、「きな粉もち黒みつ」にはもっちりとした求肥と黒蜜が入りどちらも新しい感覚のタルトです。
サクサクの生地にはさんだ3種類の香りと食感
17㎝のロングサイズでサクサク生地が人気「生チョコエクレア」(奥から)「ほうじ茶」「抹茶」「ミルクショコラ」(各432円)
「生チョコエクレア」にもほうじ茶や抹茶を使ったフレーバが加わりました。カカオの香るミルクチョコレートベースのガナッシュとパリっとした板チョコ、そこにホワイトチョコレートをベースにしたほうじ茶や抹茶のクリームをサンドしたエクレアは、3種類の香りと食感が一緒に楽しめます。
ほんのりとカカオが香る紫陽花色のひんやりソーダ
(左から)「ビネガーソーダ紫陽花」(594円)※紫陽花の季節のみ「ビネガーソーダクラシック」(540円)
長谷の風物詩である紫陽花をイメージした「ビネガーソーダ紫陽花」。レモンを丸ごと漬け込んだオリジナルの「カカオビネガー」にタイで青いハーブとして知られるバタフライピーを注いださわやかなソーダです。紫と黄の色の対比が鮮やかで、全体をストローで混ぜると見る見るうちにピンク色に変化するイリュージョンもキレイですよ。 こうしたドリンクは店先の座布団に座って味わえます。ぜひ好きなスイーツと一緒にゆっくりと一息ついてくださいね。
カカオハナレ 長谷店
カカオハナレ ハセテン
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高橋真里
Writer
高橋茉弓
おやつの時間を何よりも大切にするライター&カメラマン。波の音とカフェがあればそれで幸せ。
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