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2020.06.28
アートのような美しくてかわいいパンに癒される /金沢「坂の上ベーカリー」
2020年3月28日に金沢の寺町通りにオープンした「坂の上ベーカリー」は、”パンと暮らす上質な時間”を届けたいという、店主の想いとこだわりが詰まったお店です。 店内には「たろうのあんぱん」や「メロンパン」などまるでアート作品のような、素敵なこだわりパンが待っています。

寺町の一角にあるベーカリー

隠れ家のように佇む「坂の上ベーカリー」
金沢市、寺町の一角にオープンした「坂の上ベーカリー」。妙立寺(忍者寺)から徒歩10分、観光地から少し離れた場所にお店はあります。 扉を開けると、2畳ほどのこじんまりした販売スペース。店主の若井さんが、優しく笑顔で迎えてくれます。

店主のセンスがキラリ!アートのように並ぶ20種類のパン

石川県の工芸品の上にのったアートのようなパン
ハード系からソフト系まで幅広く取り揃えているパンは、全部で約20種類。 こちらのお店のショーケースに並んでいるパンの中で、なんとなくメニューになったものはひとつもありません。すべてに誕生するに至った温もり溢れるストーリーと熱い想いが詰まっています。 例えば「メロンパン」は、とあるアトリエに訪れた際に出会った器から発想。同アトリエ内にいた2人の姉妹が「思わず笑顔になれるパンを作りたい」という想いから、試作を重ね、出来上がったパンなのだとか。 ショーケースには、まるでアートの展示のように美しく並ぶパンたちがずらり。

アートギャラリーのようにショーケースに並ぶパン
注目して欲しいのは、パンだけではありません。 パンが載っている器は、店主こだわりの器たち。石川県の作家さんの作品や、ヨーロッパのアンティークものなど、店主が集めた愛しい器に、ちょこんとのったパンが見事にマッチ。

キューブ型のフォルムに一目ぼれ「たろうのあんぱん」

行儀よく並ぶ「たろうのあんぱん」(各250円)
四角いフォルムがかわいい「たろうのあんぱん」は、看板メニュー。1日70個限定なこともあり、午前中のうちに売り切れることが多い人気のパンです。 金沢で人気な和菓子店「茶菓茶房たろう」で使っている餡を使用していることから、名前をいただいたのだとか。たろうの和菓子の特徴である”直線的”で”四角い”部分も、たろうの和菓子からインスピレーションを受けたのだそう。 パンは、バターの香るブリオッシュ生地を使用しており、歯切れよくケーキのような仕上がりに。たっぷりのった甘い餡に絡むバターとの掛け合わせは、1度食べたらやみつきになる美味しさです!

愛らしさたっぷりな「ベックマン」

ベックマン(180円)
人の形をした「ベックマン」は、ドイツ発祥の伝統的な菓子パン。その愛嬌たっぷりな見た目は、食べるのがもったいないくらいのかわいさです。 しっとりとした食感に、パンの甘さとほんのり香ばしさが絡み合います。

ザクザク食感がたまらない「ピーナッツクリーム」

ピーナッツクリーム(240円)
セミハード系のパンに「つぶつぶ」「ザクザク」な食感が特徴的な、手作りのピーナッツバターをイン。濃厚な甘さの中に隠れる歯ごたえ抜群な食感が人気です!

器からインスピレーションを受けた「メロンパン」

アイスのような見た目がかわいい「メロンパン」(180円)

細部までこだわりを感じるパンへの愛

ユニークなスタンプが愛らしい紙袋は全3種類

坂の上ベーカリー
サカノウエベーカリー
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