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2016.03.23
季節の素材で作る、しっとりマフィンが人気!北欧風のちいさなコーヒースタンド「アルパカ珈琲」
※こちらの記事は2016年3月23日に公開されたものです 富山市で人気を集めるコーヒースタンド「アルパカ珈琲」。 新鮮な生豆を丁寧に焙煎してたコーヒーと“コーヒーに合うお菓子”として、店主が毎朝焼きあげているマフィンが評判です。 ショーケースに色とりどりに並んだ、季節ごとに素材が変わるマフィンを目当てに、連日たくさんの人が訪れています。
北欧テイストの外観と温かみのある店内
富山駅からJR高山本線で12分、速星駅から徒歩12分ほど歩いた住宅街の中にある「アルパカ珈琲」。白く塗られた壁とレンガの石畳の外観は、北欧の街の一角のよう。何気なく置かれた植物の鉢や自転車もオブジェのように見えます。
天然木材の風合いが心地よい店内は、テイクアウトのカウンターのみでこじんまりとしています。焙煎したてのコーヒー豆の香ばしさとお菓子のいい香りが、店内いっぱいに広がります。
コーヒー豆はオリジナルブレンドが2種類、季節に合った豆が6種類ほど、カウンター横に並んでいます。夏はさわやかな豆を、冬は深めのコクのある豆をセレクトしているそう。 店主の水上敦子さんはコーヒーが大好きで、いつかはコーヒー豆屋をやりたいと思っていたのだとか。10年余りかけて焙煎とコーヒー豆の勉強をしたのち「おいしいコーヒーとお菓子でほっこりしてもらいたい」という思いを込めて、2012年8月に開業し、2014年4月に直売所兼工房をオープンしました。
季節によって素材が変わる焼きたてマフィン
定番のマフィンは「マーブルキャラメルマフィン」(280円)、「バナナくるみ」(280円)、「ピーナッツバター×チョコチップマフィン」(280円)の3種です。 いずれも外はさくさくしていて、中はしっとりとした食感。くるみやチョコチップなどの具材がごろっと入っていて、食べごたえがあります。
カウンター下のショーケースには、数種類のマフィンが並んでいます。 季節によってさまざまな素材を使っていて、冬から春にかけて人気なのは、「サクラサクラマフィン(桜あん入)」(300円)、「ブラッキーマフィン」(320円)、「ゆずと酒かすマフィン」(300円)など。マフィンをはじめ、お菓子につかう素材は地元の農園から新鮮なものを仕入れています。
自家製プリンはコーヒーとの相性もバツグン
「アルパカプリン」(380円)は、店主が数年の研究を経て生みだしたそう。じっくりとコーヒーを抽出して濃厚な味わいを作り、生クリームでまろやかになっています。 冬から春にかけては季節限定の「苺のクリームブリュレプリン」(450円)も登場。 イチゴは上市町にあるイチゴや里芋などで有名な生産農家「稲葉農園」から仕入れた「紅ほっぺ」を使っています。
コーヒー関連のオリジナルグッズにも注目
店内の壁側には、コーヒー関連のグッズがずらりと並んでいます。店主が自ら気に入ったものしか置かない、と決めているのだとか。「オリジナル木製コーヒーメジャースプーン」(1200円〜)は、作家さんにお願いして一つ一つ手作りしてもらっているそう。ブラックウォールナッツやチーク材を使って仕上げた、味わいのあるスプーンです。
直売所のほか、富山県内で行われるイベントにも積極的に出店している「アルパカ珈琲」。“より多くの人においしいコーヒーを味わってもらいたい”と、コーヒーにちなんだワークショップも定期的に開いています。 県外からのお客さんも多く、近々インターネットでの販売も始めたいと考えているそう。春に向けてますます「アルパカ珈琲」のコーヒーやお菓子に癒やされる人が増えそうです。
Alpaca coffee
アルパカコーヒー
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小林 麻衣
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