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2016.06.15
季節限定!マロンクリームたっぷりのモンブラン氷を―京都の有名洋菓子店「マールブランシュ北山本店」
※こちらの記事は2016年6月15日に公開されたものです 京都・北山に本店を構える洋菓子店「マールブランシュ」。創業以来愛され続けているモンブランは、この店の代名詞とも言える存在。目の前で仕上げてくれるモンブランや季節限定のモンブランのかき氷など、本店だけで味わえる限定スイーツがたくさんあるんですよ。
季節感あふれるお花が彩る店内
マールブランシュ北山本店
洋風建築が並び洗練されたイメージのある北山通に建つお店は、ヨーロッパの教会のようなクラシックな外観。 中に入るとケーキや焼菓子が並ぶ販売スペース、その奥にサロンが設けられ、明るく広々とした空間です。春には桜、初夏には紫陽花といった見ごろを迎えるお花が飾られ、旬のスイーツをいっそう盛り立てます。
写真提供(外観・内観):株式会社ロマンライフ
目の前で仕上げてくれるモンブラン・オートクチュール
「モンブラン・オートクチュール」(1296円)
2016年4月からスタートした、本店限定の「モンブラン・オートクチュール」は、名前の通り “自分のため”に作ってもらえるケーキ。長く親しまれてきた自慢のモンブランをさらに進化させ、これまで以上にたくさんの方に味わってほしいという思いで生まれたメニューです。好みのラム酒やシロップ等を選ぶことができ、目の前でシェフが仕上げてくれるんですよ。
シェフが真っ白な状態のケーキにクリームをかけるときは、ワクワク感も最高潮に
まずは渋皮栗にからめるラム酒やシロップを1種選びます。シェフが用意してくれた6種からおすすめを聞いたり、好みを相談したりして、自分にぴったりの風味を見つけましょう。 シェフがその渋皮栗をケーキの周りに並べると、全体が濃厚な香りに包まれます。 仕上げは華麗な手さばきでマロンクリームをたっぷりと。いただく直前にかけることで、空気を含みふんわりとした状態のままの食感を楽しむことができるのです。 土台となるのはムースグラッセ。時間が経つと、ひんやりと冷たくアイスのような食感からムースのようになめらかな口当たりへと変化していくので、変わりゆく食感を楽しむのもおすすめですよ。
氷の山の中にはおいしさの秘密がたくさん!
「雪の菓 モンブランかき氷」(1296円。9月中旬まで)
モンブランは季節ごとに旬の素材を使った限定品もあり、2016年6月15日からはかき氷「雪の菓 モンブランかき氷」となって登場。9月中旬までいただける予定です。 顔の大きさほどある大きな氷の山には全体にマロンクリームがかけられ、見た目だけでも心が躍りますが、随所においしさの秘密が隠れています。 氷は希少な天然氷の蔵元・栃木県日光「松月氷室」のもの。ふわふわの食感となめらかな口どけは、天然氷ならではの魅力です。中には国産栗で作った餡、さらにはババロアまで。添えられたアングレーズ、カシスの2種類のソースをお好みでかけることもでき、食べ進めるごとにさまざまな味が楽しめます。かき氷でありながら濃厚でぜいたくな味が楽しめる、洋菓子店ならではのスイーツです。
限定品は他にも。美しいケーキにうっとり
ショーケースには見惚れてしまうほど彩りあざやかなケーキがたくさん並ぶ
「やぎミルクのシェーブルチーズスペシャル」(540円)
ケーキの中にも本店限定のものが数種あります。真っ白の「やぎミルクのシェーブルチーズスペシャル」は、京都・園部産のヤギのミルクが原料。独特の香りと中に挟まれた白ワインのゼリーとの組み合わせがちょっぴり大人の味で、チーズ好きさんなら一気にとりこになる品です。
品ぞろえや味はもちろんのこと、インテリア、おもてなしなど訪れる人が笑顔になる工夫がいろんなところにあるのがうれしいお店です。お濃茶ラングドシャ「茶の菓」などおみやげにぴったりの焼菓子ももちろん手に入るので、ぜひ少し足を伸ばして、北山へ出かけてみてはいかがでしょう。
マールブランシュ 北山本店
マールブランシュキタヤマホンテン
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奥村佳奈子 撮影:佐藤理菜子
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