735
2017.04.17
【足利】4/15ー5/21|あしかがフラワーパーク 大藤まつり2017
東京・浅草から電車で1時間。栃木県足利市は、「東の小京都」ともいわれ、数多くの寺社仏閣や日本最古の学校「足利学校」がある歴史の街として有名です。 もちろん、足利の魅力はそれだけではありません。世界一ともうたわれる花の名所から、ここでしか食べられないキュートな和菓子まで、足利を訪れた時にぜひ立ち寄りたいおすすめスポットを5つご紹介します。
世界に誇る圧巻の大藤に感動
JR両毛線「富田」駅より徒歩13分ほどのところにあるのが、このシーズンは毎年多くの人でにぎわう「あしかがフラワーパーク」。4月15日(土)からは「大藤まつり2017」が開催中です。 代名詞にもなっている藤の花は、世界一の藤といわれるほどの美しさ。棚の広さが1本で1000㎡にもなる大藤は圧巻です。今年の見頃は4月26日(水)から5月9日(火)とのこと。4月22日(土)から5月21日(日)までのライトアップ期間は、21:00まで開園を延長しているので、幻想的な藤棚を眺めることができますよ。 土・日・祝日は、東武足利市駅から無料のシャトルバスも運行しています。
無料シャトルバスの時刻表はこちら
あしかがフラワーパーク
アシカガフラワーパーク
日本最古の学校「足利学校」で歴史に思いをはせる
足利学校を象徴する「学校門」
JR足利駅から徒歩10分、石畳の道沿いにある「足利学校」は、古くは平安時代に創設されたともいわれている「日本最古の学校」。 16世紀の初頭には生徒は三千人を数え、フランシスコ・ザビエルによって「日本国中最も大にして最も有名な坂東の大学・・・」と海外まで伝えられました。 趣ある佇まいの学び舎で、当時の状況に思いをはせて見学してみてはいかがでしょうか。
史跡足利学校
シセキアシカガガッコウ
足利銘仙をモチーフにしたキュートな和菓子を愛でる
銘仙柄の和菓子は3種。ディテールまで見事に再現した仕上がり
足利学校からすぐ近く、石畳の道沿いにあるレトロな外観の「うさぎや」は、「銘仙」をはじめとした普段着の着物や古布を取り扱うお店。
銘仙の柄は今の時代でも通用するレトロモダンなデザイン
「銘仙」とは、平織りの絹織物の事で、足利も大量に生産した産地の一つ。大正から昭和にかけて、女性の普段着、おしゃれ着として全国に浸透していきました。古めかしさを感じさせないおしゃれなデザインは、当時の柄としては斬新で奇抜なものだったのだそうですよ。
週末限定で届く銘仙柄をモチーフにした和菓子は、市内の和菓子店とのコラボ商品。和菓子の柄は全部で3種類。 食べるのがもったいなくなるその見た目に、思わずうっとりしてしまいます。「うさぎや」2階の喫茶室でいただくこともできますよ。 「うさぎや」では、銘仙を着て足利の街並みを散策したい人に向けたレンタル着せ替えサービスもあります。大正時代にタイムスリップした気分で着物散歩を楽しみましょう。
「うさぎや」の記事はこちら
うさぎや
足利一帯を見下ろすパワースポットで縁結び祈願
足利駅から西へ徒歩20分ほどの「足利織姫神社」は、産業振興と縁結びのご利益があるといわれている人気スポット。 高台にある境内からは足利の街一帯を見下ろすことができるんですよ。 毎年7月7日から8月7日までは短冊に願い事を書いて笹に飾り付ける、昔懐かしい「七夕短冊まつり」を開催しています。期間中は、神社社務所にて『七夕守り』を授与しているそう。 短冊に願いを込めて、お祈りしてみるのもよさそうですね。
境内からは足利市内を一望できる
足利織姫神社
アシカガオリヒメジンジャ
世界から注目を集める「足利ワイン」を堪能
長い歴史の中で生まれた貴重な施設、文化が数多く残る足利。そんな足利でここ最近注目されているのが“ワイン”。 特に、60年以上も前に開墾された畑で作る「ココ・ファーム・ワイナリー」のワインは、九州沖縄サミットや北海道洞爺湖サミットでふるまわれ、まさに世界のVIPも認める味です。
JR足利駅から車で15分ほどのところにある「ココ・ファーム・ワイナリー」では、ブドウ畑や醸造場の見学のほか、ワイナリーに併設されたカフェで、ブドウ畑を眺めながらランチをいただくこともできます。風が気持ちいいこれからの季節は、テラス席もおすすめですよ。
ココ・ファーム・ワイナリー
ココファームワイナリー
GWには、ほろ酔い気分で楽しみたいイベントも
歩いているだけでワクワクする路地裏散策
5月3日(水・祝)には「ココ・ファーム・ワイナリー」をはじめとする県内のワイナリーの自信作が街中で飲み比べできるイベント「北仲路地裏ワイン」が開催。 今年は、会場周辺の20以上の飲食店で、はしご酒ができるイベント「ほろ酔いウォーク」も同時開催されています。3軒はしごすると、オリジナルボトルキーパーがもらえるそうですよ♪
ウェルカムワインを片手にイベントを楽しめる
昨年は、ことりっぷWeb編集部も取材に訪れました。歴史ある足利の街は1本路地裏に入るだけで小さな道や歴史ある建物がたくさん。路地裏散策がてらほろ酔い気分で歩く気持ちのいいイベントでした。
イベントの魅力を語る柏瀬さん
イベントに招待してくださったのは足利ほろ酔いウォーク実行委員会の柏瀬さん。 ある日、市内を歩いていてみつけた路地裏の昭和レトロな雰囲気の看板を発見。思い切ってお店に入ると個性的な店内では美味しいおつまみとお酒でもてなしてくれたそう。このすてきな体験をもっとみんなに知ってもらいたい!という思いからイベントの開催につながったそうです。
路地裏の雰囲気とワインをたしなみに、ほろ酔い気分で訪れてみませんか?
○北仲路地裏ワイン2017 [開催日時] 2017年5月3日(水・祝)10:00~17:00 [会場] 栃木県足利市の北仲通りおよび路地裏 [料金] 前売 500円(税込) 当日 700円(税込) ※グラス&ウェルカムワイン付き。 ○ほろ酔いウォーク [開催日時] 2017年4月21日(金)~5月28日(日) [場所] 「北仲路地裏ワイン」会場周辺の20数軒の飲食店 [料金] 各店舗で「ほろ酔いセット」(アルコールとおつまみのセット/1000円)をはしご酒できる
イベント詳細、お申込みはこちらから
今回の花さんぽマップはこちら
イベントが開催される北仲通りおよび路地裏は、足利駅から徒歩10分ほど。「うさぎや」や足利学校も近くにある、まちなかエリアです。 ココファーム・ワイナリーとあしかがフラワーパークは、それぞれ距離が離れているので、一日の計画を立てて、路線バスやシャトルバスなどを利用するのがおすすめ。
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。
ことりっぷ編集部
の人気記事