716
2016.07.11
目移りしそう♪ 銀座の茶房で味わう、和のアフタヌーンティー
※こちらの記事は2016年7月11日に公開されたものです 和菓子という伝統文化を、現代の暮らしになじむように進化させた和菓子店「HIGASHIYA GINZA」。店内に併設された茶房は、週末には予約で埋まってしまうほどの人気です。お店自慢の人気メニュー「和のアフタヌーンティー」を味わいに、銀座へ出かけてみませんか?
オリジナルの和菓子とお茶が味わえる和モダンな空間
テーブル34席、カウンター5席、個室1室を用意
銀座1丁目から徒歩1分、銀座中央通りに面したポーラ銀座ビルの2Fに「HIGASHIYA GINZA」はあります。店内は、日本の伝統美を感じさせるシンプルで落ち着いたインテリア。入口にある売店で和菓子やオリジナルの器を購入できるほか、併設の茶房では独自のスタイルでお茶を楽しめます。 「HIGASHIYA」とは、“日々の菓子”屋という意味だそう。菓子はもともと果子と書き、干した果実や木の実などの身近な自然の恵みを日々の暮らしに取り入れたことがはじまりなのだとか。日常に、和菓子という伝統文化を再び息づかせたいという思いが、店名に込められています。
ブランチに「和のアフタヌーンティー」はいかが?
「茶間食」の内容は季節によって一部変更あり
茶房のコンセプトは現代における“日本のティーサロン”。約30種類の日本茶、甘味、お酒と、四季折々の食材を使ったお食事やアフタヌーンティーを楽しむことができます。 なかでもおすすめなのが、午後2時から楽しめる「茶間食(さまじき)」(3780円)。竹籠にいなり寿司がのった「一の盆」と、甘味と料理の中間的な間食である「二の盆」、HIGASHIYAの和菓子を堪能できる「三の盆」、それに2種類の日本茶が付く和のアフタヌーンティーです。
「二の盆」。まるでお菓子のようなお料理の数々
この日の「二の盆」は、蒸すことでプリンのような滑らかな食感を出した「玉子焼」、甘く和菓子のような「トマトの蜜煮」、巾着の形がユニークな「胡麻豆腐」など全5品。「三の盆」は、カステラや羊羹、ひと口果子のほか、茶房のみで味わうことができる豆かんなど全7品です。 西洋にアフタヌーンティーがあるように、和のアフタヌーンティーがあってもよいのでは、という発想から生まれた「茶間食」。季節感を大切にする和菓子屋ならではの、ぜいたくなプレートに仕上がっています。 お盆を使った和のスタンドやいなり寿司が入った竹の籠は、職人と作ったオリジナル。店内で販売されており、密かに人気を博しているそうですよ。
約35種類の日本茶をラインナップ
個室の茶室はカウンター6席(室料6000円)
HIGASHIYAのもうひとつの主役は日本茶です。「茶間食」を注文すると、玉露や番茶など約30種類の定番メニューと「季節のお茶」5種類(季節により異なる)の中から、2種類をチョイスすることができます。木箱に入った茶葉に触れ、香りを確かめ、スタッフの方による説明を参考にしながら、自分好みのお茶を選べます。
鮮やかなオレンジ色が美しい「枇杷」は今が旬。その時々の旬の素材で作られる
今回は「季節のお茶」から、阿波番茶と旬の枇杷を組み合わせたフルーツブレンドの「枇杷」を選びました。まろやかな阿波番茶の味わいに、枇杷の甘みが加わった絶妙な味が魅力です。 しっとり落ち着いた大人の雰囲気の和菓子店「HIGASHIYA GINZA」。銀座でちょっとぜいたくなひとときを過ごすのにぴったりな場所です。
HIGASHIYA GINZA
ヒガシヤギンザ
茶房 03-3538-3240
売店 03-3538-3230
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。
田賀井リエ
の人気記事