
30
2013.11.11
開運招福の熊手が彩る「花園神社の酉の市」へ
新宿の守り神・花園神社の秋の風物詩「酉の市(大酉祭)」。今年2013年は、一の酉が11月2・3日、二の酉が14・15日、三の酉が26・27日の開催です(2・14・26日は前夜祭)。
江戸三大酉の市のひとつ

酉の市は、大鳥神社の祭神・日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の命日である11月の酉の日に、開運招福・商売繁盛を願ってとり行われるお祭り。 花園神社の酉の市は、浅草、府中と並び江戸三大酉の市のひとつに数えられ、毎年60万もの人でにぎわいます。
境内を彩る絢爛豪華な熊手が圧巻

酉の市の名物といえば、ずらりと並ぶ絢爛豪華な飾り熊手。露店商の威勢のいい掛け声や柏手があちらこちらで響きます。 熊手を商う露店は約60軒あり、デザインやサイズもさまざま。1000円ほどで買える手のひらサイズのかわいいものから、1mを超える大きなものまで、色とりどりの熊手を眺めているだけでも楽しくなります。 初めて購入する際は小さなものを選び、毎年サイズを大きくしていくのがよいとされる熊手。価格の交渉も可能ですが、まけてくれた分はご祝儀としてお店に渡すのが「粋」な買い方だとか。露店商の方との会話を楽しみながら、開運を願ってひとつ購入してみてはいかがでしょうか。
200軒を超える露店と名物の見世物小屋


熊手のお店のほかにも、境内の内外に約200軒の露店が並び、たくさんの人でごった返す酉の市。夕方(お店によってはお昼頃)から始まって、深夜2時くらいまでにぎわいは続きます。 そしてもうひとつの花園神社名物が、酉の市のときだけ出現する見世物小屋。今ではほとんど見られなくなった見世物小屋の怪しい異世界に触れてみるのもおすすめです。
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。
松岡亜希
の人気記事














































