ニューヨーク郊外で生まれた老舗紅茶店

いまやニューヨークの紅茶ファンの間でその名を知らない人はいないのが、高級紅茶ブランドの「ハーニー＆サンズ」。 1983年、無類の紅茶好きだった創始者ジョン・ハーレーさんによってニューヨーク郊外で始まり、今や「フォーシーズンズ・ホテル」や「ウォルドルフ・アストリア」などの高級ホテルをはじめ、市内の有名レストランなどでも用いられている、ニューヨークを代表する紅茶ブランドです。

洗練されたテイスティング・バー

Photo by Harney & Sons

2010年にはソーホーに旗艦店がオープン。 店内には高い天井を利用して作られた棚にさまざまな銘柄のお茶が並びます。 取り扱っているものは、世界各地から集めた300種を超える一流茶葉。中国茶、紅茶、フレーバーティー、ハーブティーに並び、日本のGyokuroやSencha、Hojichaなどもラインナップ。 テイスティング・バーではスタッフによる無料試飲会が行われており、来店者は好きなお茶を１種類、その場で煎じてもらい、実際に味わうことができます。

ちょっとした休憩もできるミニ・カフェ

Photo by Harney & Sons

店内の奥には、小さいながらもカフェが併設されており、マカロンなどのちょっとしたスイーツをお好みのお茶とともにいただくことができます。 いつだったか、ドラマ「セックス＆ザ・シティ」のミランダ役で出演していたシンシア・ニクソンさんがカウンターでご友人とともにのんびりとお茶を楽しむ姿を発見。 密かにセレブが立ち寄る場所でもあるようです。

おみやげにもギフトにもぴったり

軽くて頑丈な缶に詰まった紅茶は、スーツケースにもフィットしやすいし、日本へのおみやげにもぴったり。 一番人気はホット・スパイス・シナモン。日本でいうところのニッキ味に近いお茶ですが、自然のスパイスがまろやかな甘みを醸し出し、ついついクセになってしまう味わいにびっくり。冷やしても温めても楽しめる万能茶です。 また、独自の創作茶や日本ではまだ少ないカフェイン・フリーのお茶をはじめ、ウェディングや母の日をイメージした商品もラインアップ。 大切な誰かに贈りたいギフトとして、地元でも厚いファン層を築いています。