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2014.07.29
ひんやりふわっふわ♪ 粉雪のような「梵くら」のかき氷
※こちらの記事は2014年7月29日に公開されたものです。 仙台で唯一のかき氷専門店「梵くら」は、栃木県日光市「松月氷室」の天然氷で作るふわふわ食感のかき氷が評判のお店。旬のフルーツや野菜で作る色鮮やかなシロップがかかった氷が、口の中で心地よく溶けていきます。
日光の天然氷で作っています
ふわふわの氷が削られていきます
ケヤキ並木が連なる仙台市のシンボルロード・定禅寺通沿いに「梵くら」はあります。かき氷が大好きな店主の佐藤さんが、研究を重ね、自分好みのこだわりのかき氷を食べてもらいたいと、2012年夏にお店をオープン。連日、開店とともに大勢のお客さんが訪れます。 お店自慢の氷は、日光の湧き水を自然の冷気でゆっくりと凍らせた貴重な天然氷を使用しています。「天然氷は、硬くて溶けにくいのが特徴。氷を薄くふんわり削ることができます」と話す佐藤さん。やさしい舌触りになるように、常温で少し置き、氷の溶け具合を目で確かめながら削っていきます。澄み切った氷がサラサラと削られていく様は、まるでふわりと積もる粉雪のようです。
シロップや練乳も自家製です
京都の抹茶を使用し、手際よくお茶を立てる佐藤誠志さん
シロップや練乳も無添加にこだわり、すべて手作り。イチゴやブルーベリーなどの旬のフルーツは、無農薬栽培のフレッシュなものを全国各地から取り寄せ、ミキサーにかけてシロップに。フルーツの自然な甘さが感じられ、果肉もたっぷり。なかでもイチゴは、リピーターの多い人気メニューです。抹茶のシロップは何と、佐藤さんがお茶を立てるところから作り始めるというから、驚きです。
なめらかな口どけのよさに感動
「宇治抹茶金時ミルク」(1280円)
メニューは抹茶や金時、黒蜜きな粉などの定番から、イチゴや桃など季節のフルーツまで、常時20種類以上揃います。メイン写真の「パンプキンミルクフロマージュ」(1300円/2017年は8‐9月から登場予定)は、無農薬カボチャをペースト状にしてミルクと合わせた素朴な甘さのシロップと、たっぷりの練乳、トッピングのパルミジャーノ・レッジャーノの塩味がほんのり効いた甘すぎない大人の味わい。 定番人気の「宇治抹茶金時ミルク」は、抹茶のほど良い苦味と、北海道産小豆を炊き上げた上品な甘さのあんこの組み合わせが絶妙で、後味さっぱり♪ どれも、ひと口食べるごとにきめ細やかな氷が口の中でスッと溶け、スプーンが止まらなくなるほどのおいしさです。ケヤキ並木の緑がまぶしいカウンター席で味わうのがおすすめですよ。 暑さが増すこれからの時季は、モモやメロン、ずんだ、とうもろこしのシロップが登場予定。涼を求めて、天然氷の手作りかき氷を食べに「梵くら」へ足を運んでみて♪
梵くら
ボンクラ
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