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2015.01.17
ロンドンでアンティークを探すなら、一度にたくさんのショップが見られるマーケットへ
ロンドンには、マーケットから高級店まで、アンティークを扱うショップが数限りなくひしめいています。そのなかでも今回は、70軒近いお店が一度に見られて、初心者でも安心して気軽に買える、おすすめのアンティークスポットをご案内します。
70軒近いアンティークショップが並ぶ「アルフィーズ・アンティーク・マーケット」
マリルボンのチャーチ・ストリートにある「アルフィーズ・アンティーク・マーケット」は、海外でアンティークを探す初心者にもおすすめのスポットです。屋内マーケット、アルフィーズに入っているディーラーたちは常設店なので、お目当てのお店がみつかったら何度でもリピートできるのもうれしいところ。比較的モダンな20世紀のアイテムやヴィンテージ・アイテムが、リーズナブルに手に入る場所として人気があります。 今回は70近いショップのなかから、特に注目の4店をご紹介しましょう。
狭いスペースのなかにぎっしりと並ぶ美しい陶磁器たち
1830~1930年のセラミックを中心に扱っているのが、道沿いの1階にある「ベス」。お気に入りのカップを1客だけ買いたい人に、ぜひ訪れてほしいショップです。50ポンド以下で買えるカップ&ソーサーがたくさんあるので、プレゼントにも最適。店舗はこぢんまりしているものの、商品は豊富に揃っています。店主のベスさんが、気さくに質問に答えてくれます。 ○ Beth Ground Floor G023-025/028-030 営業時間:10:15~18:00 定休日:日・月曜
時間をかけてゆっくり見たいキッチン用品
セカンド・フロアの「パオラ&イアイア」は、アルフィーズで25年間営業している老舗ショップ。海外のディーラーも多く訪れます。もともと写真家だったパオラさんが集めていた古いカメラから、キッチン用品、ジュエリー、缶、スポーツ用品と、幅広いアイテムを扱っています。「ストレス度の高い現代社会では、お部屋の一角だけでも、ちょっと工夫して楽しくするのが大切だと思うんです」とパオラさん。ディスプレーされた小物たちを眺めていると、自宅にも応用できそうなアイデアがいっぱいです。 ○ Paola & Iaia Second Floor S057 営業時間:10:30~17:00 定休日:月・水・日曜
着るだけにとどまらないアンティーク・レースの魅力
アルフィーズのなかでは比較的新しいショップが「シーリン・レース・ロンドン」。アンティークのアイルランド・レースが専門で、美しいショールや付け襟、ハンカチーフ、ブラウスなどレースのさまざまなアイテムを扱っています。なかには小さなペンダントのなかにレースの一部がはめ込まれたものなどもあり、アクセサリーのモチーフにもなるレースの魅力を再発見できます。 ○ Sheelin Lace London First Floor F052-053 営業時間:10:00~18:00 定休日:日・月曜
タイムスリップしたようなレトロなおもちゃとインテリア小物
セカンド・フロアの「エクレクティック」では、かわいくお部屋を飾れそうな20世紀のデザイン・インテリア小物を扱っています。ロンドンのアイコン2階建てバスをはじめ、レトロなミニカーやブリキのおもちゃ、80年代のヴィヴィッド・カラーのラジオ、昔の雑誌などレトロで懐かしいアイテムにほっこり。価格帯も10ポンド以内で買えるものから手頃なものが多いので、肩肘張らず気軽にアンティークの世界を体験できます。 ○ Eclectic Second Floor S048-049/059-050 営業時間:10:00~17:30 定休日:日・月曜
最上階のカフェはショッピングのひと休みに
最上階にあるカフェでは、軽食やケーキが楽しめます。夏のお天気のよい日には、外のテーブルでゆったりと時間を過ごすことも。午後にはアフタヌーンティーもできる穴場的なスポットです。 ショッピングの合間のひと休みに立ち寄るのもいいですね。
Alfies Antique Market
アルフィーズ・アンティーク・マーケット
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写真/安田和代(KRess europe)
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