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2015.01.21
築50年のアパート「深田荘」が、かわいらしいカフェに生まれ変わりました
「fukadaso cafe(フカダソウカフェ)」は、解体寸前だった築50年のアパート「深田荘」を改装し、誕生させた複合施設「fukadaso」の1階にあるカフェ&レンタルスペースです。話題のサードウェーブコーヒーの日本初出店などコーヒーの新たな聖地として注目を集める、清澄白河の憩いの場となっています。
トタンの壁が目を引く複合施設「fukadaso」の1階にあります
清澄白河駅のA3出口から大通りを左手に進み、一見何もなさそうな細い路地に入るとその先に見える建物が「fukadaso」です。その建物を見て、まず驚かされるのが、トタンにエイジング加工を施した外観。その独特の佇まいから、道行く多くの人が足を止め写真を撮影をして行くほどです。 「フカダソウカフェ」は、その2012年に店主のお母様が所有していたアパート「深田荘」をリノベーションして完成した複合施設「fukadaso」の1階にあります。
広々とした空間にアンティーク家具をゆったり配置
船で荷物を運ぶときに使われていたという、外国の頑丈なアンティークケースもテーブルに
カフェに足を踏み入れると、席と席の間にゆとりがあり落ち着いて過ごすことができそうな印象。リノベーションを手伝ううちにDIYが得意になったという店主お手製のテーブル、知人から譲り受けた椅子など、物語を感じさせるインテリアが、居心地の良い雰囲気を作り出しています。 またこの場所はレンタルイベントスペースとして貸し出しもされていて、ヨガやアロマテラピー、フリーマーケットなど、持ち込みのイベントも多く開かれています。今後はカフェ主催で先生を招いての料理教室なども開いていきたいとのことなので、お楽しみに。
素朴でおいしい自家製スイーツ
こちらは店主お手製の「チーズケーキ」(400円)。北海道産の上質なクリームチーズをたっぷり使っているので、しっとりしていてチーズの味が濃厚です。吉祥寺の人気インドカレー店のオーナーからレシピを教わった「自家製チャイ」(500円)は、アッサムのチャイ用茶葉にジンジャー、シナモンなど数種類のスパイスを加え、スパイシーに仕上げています。 またメインカットの「スコーン」(300円)は、バターをたっぷり使ったさくさく生地のお手製で生クリームとジャムでいただきます。お持ち帰りは200円と、ちょっぴりお得♪近所にある自家焙煎コーヒー店「ARISE COFFEE ROASTERS」で購入しているという、酸味が少なくすっきりとした味わいの「コーヒー」(450円)との相性もばっちりです。
カフェでひと休みしたら、施設内の店舗へ。カフェの隣にはアートや写真など様々な展示を行なうギャラリー「Grill gallery」や本と雑貨の小さな出版社「Bahar」など個性豊かな店舗が入居しています。こちらへもぜひ立ち寄ってみて。
fukadaso cafe
フカダソウカフェ
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上浦未来
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