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2015.01.07
阿佐ヶ谷のロシア雑貨店で、プチ海外旅行気分を味わいませんか
※こちらの記事は2015年1月7日に公開したものです。 阿佐ヶ谷にある「ロシア雑貨店 パルク」には、ロシアを中心とした東欧各地のマトリョーシカやチェブラーシカ、珍しい民芸品などが充実。まるで海外の土産物屋さんでお買い物をしているかのような気分が味わえます。

全国でも珍しいロシア雑貨の専門店

JR阿佐ヶ谷駅の北口から、ケヤキ並木の続く中杉通りを歩くこと8分のところに「ロシア雑貨店 パルク」があります。 ロシア語を専攻して以来、ロシアの水産物を扱う会社やロシア語の本を扱う会社など、「ロシア」にまつわる勉強や仕事を続けてきた女性オーナーの渡辺さんが、「ロシアのかわいいものをもっと知ってほしい」と、2008年に始めたお店です。

ディープなロシア情報の発信地

「チェブラーシカのグッズ」(810円~)
地理的には近くにありながら、なかなか日本人が訪れる機会が少ないロシア。ロシア語が読める日本人の数はとても少なく、ロシアのかわいい雑貨にスポットライトが当たることは、本当にまれなのだそうです。 ロシアの絵本から生まれた、愛らしい姿が人気のキャラクター「チェブラーシカ」を眺めていると、「その物語は、もともとワニが主人公だったんですよ」と教えてくれた渡辺さん。そんなロシアにまつわるちょっとした情報を直接教えてもらえるのも、お店の魅力のひとつです。

ロシアで仕入れたこだわりのアイテム

お店に並ぶユニークな商品は、どれも実際に渡辺さんがロシアに出向き、仕入れてきたものばかり。年に2回、モスクワを中心に各地域へ出かけ、大きな工場の製品から個人の作家もののアイテムまで、丹念に買い付けを行っているそうです。 「小さなものほど、商品のディティールに違いがでやすい」と渡辺さん。ストラップや彫り物の裏など、細かな部分まで、しっかり品質をチェックしているとのことです。

個性的なマトリョーシカやマスコット

「宇宙テーマのマスコット」(8640円~)
お店に大量に並んでいるマトリョーシカは、実はハンドメイドのものばかりで、表情がすべて違います。ちなみにマトリョーシカが頭に巻いている(描かれている)ショールは、ウール100%で作られた薄くて温かい防寒具なのだそう。お店にもロシアから仕入れたショールがいくつか並んでいます。 また、宇宙をモチーフにしたアイテムも多く、なかを開けると乗組員のいるマスコットは、味わいとユーモアを感じます。

塗り物などの民芸品も多く揃います

そのほか、メイン写真で紹介したメゼン塗りの「クマ」や「ネコのマトリョーシカ」(各8640円~)や、他ではなかなか見ることのできないゴロジェツ塗り、ホフロ マ塗りなど、ロシアを代表する異国情緒あふれた民芸品も数多く展示販売されています。 ウクライナやブルガリアといった周辺国の食料加工品の販売もあり、ここでしか手に入らないものばかり。豊富なアイテムを見ていると、気分はまさにプチ海外旅行です。阿佐ヶ谷にある小さなロシアへ、ぜひ足を運んでみましょう。

ロシア雑貨店 パルク
ロシアザッカテン パルク
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谷川 梓
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