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紅葉が見事な情緒たっぷりの公園も。着物で歩きたい千葉県佐倉市の城下町

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紅葉が見事な情緒たっぷりの公園も。着物で歩きたい千葉県佐倉市の城下町
都心から電車に乗って約1時間。千葉県佐倉市は江戸時代に佐倉城が築かれ、その名残を今にとどめる城下町です。

今回は、前編に引き続き、佐倉市のおすすめスポットをご紹介します。佐倉藩士が暮らした武家屋敷や佐倉城跡を着物姿でめぐると、昔にタイムスリップした気分を味わえますよ。
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武士の生活がかいま見られる「佐倉武家屋敷」

武士の生活がかいま見られる「佐倉武家屋敷」 室内にあがれる武家屋敷もあり、江戸時代の生活様式を間近に見られる
京成佐倉駅から徒歩約20分、ゆるやかな坂道を上ると、江戸時代に武士が住み、今も生け垣や土塁が続く「武家屋敷通り」に着きます。佐倉市内では1980年代の調査で24棟もの武家屋敷が確認され、全国一の数を誇ったそうです。
柿やビワなど実がなる木を植え、野菜を育てていた庭も再現
この通りでは、江戸後期に建てられた3棟が「佐倉武家屋敷」として復元公開。住んでいた武士の身分によって屋敷の広さ、門や玄関の形が異なる様子も見て取れます。昔のままの座敷に正座して庭を眺めていると、タイムスリップしたような気分を味わえますよ。

近くにある「ひよどり坂」も、江戸時代とほとんど変わらない竹林に囲まれた道。こちらも雰囲気があって、今にも向こうから武士が歩いてきそうな感じです。

佐倉武家屋敷(サクラブケヤシキ)

千葉県佐倉市宮小路町57MAP

043-486-2947

9:00〜17:00(入館は16:30まで)

月曜(祝日の場合は翌日)

佐倉武家屋敷

紅葉が美しい「佐倉城址公園」

紅葉が美しい「佐倉城址公園」 晩秋の三逕亭。天気がよい日は庭の縁台でもお茶を楽しめる
佐倉城は江戸の東の守りとして、慶長16年(1611)から約7年の月日をかけて築城。堀や土塁が良好な状態で残され、千葉県で唯一「日本の百名城」に選ばれています。

「佐倉城址公園」は、「佐倉武家屋敷」から歩いて10分くらい。3月下旬~4月上旬には50品種1100本の桜が次々と開花し、11月上旬〜12月上旬には紅葉、2月下旬〜3月上旬には梅の花が園内を彩ります。
かつての建物はないが、樹齢400年のモッコクをはじめ緑があふれる城址公園
東京都港区の乃木神社から移築された茶室「三逕亭(さんけいてい)」では、日曜と祝日に茶席を設けています。景色を楽しみながら、お茶をゆっくりいただくのもよいですね。

佐倉城址公園(サクラジョウシコウエン)

千葉県佐倉市城内町117MAP

043-484-6165

日曜・祝日10:00〜15:30(三逕亭)

佐倉城址公園

焼きたてワッフルがおいしい「カフェシュクル」

焼きたてワッフルがおいしい「カフェシュクル」 スウェーデン語で“くつろぐ”を意味する雑貨スペース「SLAPPNA」
もし時間に余裕があれば、「佐倉城址公園」から徒歩約10分、佐倉市出身のオーナーが北欧を訪れたときに感じた居心地のよい場所を作りたいとオープンした「カフェシュクル」へ。

店内に飾られている動物や草花をモチーフとした北欧の雑貨はどれも素敵で、手に取ってみたくなるものばかり。一部販売している食器もあるので、お気に入りを見つけたらお店の方に聞いてみてくださいね。

おすすめメニューは、注文を受けてから焼く約15種類の味のワッフル。国産小麦粉と卵の配合にこだわった、外さくさく中ふんわりの食感がたまりません。

パスタやハンバーグ、日替わりで北欧名物のミートボールやサーモンのオープンサンドなども味わえるので、ランチにもぴったりですよ。

「ミックスベリーワッフル」(756円)。季節限定ワッフルもある

Cafe Sucre OCH SLAPPNA(カフェ シュクル オック スラップナ)

千葉県佐倉市城内町91-11MAP

043-308-8788

11:00〜L.O.17:30

月曜

Cafe Sucre OCH SLAPPNA

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佐倉市は県内最大の城下町として栄え、立ち寄りスポットも広い範囲にわたっています。一日ゆったりと過ごすことができそうですね。

※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。

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