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2016.11.06
京都発の体にやさしいファストフード。味噌汁ベースのポタージュスープ専門店「ミソポタ」
※こちらの記事は2016年11月6日に公開されたものです 日本のソウルフードのひとつ、お味噌汁。体にやさしいだけでなく、飲むと心も癒されますね。そんなお味噌汁を新しいスタイルにして発信するお店が京都に登場。彩りも鮮やかな味噌汁ポタージュスープ「みそポタ」を味わってみませんか。

味噌汁ベースのポタージュスープ専門店

テイクアウトはもちろん、のれん奥のスペースでイートインもOK
阪急・河原町駅から徒歩約10分。六角通と富小路(とみのこうじ)通の交差点近くの北側に、「ミソポタ キョウト 京都本店」はあります。今年2016年3月30日、「みんなの味噌の日」にオープンしました。 「みそポタ」は、味噌汁をベースにしたポタージュスープ。「作るのに1年以上かかる味噌は、日本のスローフードの代表格。疲れているときに味噌汁を飲むと、ほっと癒される。そんな気持ちを味わったことのある人は多いのではないでしょうか」。そう話すのは、オーナーの床(とこ)さん。ご自身も大の味噌汁好きだそうです。「とはいえ、味噌汁を日常的に飲む人はすごく減っています。作るのが面倒、パンに合わない、飽きてしまう…。そんな声に応えられる新しい味噌汁を作ろう」。そんな床さんたちの思いから誕生したのが「みそポタ」です。

味噌汁の“ほっこり感”にホールフードの考え方をプラス

写真左から「はじまりの白(豆腐)」、「華やぐ紅(ビーツ)」、「ごほうびの黄金(かぼちゃ&さつまいも)」、「しずまりの緑(キャベツ&小松菜)」(いずれも518円、中サイズ)
「みそポタ」は、ホールフードの考え方も取り入れています。ホールフードとは、食材をまるごと食べること。皮も根っこもすべて使う調理法なので、「ミソポタ キョウト」では、オーガニックや農薬不使用、特別栽培などの安心素材を使っています。工房で、ひとつひとつの素材をていねいに下ごしらえし、野菜本来の味を大切にしながら、濃厚なポタージュスープを作ります。出汁や味噌をベースにすることで、角のない、やさしい味わいに仕上がるのです。 「栄養価の高い旬の素材を使うことにもこだわっています」と床さん。季節の移り変わりとともに、ラインナップが変わっていくのも楽しみですね。

お米由来のパンをサイドメニューに添えて

「米粉クロワッサン」(324円)みそポタとセットの場合、30円引き

「玄米トースト(ぽんせん)」(194円)みそポタとセットの場合、20円引き
サイドメニューもありますよ。米粉をつかって焼き上げたクロワッサンは、表面はさっくり、なかはもっちりとした一品。みそポタとセットでいただけば、しっかり一食となりそうです。また、床さんが「甘くないぽん菓子です」と紹介するのが「玄米トースト」。無農薬のササニシキで作ったもので、スープに浸しながら食べるのがおすすめです。

“ねこまんま”もニュースタイルに!

「お汁漬け」(626円)
寒くなるこれからの季節におすすめなのが「お汁漬け」。ごはんに味噌汁をかけて食べる“ねこまんま”を、「ミソポタ キョウト」らしく仕上げました。玄米ごはんに「みそポタ」をかけ、さらにトッピング付き。キャベツと小松菜のみそポタ「しずまりの緑」には、チーズとくるみがトッピング。まるでリゾットのような味わいですよ。 この冬の新製品は、カレー味の「みそポタ」が登場するそう。11月下旬に発売予定なので、ぜひ、チェックしてみてくださいね。

MISO POTA KYOTO京都本店
ミソポタきょうとほんてん
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