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ものづくりが盛んな町・鳥取の「民藝コーナー」を訪れてみませんか

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ものづくりが盛んな町・鳥取の「民藝コーナー」を訪れてみませんか
鳥取駅からほど近い「民藝館通り」には、美術館と工芸店、割烹の3店が軒を並べる建物があります。通称・民芸コーナー。うつわをはじめとする工芸品を観て、買って、実際に使って食べてみる。そんな素敵な体験ができる場所です。

吉田璋也が残した民芸品を展示する鳥取民藝美術館

吉田璋也が残した民芸品を展示する鳥取民藝美術館
因州和紙を張った障子。模様は朝鮮風の卍字崩しや和風麻葉紋などで和韓折衷のスタイル
日用品に「用の美」を見出し活用する民藝運動。鳥取の耳鼻科医・吉田璋也は柳宗悦に影響を受け、鳥取で民藝運動を広めました。「建築も民藝である」と吉田璋也自らが設計した土蔵造りの建築に、国内・海外で収集した民芸品が展示されています。1階・2階の展示室の陳列替えは半年ごと。地元の窯元の作り手が集まって話し合い、どの作品を展示するかを決めるそう。展示は器が中心で、建築や家具などもじつに素敵。暮らしのお手本がいっぱいです。

○鳥取民藝美術館(とっとりみんげいびじゅつかん)
[所]鳥取市栄町651
[TEL]0857-26-2367
[時間]10:00~17:00
[定休日]水曜
[アクセス]JR鳥取駅から徒歩5分

https://www.facebook.com/tottoritakumi

2階展示室の椅子は吉田璋也がデザインしたもの。畳に椅子の脚の跡をつけないよう工夫されている

鳥取の窯元の作品や工芸品を買うならたくみ工藝店 へ

鳥取の窯元の作品や工芸品を買うならたくみ工藝店 へ
因州・中井窯のうつわ。形の美しさと丁寧な仕事に裏打ちされた使い心地の良さを備える
因州・中井窯、延興寺窯、山根窯など、鳥取の窯元のうつわがまとめて見られるので、窯元を訪れる時間がない人にもおすすめできます。ほかにも、鳥取の手仕事品吉田璋也がプロデュースした暮らしの道具や生姜せんべいなどが買えます。吉田璋也との親交が深かった島根県の出西窯や湯町窯のうつわほか、全国のうつわも多数揃っています。

○たくみ工藝店 (たくみこうげいてん)
[所]鳥取市栄町651
[TEL]0857-26-2367
[時間]10:00~18:00
[定休日]水曜
[アクセス]JR鳥取駅から徒歩5分
鳥取・信夫工芸店の木工立ちびな。素朴ながら親しみ深いお顔で贈りものにぴったり

民藝のうつわで名物のカレーライスをいただきます

民藝のうつわで名物のカレーライスをいただきます 鳥取和牛味噌みそ煮込カレー1080円。鳥取和牛とネギを煮込み、コクと味の深みを出すために味噌を入れて仕上げる
1962年に吉田璋也によって開かれた割烹店。民藝のうつわで、地元・鳥取の食材を使った郷土料理が楽しめます。ランチのなかでもとくに人気があるのは、鳥取和牛のみそ煮込みカレー。夜は吉田
璋也考案のしゃぶしゃぶのルーツといわれる鳥取和牛すすぎ鍋をぜひ。コクのあるごまダレでいただきます。

○たくみ割烹店 (たくみかっぽうてん)
[所]鳥取市栄町652
[TEL]0857-26-6355
[時間]11:30~14:00、17:00~22:00(L.O.21:00)、日曜は21
:00閉店(L.O.20:00)
[定休日]第3水曜(8・12月は除く)
[アクセス]JR鳥取駅から徒歩5分
吉田璋也好みの民藝品に囲まれた空間は、ほぼ開店当時のまま

『「吉田璋也生活デザイン」展』が開催中

『「吉田璋也生活デザイン」展』が開催中
5/6(水・祝)まで、鳥取県鳥取市民藝館通り周辺にて『「吉田璋也生活デザイン」展』が開催されています。

「吉田璋也生活デザイン〜鳥取民藝の重なりと展開〜 」と題し、「吉田璋也の新作民藝」、「新作民藝から生活工芸へ」、「NEXT DESIGN」の3部構成に分け、吉田璋也が80年前に起こした生活デザインをわかりやすく紹介します。

吉田璋也は鳥取民藝美術館で創作のお手本となるような民芸品を展示し、たくみ工芸店で地元の器の販路を開拓、たくみ割烹店でその使い心地を実感する。3つの場所を通して、民芸を体感できる場を作り出した人です。璋也が確立した「知る、使う、買う」という流れの中から生まれた「今を生きる」素敵な生活デザイン用品が多数展示販売されます。

連動企画として「食べる民藝」、「旧吉田医院公開」、「子どもの民藝」を同時開催。日本民藝館 館長の深澤直人氏のスペシャルトークも行われる魅力的なイベントです。ぜひおでかけください。

※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。

文:

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