
初詣に訪れたら立ち寄りたい。おはらい町・おかげ横丁で楽しむ新年の味3選
2017.01.01

※こちらの記事は、2017年1月1日に公開されたものです。
日本人の心のふるさと、聖地ともいえる「伊勢神宮」。「外宮」は豊受大御神(とようけのおおみかみ)、「内宮」は天照大御神(あまてらすおおみかみ)がお祀りされています。
今回は、この「内宮」の門前町「おはらい町」、その中ほどにある賑やかな一角「おかげ横丁」で楽しめる新年の味を3つご紹介します。
日本人の心のふるさと、聖地ともいえる「伊勢神宮」。「外宮」は豊受大御神(とようけのおおみかみ)、「内宮」は天照大御神(あまてらすおおみかみ)がお祀りされています。
今回は、この「内宮」の門前町「おはらい町」、その中ほどにある賑やかな一角「おかげ横丁」で楽しめる新年の味を3つご紹介します。
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冷えた体が芯から温まる、伊勢で唯一の酒蔵の「甘酒」

伊勢で唯一の酒蔵である「伊勢萬」内宮前酒造所。五十鈴川の伏流水と、時間をかけてみがきあげたお米を用い、手作業でお酒がつくられています。ご紹介するのは看板商品である「おかげさま」の酒粕を使用した「甘酒」です。

「おかげさま」は、神恩と自然への恵みに感謝する”おかげさま”の気持ちと、おかげ参りの賑わいにちなんで名づけられたお酒。その酒粕を使った「甘酒」は、控えめな甘さとさっぱりした味わいが「飲みやすくておいしい」と、特に寒さの厳しい日にはひっきりなしに売れている人気商品。
参拝や散策で冷え切った体が芯から温まる、酒蔵の「甘酒」。おすすめです。
参拝や散策で冷え切った体が芯から温まる、酒蔵の「甘酒」。おすすめです。

伊勢萬 内宮前酒造場(イセマン ナイクウマエシュゾウジョ)
0596-23-8800
9:30~17:00(季節により変動あり)
無休

その場で焼いてもらえる、鈴木水産の新鮮な「あわび」

天照大御神に奉られたという、あわび。古来から日本ではハレの場に欠かせない、おめでたい食材として知られています。
おはらい町の北側の端あたりに位置する「鈴木水産 場外市場店」では、店先で焼かれた「あわび」を頂くことができます。漂う良い香りに誘われて、店内へ。焼きたてを食べられるというのは嬉しいですね。
おはらい町の北側の端あたりに位置する「鈴木水産 場外市場店」では、店先で焼かれた「あわび」を頂くことができます。漂う良い香りに誘われて、店内へ。焼きたてを食べられるというのは嬉しいですね。

店内には生け簀があり、あわびやカキ、大あさりの他、伊勢海老の姿も。
こりっとした食感のあわびをかみしめると、旨味が口いっぱいに広がり、磯の香りのする柔らかな肝も絶品です。
こりっとした食感のあわびをかみしめると、旨味が口いっぱいに広がり、磯の香りのする柔らかな肝も絶品です。
鈴木水産 伊勢神宮おはらい街 場外市場店(スズキスイサン イセジングウオハライマチ ジョウガイイチバテン)
0596-20-8558
9:00~17:00
月~金 ※祝日は営業

伊勢みやげの定番「赤福」の冬季限定の味「赤福ぜんざい」

伊勢みやげといえばこれ、というほど有名な「赤福」。看板商品「赤福餅」はもちろんですが、冬の時期だけ提供される「赤福ぜんざい」が今のおすすめ。
大粒の大納言小豆と、焼き目のついた大ぶりな角餅がふたつ入っています。すっきりした甘さの中に、小豆の風味がしっかり感じられるぜんざいは、さらっとしていつつ、適度なとろみもあって、香ばしい角餅にもよく馴染みます。
大粒の大納言小豆と、焼き目のついた大ぶりな角餅がふたつ入っています。すっきりした甘さの中に、小豆の風味がしっかり感じられるぜんざいは、さらっとしていつつ、適度なとろみもあって、香ばしい角餅にもよく馴染みます。
赤福本店(アカフクホンテン)
0596-22-7000
本店 5:00~17:00※年末年始の営業時間は公式HPをご覧ください
無休
*1月中おはらい町では「赤福本店前別店舗」「赤福内宮前支店」(12月31日21:00~1月4日まで「赤福ぜんざい」休止)、おかげ横丁は「団五郎茶屋」で頂くことができます。
寒さの中の初詣で冷えた体を、新年ならではの「味」であたため、ほっとひと息つくのはいかがでしょうか。
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
文:写真/中村美穂