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2017.03.07
パワースポットから日帰り温泉まで。都内から約1時間半で行ける、日帰り熱海さんぽ
※こちらの記事は2017年3月7日に公開されたものです 都内から各駅停車でも約1時間半ほどで行ける熱海。観光スポットやおしゃれなカフェなどの見所がコンパクトにまとまっていて、東京からの日帰り旅にもぴったりの街です。今回は、熱海の観光名所と美味しい地元食に加えて、定番の温泉も満喫できる日帰りさんぽプランをご紹介します。

樹齢2100年超の大楠が話題「來宮神社」
熱海に着いて最初に立ち寄ったのは「來宮神社」。本殿や鳥居の朱色と常緑樹の葉の色のコントラストが、晴れた日には特にはっきりと目に映ります。 本殿の奥に進むと、国内屈指のパワースポットとしても話題になっている本州最大の巨樹・大楠があります。カメラにおさまらないほど大きな巨樹は、目の前にするとただただ圧倒されるばかりです。 樹齢2100年以上にもなり、今なお成長し続けていることから、健康長寿・心願成就の御神木と伝えられるようになったそうですよ。
樹齢2100年超にもなる大楠。「心に願いを秘めながら大楠を1周すると願い事が叶う」と言われている
境内のフォトスポットにあるカメラ台には、スマホを立てることもできる
「若い人にも神社を身近に感じてほしい」という宮司さんのアイデアが随所に見えるのが、來宮神社の特徴。境内のフォトスポットには、記念写真が撮りやすいようにカメラ台が設置されているなど、神社の魅力を満喫できる工夫がたくさんあります。
來宮神社
キノミヤジンジャ

來宮神社内のカフェ「報鼓」で、来福スイーツを

おまんじゅうやロールケーキなどの「来福スイーツ」がたくさん
來宮神社のお参りを終えたら、本殿横にあるオープンカフェ「報鼓」でひと息いれましょう。 近隣のお菓子屋さんや飲食店が神社に縁のある食材で作った「来福スイーツ」が人気です。イートインできるケーキからおみやげにできる個包装のお菓子まで、様々な種類から選べるのが嬉しいですね。
茶寮 報鼓
サリョウホウコ

古民家を改装した「KICHI+」で、しらすの丼ぶりランチ
三色丼(丼・付合せ2種・みそ汁)(1300円)
熱海駅徒歩5分のところにある「KICHI+(キチプラス)」に到着。地元出身のオーナーが昔から食べていたという、駿河湾で採れたしらすの丼ぶりランチをいただきましょう。 人気メニューは、ゆでしらす・生しらす・ゆで桜エビをたっぷりとのせた「三色丼」。味も食感も異なる3種の海の幸を、一皿でいただくことができます。最初はそれぞれをしっかり味わい、あとから具を混ぜて食感と味のハーモニーを楽しむのもおすすめですよ。 お店の建物は、以前は果物屋さん兼住居だったという古民家を改装したのだそう。その名残で、2階は当時の和室住居の雰囲気を残しつつ、洗練された雰囲気の内装になっています。
和室住居の雰囲気を残した2階内装

KICHI+
キチプラス

旅の終わりは日帰り温泉「大月ホテル 和風館」へ
高野槙露天風呂(写真提供:大月ホテル和風館)
せっかく熱海に来たのですから、日帰り旅の〆は温泉といきたいところ。「大月ホテル 和風館」では、ハンドタオルとバスタオルのレンタルを含めて1800円で温泉に入ることができます。最終入館は夜6時までなので、一日たっぷり熱海で遊んだ帰りに寄れるのは嬉しいですね。 「美肌の湯」としても評判が高い藤沢湯を使っているので、入浴後は肌がつるんとして気分が良くなります。 樹齢300年の高野槙を使った「高野槙露天風呂」は、高野槙の香りとほの暗い照明のおかげで、すうっとリラックスできます。ぽかぽか心地よくて、体の芯まで温まりますよ。
大月ホテル和風舘(日帰り入浴)
オオツキホテルワフウカン
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松本沙織
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