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フォトジェニックな空間♪札幌のディープな文化を中継するゲストハウス「UNTAPPED HOSTEL」

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フォトジェニックな空間♪札幌のディープな文化を中継するゲストハウス「UNTAPPED HOSTEL」
「UNTAPPED HOSTEL」(アンタップド ホステル)は、温もりのある洗練された空間での上質な休息とともに、札幌の文化に触れることができるゲストハウス。札幌出身のオーナーは地元の様々なカルチャーとのつながりも深く、札幌に住む人から旅人まで、いろいろな文化が交差する場所となっています。

札幌で長く愛される名店「ごはんや はるや」もゲストハウス内にあり、貴重な食の体験もできますよ。

どこを切り取っても絵になる多彩な空間

どこを切り取っても絵になる多彩な空間 フロントにある木製の棚には、ダイヤル式の懐かしい感じがする鍵が並ぶ。こうした一つひとつの小物も、旅の思い出を彩ってくれるものばかり
「UNTAPPED HOSTEL」があるのは、北海道大学のキャンパスに近い地下鉄「北18条」駅のすぐそば。通りに面したグレーの縦長のビルが「UNTAPPED HOSTEL」です。

以前はうなぎ料理店だったという縦長のビルをリノベーションして作られており、1Fにはフロントと「ごはんや はるや」があり、2Fから5Fまでが宿泊スペースになっています。

入ってすぐには、大きな薪ストーブと木製のテーブルとチェアが並ぶ空間と、こぢんまりとしたフロント。建物全体はコンクリートを基調としながらも、木材やカラフルなタイル、彫刻が施された扉など、いろいろな建材が取り入れられた、多彩な空間が広がっています。

友人たちと作り上げたスタイリッシュで温もりのある内装

友人たちと作り上げたスタイリッシュで温もりのある内装 [Photo:Ryoichi Kawajiri]ドミトリーも快適すぎるほどだがが、個室もあり。どの部屋も細かなところまで手が込んでいる。
「結婚を機に札幌に戻ってきてからは、自分がどういうゲストハウスをやりたいのかイメージを固めていきました。漠然と1Fにバーなどの飲食店があったらいいなというのはあって、旅人と地元の人との交流の場になればいいなと考えていました」とオーナーの神さんは語ってくれました。

旅人としていろいろなところを訪れたなかで、どんなゲストハウスがいいか温め続けていたそう。

このホステルの軸ともいえるスタイリッシュな内装は、神さんと古い付き合いのある友人のアイデアによるものだそう。近い関係の人が手がけているということもあり、温もりある空間になっているのかもしれません。

何もかも親切丁寧にしないサービスが生む“安らぎ”を大切に

何もかも親切丁寧にしないサービスが生む“安らぎ”を大切に [Photo:Ryoichi Kawajiri]ドミトリーはプライベートに配慮したつくり。高級ホテルと同じマットレスを使用しており、旅の疲れを癒やしてくれること間違いなし
また、他にも神さんならではの思いがありました。

「あまりわかりやすくないようにしたいというのもありましたね(笑)。地産地消だとか、ローカルとの触れ合いだとか、そういうわかりやすいキーワードを大きな声で言う必要もないなと。実際に泊まればここがどんな宿かはわかるし、わからないことはスタッフに聞いてもらえばわかるはず。

何もかも親切丁寧にするよりも、どこか不明な部分があるからこそ知りたくなることもあると思うんです。もちろん宿としての快適に泊まって頂く努力を続けながらも、数値化できないような、安らぎとか想像力とか、そういったことを感じてもらえれば嬉しいなと」
[Photo:Ryoichi Kawajiri]照明や扉、タイルなどの建材をタイから取り寄せている。どこか異国情緒のある雰囲気はそのため
宿の名前にある「UNTAPPED(アンタップド)」は、「未開発な」という意味があります。札幌の未開発な部分を発見していく、ここに訪れることで、自分の中の未開発な部分を発見するなど、いろいろな意味が込められているそう。

自然と会話が盛り上がる空間

自然と会話が盛り上がる空間 取材日は、近くの洋食店で夜ごはんを。北大が近くにあるので、学生向けの食堂や居酒屋も多数。この地域に詳しいスタッフにオススメを聞くのも◎
話上手な神さんのおかげか、遠くにやってきたという開放感を皆が持っているからか「UNTAPPED HOSTEL」はオーナーと宿泊客、宿泊客同士の会話が自然と盛り上がる場所。

取材時も、どこが札幌の観光には面白いかなどと話し込んだ滞在客の方お二人と食事へ行くことに!今までいろいろなゲストハウスに泊まりましたが、こうして自然に宿泊者と話し込み、親しくなった人と外出したのは初めての出来事。

会ったばかりの方だったので少し緊張しましたが、仕事の話やそれぞれの札幌の話など、話題は尽きることがありませんでした。
[Photo:Ryoichi Kawajiri]大きなソファの上でたくさん話をしました。札幌の観光についてや地方ならではのことなど……。旅行中の開放的な空気も加わり、時間を忘れて話しこんでしまいました
旅行先でこんなにくつろいだ気持で会ったばかりの人と交流できるなんて驚きでした。「ゲストハウスが楽しいっていうのはこういうことなのか」と、納得しました。

ひとり夜ごはんにもおすすめ「ごはんや はるや」

ひとり夜ごはんにもおすすめ「ごはんや はるや」 [Photo:Ryoichi Kawajiri]食事のメニューはその日によって変わるので、黒板をチェック。見た目にも華やかで噛みしめるごとに味わい深い料理の数々には、北海道ならではの魚介を使ったものも
1F部分にある「ごはんや はるや」や、宿泊客以外も利用できるので、札幌に来た際にはぜひともおすすめしたいお店です。北海道の旬の恵みを使い、和食をベースにした料理は、滋味深い味わいものばかり。

名物は、絶妙な加減で火を通したタコの足と山椒の入った「たこめし」。ランチに訪れるのもよいですが、ここはやはり夜ご飯を食べつつ一杯飲んで、そのまま宿泊したいもの。カウンター席もあるので、1人でのごはんも安心です。

ジンギスカンが楽しめる別館もオープン

ジンギスカンが楽しめる別館もオープン [Photo:Ryoichi Kawajiri]友だちの家に来たかのように、リラックスできるインテリアの別館。こだわりのスピーカーから流れる音楽もたまらない
多くのゲストハウスが会社規模で運営され、大規模に展開するなかで、ここは、神さんという個人のオーナーが経営しています。個人が目の届く範囲でやっているからこそ、伝わることもあるんだなということをしみじみと感じることができました。

レコードを聴くことができる別館も本館の裏にオープンしたばかり。こちらには庭があるので、時折BBQが開催されることも。外でのビールが美味しいその時にもまたここを訪れようと心に誓ったのでした。

※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。

文:

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