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山椒を使ったナッツが話題。フルーツ王国和歌山の魅力が詰まった「FROM FARM」

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山椒を使ったナッツが話題。フルーツ王国和歌山の魅力が詰まった「FROM FARM」
和歌山県の北部、海南市にショップ&カフェを構える「FROM FARM(フロムファーム)」は、和歌山産の農産物を加工してグラノーラやグリルナッツなどを作っているブランド。

フルーツ王国、和歌山ならではの新鮮なフルーツと、国内生産量一位を誇り、高品質で知られる山椒などを組み合わせた商品たちは、他にはない味わいが楽しめると評判を集めています。

フルーツや山椒…素材のおいしさをギュッと凝縮

フルーツや山椒…素材のおいしさをギュッと凝縮 「DRIED FRUITS ( ドライフルーツ ) - PERSIMMON ( 柿 )」(50g 734円)「DRIED FRUITS ( ドライフルーツ ) - KIWI ( キウイ )」(42g 734円)「DRIED FRUITS ( ドライフルーツ ) - CITRUS ( 不知火 )」(30g 734円)
「FROM FARM」の定番商品はドライフルーツ、ナッツ、グラノーラの3品。販売を開始してから3年が経ち、今では全国のインテリアショップやホテル、グローサリーショップ、書店など様々な場所で販売されています。
「GRILLED NUTS ( ミックスナッツ )ハーフサイズ」(90g 810円)
数ある商品の中でも一番人気なのが「GRILLED NUTS ( ミックスナッツ )ハーフサイズ」。メープルナッツに山椒を合わせ、山椒のぴりっとしびれるフレーバーがクセになる美味しさ。

コーヒーやお酒との相性もよく、バーのおつまみとして愛用されているのも納得です。
「GRANOLA ( グラノーラ ) - CITRUS & KIWI ( 不知火&キウイ )」(190g 1350円)
「GRANOLA ( グラノーラ ) - CITRUS & KIWI ( 不知火&キウイ )」は、柑橘の王様とも称される和歌山産『不知火』とほどよい酸味の和歌山産『キウイフルーツ』の自家製ドライフルーツが入ったグラノーラ。 ミルクやヨーグルト、バニラアイスなどに合わせると◎

「山椒」の課題解決のため「FROM FARM」がスタート

「山椒」の課題解決のため「FROM FARM」がスタート 奥様と一緒に「FROM FARM」の企画・製造・販売をこなす、大谷幸司さん
「FROM FARM」代表、大谷幸司さんは菊栽培農家の生まれ。愛知で社会人経験を積んだのち、10年前から稼業を継ぐため海南市にUターンしました。

「Uターンしてから数年後、山椒農家の方から収穫したての山椒を食べさせてもらう機会があったんです。その時、本当の山椒ってこんなに香り高くて美味しいんだと知って、山椒の可能性を感じて商品開発を始めました」(大谷さん)

志のある料理家たちとコラボレーションして作った「JAPANESE NOMADIC SALT」

志のある料理家たちとコラボレーションして作った「JAPANESE NOMADIC SALT」 「JAPANESE NOMADIC SALT」(50g 1080円)
新しいアイデアが浮かぶとすぐに動いてしまうという大谷さん。

フードディレクター・野村友里さんを雑誌で見かけ、この人なら!と打診。

「ちょうど彼女たちが始めようとしていた『Nomadic kitchen』というプロジェクトで山椒を使った商品を作ろうという事になりました。“Nomadic Kitchen”とは、食を通じて、その土地の風土や文化を身体に取り込み、作り手の想いを伝え、残していくという料理人たちのプロジェクトです」(大谷さん)
レストランのシェフや料理家などにも愛用者が多い
念願叶って、野村さんを含むNomadic kitchenのシェフたちとのコラボレーションが実現。1年かけて「JAPANESE NOMADIC SALT(ジャパニーズ・ノマディック・ソルト)」が完成します。

風味豊かなぶどう山椒と、柚子ピールの甘味と爽やかさがマッチした「JAPANESE NOMADIC SALT」は肉料理や魚料理はもちろん、オリーブオイルと一緒にサラダにもぴったり。料理の楽しさがふくらむ調味料です。

身近なヒントから、ドライフルーツ作りへ

身近なヒントから、ドライフルーツ作りへ みかん農家の倉庫を改装し、ドライフルーツの加工場に。1年前からはカフェも併設
その後、山椒を作る過程で行われる“乾燥”にヒントを得た大谷さんは、ドライフルーツ作りを検討。

「乾燥機」を山椒農家の方に譲り受け、みかん農家の倉庫を加工場として改装し、本格的に製造をスタートします。
出来上がったドライフルーツは、インテリアライフスタイルショーに出店したことをきっかけに販路を拡大。

“山椒を使ったドライフルーツ”という珍しさだけではなく、洗練されたパッケージデザインも評価され、全国からオーダーがくるようになります。
「食品を販売しているショップだけではなく、ライフスタイルを提案しているようなインテリアショップやアウトドアのショップから声がかかってくるのが面白いですね。想定と違う展開を見せ始めています」(大谷さん)

新しいカフェ事業と今後目指すこと

新しいカフェ事業と今後目指すこと カフェは奥様の奈穂子(なおこ)さんと運営している
ドライフルーツの展開から今ではグラノーラやナッツの製造販売も行うように。1年前からは、この加工場をカフェとしての運営も始めています。

おすすめメニューは「BLTサンド」(添え野菜付き・700円)。日本最南端にある和歌山・串本のベーカリー「nagi」の食パンにベーコン、レタス、トマト、チーズを挟んだボリュームのあるホットサンドです。

スイーツメニューは「キャラメルパウンド」(300円)や「バナナケーキ」(300円)「チーズケーキ」(300円)のほかに、旬のフルーツを使ったスイーツが季節ごとに登場。素材の味を活かした、フレッシュでナチュラルな味わいが楽しめます。
「巨峰スムージー」(600円)
「メニューは季節のフルーツや野菜を使ったものが中心。忙しい毎日ですが、お客さんとの出会いがうれしいですね」(奈穂子さん)
「カフェはまだまだ手探りの状況。ゆくゆくは農業を起点にしてエリア全体を盛り上げたい」と話す大谷さんの意識は既に次に向かい始めています。
1階カウンター席には、昼過ぎから地元の人たちが集まる。2階にはテーブル席もあり。天井の梁はみかん貯蔵庫時代のもの
「商品を作る事はあくまで手段であって、いろいろな形で農業の現場の可能性を探っていきたいです」(大谷さん)

産地の現状や魅力を様々なかたちで発信している大谷さん。これからの「FROM FARM」がどのような展開をしていくのか楽しみです。

FROMFARM(フロムファーム)

和歌山県 海南市下津町方1378-3 MAP

073-488-4196

金・土曜 12:00〜23:00、日曜 10:00〜18:00

月・火・水・木曜

FROMFARM

※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。

文:

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