
【埼玉】川沿いのカフェと名栗湖のカヌー遊びでリフレッシュ!緑きらめく飯能・名栗エリアへ
2018.04.23

2019年春に「ムーミンバレーパーク」のグランドオープンが決まり、いま注目の飯能(はんのう)。飯能市西側の名栗エリアには水と緑にあふれた美しい里山が広がっています。この自然に魅了された人たちが、素敵なカフェを次々とオープンしている注目のエリアを訪ねてみました。
川沿いの一軒家カフェで味わうスイーツ&家庭料理

名栗エリアは池袋駅から飯能駅まで西武線特急で約40分、そこから路線バスに揺られること約30~45分。名栗湖ではカヌー遊びやレンタサイクルもでき、初夏の小旅行にぴったりの場所です。
飯能駅からバスで30分、唐竹橋バス停すぐにある黒壁のシックなデザインのカフェ「kitchen2687(キッチンニロクハチナナ)」は、2017年春のオープンから2年目を迎えたばかり。「川のそばに住みたいね」と話していたオーナー夫妻がこの場所にめぐり合ったことが、カフェオープンのきっかけになったそうです。
カフェの店名は、オーナーの治朗(じろう)さんと華誉(はなよ)さんのキッチンという意味で、いつも食べている家庭料理を気軽に、おなかいっぱい食べてほしいという思いがこめられています。
飯能駅からバスで30分、唐竹橋バス停すぐにある黒壁のシックなデザインのカフェ「kitchen2687(キッチンニロクハチナナ)」は、2017年春のオープンから2年目を迎えたばかり。「川のそばに住みたいね」と話していたオーナー夫妻がこの場所にめぐり合ったことが、カフェオープンのきっかけになったそうです。
カフェの店名は、オーナーの治朗(じろう)さんと華誉(はなよ)さんのキッチンという意味で、いつも食べている家庭料理を気軽に、おなかいっぱい食べてほしいという思いがこめられています。

食事メニューは2種類。特製ミートソーススパゲッティは、生クリームを絡めたスパゲッティに、肉がごろごろとたくさん入ったソースがたっぷり。肉の旨みとクリームの相性のよさに驚きです。もう1つの牛肉の汁物と卵かけごはん、小鉢がついた「椀プレート」も人気を二分するメニューです。
ティータイムには週替わりのパウンドケーキやマフィンを。フルーツはもちろん、白味噌や酒粕、ローズマリーなどを加えたりしたさまざまなアレンジに心躍ります。夏には抹茶パフェも登場します。
ティータイムには週替わりのパウンドケーキやマフィンを。フルーツはもちろん、白味噌や酒粕、ローズマリーなどを加えたりしたさまざまなアレンジに心躍ります。夏には抹茶パフェも登場します。

治朗さんが植栽を担当する庭も見どころのひとつ。5~6月になると緑が濃くなり、季節の花が咲き、すぐ下を流れる川から蛍が飛んでくることもあるのだそう。初夏はぜひウッドデッキの席で過ごしましょう。
kitchen2687(キッチン ニロクハチナナ)
080-4186-2687
11:30~19:00(L.O.18:30)
日~水曜

名栗のおいしい水で仕込む、もちもちのオーガニック食パン

峯バス停からすぐの場所にあるパン工房併設のパン屋「Ampel」(アンペル)。工房で作られるパンを販売するのは土曜の午前中だけとあって、はやばや完売することも多いのだそう。確実に手に入れたいという人は、事前に電話予約をするのがおすすめです。


「アンペル」の顔といえば、4種類のオーガニック素材を使った食パン。水分を閉じ込めて焼いた角食パンは、焼かずにそのまま食べるのがおすすめ。驚くほどしっとりもちもちのパンをかみしめると、素材のおいしさも口に広がってきます。木曜限定で「アンペル」のファンという「kitchen2687」でも販売していますよ。
パン職人の矢吹さんが目指したのは、食べて健康になれるようなオーガニックのパンを作ること。全粒粉で焼いた「レーズン食パン」(600円)にも、オーガニックレーズンがたっぷりです。
シンプルな素材でパンをつくる際に重要なのは水。このしっとり感はパンに水分をたくさん入れていることで生み出されているのです。名栗の水のおいしさが活かされています。
パン職人の矢吹さんが目指したのは、食べて健康になれるようなオーガニックのパンを作ること。全粒粉で焼いた「レーズン食パン」(600円)にも、オーガニックレーズンがたっぷりです。
シンプルな素材でパンをつくる際に重要なのは水。このしっとり感はパンに水分をたくさん入れていることで生み出されているのです。名栗の水のおいしさが活かされています。
パン工房 Ampel 名栗工房店(パンコウボウアンペル ナグリコウボウテン)
070-4073-1105
8:00〜11:00(売り切れ次第閉店)
日~金曜

スキレット料理やBBQプレートでキャンプ気分に

「アンペル」から徒歩10分、四海橋が架かる川のそばにあるカフェ「Blue Tarp」(ブルータープ)。BBQやキャンプで作るような料理が味わえます。キャンプ好きのオーナーが、名栗でアウトドアを楽しんでもらうための拠点として始めた「Naguri Base」(ナグリベース)の2階にあります。
川のせせらぎが心地よいカフェの定番メニューは、アウトドアでおなじみのスキレット料理。鶏塩こうじ焼きやポークチョップなど、肉料理もアツアツでいただけます。週末はじっくり低温で焼くスペアリブがついたスキレット料理の「BBQプレート」(1200円~)が人気です。
川のせせらぎが心地よいカフェの定番メニューは、アウトドアでおなじみのスキレット料理。鶏塩こうじ焼きやポークチョップなど、肉料理もアツアツでいただけます。週末はじっくり低温で焼くスペアリブがついたスキレット料理の「BBQプレート」(1200円~)が人気です。


スイーツを担当するのは女性店長。女性ならではの繊細な感性でつくられ、季節のデザートは、イチゴや栗など旬の食材を使ったモンブランや、冷たい白ごまのお汁粉など、やさしい味わいです。

1階の「ナグリベース」ではマウンテンバイクやバーベキューグリルのレンタル(要事前予約)ができます。敷地内の階段から降りられる河原や建物3階にBBQスペースがあり、食材をカフェで購入し、オーナーに教えてもらいながら気軽にアウトドアランチも楽しめます。
名栗観光にぴったりな赤いマウンテンバイクは身長に合わせた3サイズ。自然のなかを、ゆっくりペダルをこいでサイクリングしましょう。疲れたらカフェに寄るのもおすすめです。
〇Naguri Base(ナグリベース)
【営業時間】8:00~17:00(レンタサイクルは最終受付15:00)
【定休日】月曜
【レンタサイクル料金】1日2500円(要身分証明書、予約がおすすめ)
【HP】https://naguri.jp/
名栗観光にぴったりな赤いマウンテンバイクは身長に合わせた3サイズ。自然のなかを、ゆっくりペダルをこいでサイクリングしましょう。疲れたらカフェに寄るのもおすすめです。
〇Naguri Base(ナグリベース)
【営業時間】8:00~17:00(レンタサイクルは最終受付15:00)
【定休日】月曜
【レンタサイクル料金】1日2500円(要身分証明書、予約がおすすめ)
【HP】https://naguri.jp/
BBQ & Camping Kitchen Blue Tarp(バーベキュー アンド キャンピング キッチン ブルータープ)
042-978-9801
11:00~17:00(L.O.16:30)
月曜

飯能産西川材の手づくりカヌーで優雅に湖上へ

最後は湖面の青と湖周辺の森とのコントラストが美しい、有間ダムの名栗湖へ。さわらびの湯バス停から名栗湖を眺めて歩くこと約30分の湖畔に、名栗カヌー工房があります。ここでは良質な木材として知られる飯能産の西川材でカヌーを作っています。江戸の西の方の川から運ばれてきた木材ということで古くから“西川材”と呼ばれています。
名栗湖で、工房の職人手づくりの本格的なカナディアンカヌーで楽しむカヌーを体験してみましょう。初心者でもレクチャーをしてもらえるので安心です。5月は新緑も美しく、時間を忘れて湖上で過ごすには最適の時期ですよ。
名栗湖で、工房の職人手づくりの本格的なカナディアンカヌーで楽しむカヌーを体験してみましょう。初心者でもレクチャーをしてもらえるので安心です。5月は新緑も美しく、時間を忘れて湖上で過ごすには最適の時期ですよ。


工房内では木工製品も販売。西川材のヒノキなど5種類の材から切り出して作った木製のマグカップ「飯能ククサ」が人気アイテム。温かみのある無垢材のカップは、小物入れとしてや、飾っておくだけでもすてきですね。
名栗カヌー工房(ナグリカヌーコウボウ)
042-979-1117
9:00~17:00(カヌーは~16:30)、カヌーレンタルは1日1艇2000円+保険料500円(1名につき)、要予約
無休

飯能・名栗エリアには、カヌーの上で時間を忘れのんびり過ごしたり、緑の中のサイクリングなど、一日たっぷり過ごせるアクテビティもそろっています。川を眺めながらお気に入りのカフェでひと休みすれば、心がリラックスしていくのを感じられますよ。初夏の週末は飯能へ出かけてみませんか。
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
文:細江まゆみ 写真:加藤武美