450年以上続く、京都で2番目に古いお店『みなとや幽霊子育飴本舗』
この辺りは、この世とあの世の境である「六道の辻」と呼ばれていているそうで、ゲゲゲの鬼太郎のルーツともなった昔話で有名な“幽霊子育飴”を販売されています( ˘ω˘ )
子供を想うお母さんの気持ちを現したような、昔懐かしい優しいお味の飴でした♪
〜子育て幽霊のお話〜
今は昔、慶長四年京都の江村氏妻を葬りし後、数日を経て土中に幼児の泣き声あるをもって掘り返し見れば亡くなりし妻の産みたる児にてありき、然るに其の当時夜なよな飴を買いに来る婦人ありて幼児掘り出されたる後は、来らざるなりと。
此の児八才にて僧となり修行怠らず成長の後遂に、高吊な僧になる。
寛文六年三月十五日、六十八歳にて遷化し給う。
されば此の家に販ける飴を誰いうとなく幽霊子育ての飴と唱え盛んに売り弘め、果ては薬飴とまでいわるゝに至る。
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