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額縁店の奥にある秘密の隠れ家で、時をこえたビールを味わう。名古屋「納屋橋TWILO」

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額縁店の奥にある秘密の隠れ家で、時をこえたビールを味わう。名古屋「納屋橋TWILO」
名古屋の中心地を流れる堀川沿いにある額縁専門店「高山額縁店」。この店の奥に、明治時代に誕生した幻の「カブトビール」が味わえる“隠れ家的サロン”が存在します。一見、入り口がどこかわからない…そんな知る人ぞ知る秘密のお店をこっそりご紹介します。

額縁店の中に隠れたビアバー

額縁店の中に隠れたビアバー シックな外観の「高山額縁店」
「高山額縁店」は、名古屋駅から歩いて15分程度、堀川に架かる納屋橋のすぐそばにあります。

店内には多種多様な額縁がずらりと並び、その豊富な品ぞろえは老舗の専門店ならでは。照明などのインテリアにも額縁が使用されています。
額縁を使用したユニークな照明
店の奥にある小さなドアを開けると、20席ほどのこぢんまりとしたビアバーが出現。この隠れ家の名前は「納屋橋TWILO(トワイロ) カブトビール名古屋支店」といいます。
窓の外には堀川が流れる

流行にとらわれない小粋な空間

流行にとらわれない小粋な空間 時間を忘れてしまいそう
ビアバーの内装はレトロかつスタイリッシュな雰囲気。「時代の流れや流行りにとらわれず、50年、100年続くような場所を作りたかった」と店主の高山さんは話します。

老舗の喫茶店にあるような赤色のシックなソファーも、店主こだわりのチョイス。大きな窓の外には堀川が流れていて、川を眺められるテラス席も魅力的です。

カブトビールって?

カブトビールって? カブトビールのビンがずらり
ここで味わえるのは、明治31年に愛知県半田市で誕生し、明治から大正にかけて人気を博した「カブトビール」です。

現在も馴染み深いアサヒ、キリン、サッポロ、ヱビスに加えて、このカブトビールが当時、日本の5大ビールと呼ばれていたそうです。明治33年には、パリ万国博覧会で金牌を受賞したこともあるのだとか。

大正〜昭和初期を舞台にしたスタジオジブリのアニメーション映画「風立ちぬ」にも、当時名古屋駅前に実在したこのカブトビールの看板が登場しています。

その頃の名古屋駅前の写真

どこか懐かしい、ノスタルジックな味わい

どこか懐かしい、ノスタルジックな味わい 生カブトビールが味わえる店は貴重
カブトビールは太平洋戦争の激化により工場を閉鎖。その後長い年月を経て、平成16年に復刻されました。現在は当時の工場の遺構である「半田赤レンガ建物」など、半田市を中心とした一部の飲食店のみで味わうことができます。

カブトビールは、どこかノスタルジックで芳醇な味わいと、柔らかな喉越しが特徴です。

貴重な「生カブトビール」が味わえる!

貴重な「生カブトビール」が味わえる! 左「生カブトビール 大正」(650円)、右上「メキシカンナチョス」(800円)※税込価格
納屋橋TWILOでは毎週、スタッフが製造工場のある半田市に出向いて、出来たての生ビールを仕入れています。

生カブトビールは、ワインに近しい味わいの黒ビール「明治」、麦の味が香ばしいクラシックラガーの「大正」の2種類があり、時期により交替で提供しています。

ビールのほか、グラスワインやカクテルなどのアルコール類やソフトドリンク、フードメニューも充実。人気のおつまみはメキシカンナチョスで、ナチョスの上にキャベツとチーズがふんだんに乗ったボリュームたっぷりの一品です。

なぜ名古屋でカブトビール?

なぜ名古屋でカブトビール? テラス側の入り口には「カブトビール名古屋支店」の看板が
しかし、どうしてここ名古屋でカブトビールを提供しているのでしょうか。

実は、このお店がある納屋橋のすぐ側にかつてカブトビールの営業拠点があり、納屋橋のランドマーク的存在であったそうです。店主の高山さんは、そんな“納屋橋のシンボル”を復活させたいという思いで、ご自身の額縁店内にカブトビールが飲めるこの場所を作りました。
店名のTWILO(トワイロ)とは、永遠(とわ)の色、つまり永遠に色あせない文化を語り継いでいきたいという思いが込められています。

カブトビールの歴史や文化に思いを馳せながら、この素敵な空間で生カブトビールを味わってみてはいかがでしょうか。

納屋橋TWILO カブトビール名古屋支店(ナヤバシトワイロ)

愛知県 名古屋市中村区名駅南1-1-17 MAP

052-541-7813 (※お問い合わせの際は「トワイロスタッフ」をお呼び出しください)

12:00〜23:00(LOフード22:00、ドリンク22:30)

日曜、祝日

納屋橋TWILO カブトビール名古屋支店

※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。

文:

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