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【全国】かわいい郷土玩具集めました♪

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【全国】かわいい郷土玩具集めました♪
素朴で愛らしい表情の郷土玩具。その土地ならではの素材やモチーフに、家内安全や子どもの成長を願うといった思いが込められています。

今回は日本各地からセレクトした、かわいい民芸玩具をご紹介。旅先で出会ったら、ぜひあなたのお家にも迎えてみませんか?

山形「お鷹ぽっぽ」&「相良人形」

山形「お鷹ぽっぽ」&「相良人形」 出典:「ことりっぷ山形」(一部 編集部私物あり)
「お鷹ぽっぽ」に代表される笹野一刀彫。サルキリという大きな刃物と、チヂレという細工刀を使い、一本の木から鳥モチーフを切り出していきます。羽の部分を見れば、その細かな技術に驚きます。

江戸時代から受け継がれる「相良人形」。現在は八代目が中心となって制作しています。「猫に蛸」など、ユーモラスなテーマも多くコレクション心を誘います。

岩手「チャグチャグ馬コ」・宮城「こけし」

岩手「チャグチャグ馬コ」・宮城「こけし」 出典:「ことりっぷ仙台」(一部 編集部私物あり)
毎年6月、岩手県の滝沢市~盛岡市の区間を、美しく飾った馬を連れて歩くお祭り「チャグチャグ馬コ」。その馬をモチーフにした同名の民芸品からは、馬を大切にしてきた歴史が感じられます。

東北地方のおみやげ屋さんで良く見かける「こけし」。三大発祥地とされているのは、福島の土湯系、宮城の遠刈田系、鳴子系こけしです。宮城県内各地でもよく見かけますが、エリアごとに特徴が異なります。伝統をベースにアレンジしたモダンなこけし雑貨もかわいいですよ。

福島「起き上がり小法師」&「赤べこ」

福島「起き上がり小法師」&「赤べこ」 出典:「ことりっぷ会津」
倒してもすぐ起き上がる姿がキュートな「起き上がり小法師」。会津地方では1月10日の「十日市」と飛ばれる縁日で、家族の人数よりひとつ多く購入して神棚に飾るのが習わしだそう。


会津の民芸玩具として有名な「赤べこ」は、厄除け、安産のお守りでもある縁起もの。その由来は、平安時代に蔓延した疫病を払った赤い牛にあるのだとか。

千葉「佐原張子」・東京「犬張子」

千葉「佐原張子」・東京「犬張子」 出典:「ことりっぷ千葉・房総」(一部 編集部私物あり)
郷土玩具の「佐原張子」は、千葉県指定の伝統的工芸品。こちらは香取市の「三浦屋」のもの。干支張子やダルマ、招き猫など縁起物も作られています。

子供の魔除けとして出産やお宮参りの贈り物などに使われる「犬張子」。犬のお産が軽いことにあやかり、平安時代に宮廷でお産の部屋に飾られた「 犬筥(いぬばこ)」が起源だともいわれています。

石川「もちつきうさぎ」&「加賀八幡起上がり」

石川「もちつきうさぎ」&「加賀八幡起上がり」 出典:「ことりっぷ金沢」
昭和初期まで、お祭りやお正月の縁起物として売られていたという玩具、「もちつきうさぎ」。糸を引っ張るとうさぎが愛らしい動きで餅つきをします。


たんすに入れておくと衣装が増えるといういわれがある張子の人形、「加賀八幡起上がり」。出産祝いや婚礼のお祝いにもよく贈られていたそう。職人さん手描きの表情が一つひとつ異なります。

どちらも、近江町市場からほど近い郷土玩具の老舗「中島めんや」で扱っています。

三重「ヨーヨー」・岐阜「さるぼぼ」

三重「ヨーヨー」・岐阜「さるぼぼ」 出典:「ことりっぷ伊勢志摩」、「ことりっぷ飛騨高山」
伊勢の神宮林のサルスベリの木材で作られているヨーヨー。江戸時代には、伊勢の参拝客に人気のおみやげ品だったのだとか。ほかに独楽やけん玉も「伊勢玩具」として親しまれています。

高山の方言で「さるの赤ちゃん」を意味する“さるぼぼ”。もとは、寒い冬に外で遊べない子どものために作られたのだそう。黒い頭巾をかぶり、伝統の飛騨刺し子の前掛けを身につけています。

香川「高松張子」&「讃岐かがり手まり」

香川「高松張子」&「讃岐かがり手まり」 出典:「ことりっぷ四国」
江戸時代初期に松平家の家臣により製法を伝えられた「高松張子」。なかでも代表は「奉公さん」と呼ばれる少女を模した人形。懸命な娘さんの言い伝えから作られ、県内外で嫁入り道具にもされていました。

平安時代、宮中の遊び道具だった手まりは、江戸時代に庶民にも普及。「讃岐かがり手まり」は、名産品であった木綿の糸を草木染めし、丁寧にかがっています。繊細な幾何学模様はずっと眺めていたい美しさです。

どちらも、高松市の「まちのシューレ 963」で取り扱いがあります。

佐賀「のごみ人形」・鹿児島「オッのコンボ」

佐賀「のごみ人形」・鹿児島「オッのコンボ」 出典:「ことりっぷマガジンvol.4」、「ことりっぷマガジンvol.11」
終戦後、鹿島の祐徳稲荷(ゆうとくいなり)神社の境内で、参拝客の土産として並んでいた土鈴、「のごみ人形」。漢字では「能古見」と記され、主に干支モチーフが作られています。手作りのため、土鈴の音色が一つひとつ異なるのも魅力。

鹿児島に伝わる、穏やかな表情の「オッのコンボ」。“コンボ”とは「小法師」を意味する鹿児島の言葉。火を司る台所の神様とされ、無病息災や家内安全の御利益があるそう。
ことりっぷマガジンVol.18

【ことりっぷマガジン Vol.18】

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