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【連載|旅とカメラと】女性写真家・串田明緖と行く 沖縄ゆるさんぽ

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【連載|旅とカメラと】女性写真家・串田明緖と行く 沖縄ゆるさんぽ
旅が好き。そして旅の思い出も好き。好奇心のおもむくままに、週末一泊二日のことりっぷ。いつも、知らない場所を訪れるとき、その一瞬を思うままに切り取ることが気持ちいい。ひとつの旅でたくさん集めた思い出のかけら。それはすてきな、わたしだけの旅ものがたり。一枚一枚から、あふれだす旅の記憶。第一回目の今回は、写真家・串田明緖さんと、海の表情を求めて、まだまだ暑い晩夏の沖縄を訪れました。

旅のおともは、EOS Kiss M

旅のおともは、EOS Kiss M ガジュマルの樹の下で、EOS Kiss Mもひと休み
EOS Kiss Mは、EOS Kissシリーズで初のミラーレス一眼カメラ。本格的な撮影性能をもちながらも、小型で軽く携帯性にもとっても優れていて旅カメラにぴったりです。今回の沖縄は、そんなかわいいカメラとともにめぐります。

自然のままの姿が残るビーチをカメラを持ってよんなー(ゆっくり)散歩

自然のままの姿が残るビーチをカメラを持ってよんなー(ゆっくり)散歩 無造作に置かれたボートが、一気に旅情を増してくれる
南の島の天気はとても気まぐれ。さっきまで降っていた雨が上がり、陽が差すと海の青さがいっそう増す。緑に囲まれた小道から覗く水面も美しい新原ビーチ。波打ち際で漁のおこぼれをめざしてやってきた猫に遭遇する奇跡も。
非日常へと誘い込まれるようにエメラルドグリーンの海へ。海辺で出会ったよく動くネコ。連写でたくさん撮ったけど、ミラーレスカメラだから手ぶれしなくてよかった

恋い焦がれたオキナワンブルーの海が目の前に

恋い焦がれたオキナワンブルーの海が目の前に マンゴー、ハイビスカス。南国の果実を南国で味わう至福のとき
高台に建つ海カフェ、くるくまでひと休み。南国フルーツのジュースを片手にテラスへ出て、爽やかな潮風に身を委ねてみる。時間とともに表情の変わる海を、のんびり眺めていると心もふんわり。マンゴーのオレンジと赤いハイビスカスティーと海の共演は、夏を感じる一枚に。

色鮮やかな手ぬぐいは持っているだけで幸せ気分

色鮮やかな手ぬぐいは持っているだけで幸せ気分 沖縄の自然から生まれたデザインが椰子の木の庭でいっそう映える
セレクトショップで見かけた手ぬぐいが気になって作家さんのいる工房doucattyを訪ねる。住宅街を入った、奥にあるスタイリッシュな工房。作家ご夫妻が温かく迎えてくれる。一枚一枚手作業で仕上げる手ぬぐいは、自然や動物たちが描かれたかわいい柄。何枚でも欲しくなる。軒下にかけられた手ぬぐいを南国の風が揺らす。色彩の豊かさが、ぐっと迫ってくる。

機織工房で見つけた素敵なカメラストラップ

機織工房で見つけた素敵なカメラストラップ この美しい糸が、機織女性たちの手でさらに美しい物になる
赤瓦屋根の古民家から、シャンシャンと響く機織(はたおり)の音が耳にここちよい。伝統的な織技法で作られた小物が並ぶ小さな機織工房しよん。何層にも糸が重なって綺麗なグラデーションを生み出す。マース(塩)袋やブックカバーなど小物のなかで、目にとまったのは深い海を思わせる落ち着いたブルーのカメラストラップ。好きな道具の相棒にぴったり合う、土地の一品を偶然見つける嬉しさも。
波間に手のひらほどの小さな塩袋が浮かんでいるよう。海色の味わいあるストラップをつけたら、撮る写真も変わってしまいそう

海の彼方の理想郷“ニライカナイ”へと続く橋

海の彼方の理想郷“ニライカナイ”へと続く橋 丘の上からはサンゴ礁が。通り過ぎていく車。何時間でも眺めていられる
トンネルを抜けると目の前に広がるコバルトブルーの海と青い空。巨大な人工建築物ニライ橋・カナイ橋のゆるやかな曲線美の先に広がる景色に雄大さを感じる。海の向こうにあるとされる豊穣と生命の源である彼方の異界を意味する“ニライカナイ”を、遠く望む。

ゆるりと昔の沖縄スタイルでそばをいただきます

ゆるりと昔の沖縄スタイルでそばをいただきます 高い屋根の上にちょこんと乗ったシーサー君は、どんなに小さくても強い守り神。スマホだとこんなにズームできないんだよなぁ...。望遠レンズ持って来てよかった
空を背景にくっきりと映える赤瓦屋根と屋根上のシーサー。愛嬌を感じる顔立ちの中、魔除けの守りとしての誇りを感じる。石垣など沖縄の原風景を感じるたたずまいが印象的な屋宜家。縁側から座敷へと上がると、かつお風味の沖縄そばの香りが心地いい。
日差しが強い日の午後、畳の部屋から光に溶けるガジュマルを眺める。そして、沖縄そばは何だかやさしく、食べると素朴な気持ちになる

すべてが浄化されるような、凜とした空気が漂う聖地へ

すべてが浄化されるような、凜とした空気が漂う聖地へ 岩のあいだからスーッと涼しい風が通り抜けて、神を感じた。そして、海辺の森の窓から、蒼く美しい島を覗く
御嶽(うたき)は琉球信仰を行う場。2枚の岩が寄り添うようにそびえる拝所、三庫理(さんぐーい)に立つと、差し込む光と相まって、シンっと鎮まった神秘的な空気を感じる。海の向こうには太陽神が降り立った久高島が、波間に溶け込むように姿を見せる。

茜色に海が染まる瞬間にうっとり

茜色に海が染まる瞬間にうっとり 空がたくさん広がるから、雲の彼方のその奥までずっと眺めてしまう
サンセットにあわせて波の上ビーチへ。水平線にゆっくりと沈む太陽。ヤシの葉と赤く染まる空とのコントラストが美しい。寄せる波の音を聞きながら、沈みきる一瞬までゆったりとした時間が流れる。

七つの飾りが揺れる房指輪にひとめぼれ

七つの飾りが揺れる房指輪にひとめぼれ 「繁栄」を意味するその土地ならではのモチーフに惹かれる。琉球王国時代には結婚式の贈り物だったという。シャラシャラと縁起のいい音がした。マクロレンズで小指くらいの大きさのアクセサリーも大きく撮れた
見逃してしまいそうな小さなお店cicafu metal worksで見つけた真鍮製のアクセサリー。七房の飾りは、亀、扇、蝶といった縁起のいい7つのモチーフ。娘が結婚するとき、幸せでありますようにと願って親から贈られてきたもの。小さな風習を現代に繋ぐ作り手の気持ちを静かに撮す。

太陽の光に映える赤色に惹かれ立ち寄ったカフェの一コマ

太陽の光に映える赤色に惹かれ立ち寄ったカフェの一コマ サボテンは、どうしてこんなに鮮やかな色と合うんだろう
国道58号沿いでふと目にとまった赤い外壁のお店。海外のアンティーク家具が置かれたCACTUS EATRIPの店内には外国人客の姿も。シンプルなベーグルに卵とたっぷりのチーズを挟んでいただくと、ほのかに異国を感じた。

おしゃれな港川外国人住宅街で見つけた「カワイイ」を撮る

おしゃれな港川外国人住宅街で見つけた「カワイイ」を撮る フラミンゴが小さなカヌレたちを見ているみたい
白い平屋の家が並ぶ外国のような町並みを、わくわくしながら散策。アメリカ気分でかわいいカヌレのショップほうき星や雑貨店PORTRIVER MARKET 、ベーカリーショップippe coppeをめぐる。
琉球色に彩られたお皿は北欧風でもある。きっと"自然"がモチーフだから。シンプルなかごも、かごフェチにはたまらない。何を入れようかな
昭和テイストのアンティークショーケースに並んだ天然酵母パン。 やちむん(沖縄の食器)にのせると、よりいっそう美味しそうに見えた

静かな住宅街でとびきりおいしいかき氷に出会う

静かな住宅街でとびきりおいしいかき氷に出会う 夏の木漏れ日の中で食べた、今まででいちばん美味しいかき氷
サンスーシィで味わう沖縄の旬のフルーツがたっぷり入った県産マンゴー&パイナップルのかき氷。かき氷は最後まで飲み干せるフルーツ牛乳のよう。やちむんの器で出された、京風のカレーうどんも暑い夏の食欲を刺激する。
やさしい風合いの心惹かれる店構えと、カレーうどんの意識が変わっってしまったひと品。温玉がスープにとろり

白い砂浜が続く絵になるビーチをカメラで...

白い砂浜が続く絵になるビーチをカメラで... 普段着の沖縄に触れたアラハビーチ。夏休みの記憶が蘇る
ヤシの木がトロピカルな雰囲気。遊歩道をジョギングする人、犬の散歩をする人、潮風を受けながら3on3を楽しむ人。夕暮れ時になるとサンセットを目当てに人が集まってくる。海風を受けながらふと見る景色は、美しい。

< 旅人の横顔 >

写真家・串田 明緖(くしだ あきお)さん
日本大学芸術学部卒。「週刊朝日」の表紙でモデルに。歌舞伎や現代劇、サーカス、サラブレッドや野生馬、旅などもモチーフにしています。今回は、EOS Kiss Mを手に沖縄を巡る旅へ

< 旅人の横顔 >

今回、旅した写真スポットはこちら♪

今回、旅した写真スポットはこちら♪
  1. アラハビーチ(北谷町北谷2-21)
  2. CACTUS EATRIP(宜野湾市大山3-3-7 tel.098-890-6601/9:00〜17:00/水曜休)
  3. cicafu metal works(那覇市首里儀保町3-9/tel.098-886-8093/12:00〜18:00/土日のみオープン、臨時休業有、HP要確認
  4. PORTRIVER MARKET(浦添市港川2-15-8#30/tel.098-911-8931/11:00〜18:00、火・木・土曜は12:30〜/日曜、祝日休)
  5. 黒糖カヌレ ほうき星(浦添市港川2-16-2#25/tel.098-975-7825/11:30〜18:30/無休)
  6. ippe coppe(浦添市港川2-16-1#26/tel.098-877-6189 時間.12:30〜18:30(売り切れ次第閉店)/火・水、第3月曜休)
  7. 波の上ビーチ(那覇市若狭)
  8. 機織工房しよん(八重瀬町仲座72/tel.098-996-1770/9:00〜17:00/木曜休、旧盆)
  9. 屋宜家(八重瀬町大頓1172/tel.098-998-2774/11:00〜16:00/火曜休、祝日の場合は営業)
  10. 新原ビーチ(南城市玉城百名)
  11. カフェくるくま(南城市知念字知念1190/098-949-1189/10:00〜19:00、火曜は〜17:00、時期により異なる/無休)
  12. ニライ橋・カナイ橋(南城市知念吉富)
  13. 斎場御嶽(南城市知念字久手堅/tel.098-949-1899 緑の館・セーファ/時間・休みは要問合せ)※掲載許可:南城市教育委員会
  14. doucatty(南城市佐敷新里740-1/tel.098-988-0669/10:00〜16:30/月曜休、不定休あり)
  15. サンスーシィ(北中城村荻道150-3/tel.098-935-1012 /11:00〜20:00/不定休)

旅の思い出をもっとキレイに残すなら♪

キヤノンのオンライン写真講座では、沖縄在住の写真家・山下峰冬が海撮影のコツやテクニックを公開しています。
◯カメラ入門者におすすめの「海をキレイに」撮影するワンポイントをご紹介! ワンランク上の海撮影術を学んでみませんか。
◯海をもっとキレイに!印象的に!海撮影のノウハウやテクニックを学べます。様々な海の表情の引き出し方を沖縄のビーチからご紹介します。

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