
“世界一大きな水飲み場”!? 八戸の街に新たな名所が誕生しました
2018.09.27
青森県の南東部にある八戸市。その街なかに、今年7月にオープンしたのが、市民のためのコミュニティスペース「八戸まちなか広場 マチニワ」です。広場の中央部にあるシンボルオブジェ「水の樹」は、三沢市出身のアートディレクター・森本千絵さんがプロデュース。青森県にゆかりのある歌手・坂本美雨さんの優しい歌声と、オブジェを流れる水の音色が、時報のように時間をお知らせします。
市民のための広場「マチニワ」がオープン♪
八戸市中心街にオープンした「マチニワ」は、屋根のある全天候型の広場。ガラスの屋根と壁面からは光を取り込み、大型の可動式ガラスを開くと風が通り抜けます。春から秋にかけては開放的に、冬にはドアを閉めて利用することが可能です。
広場内にはテーブルとイスが設置されているほか、大型ビジョンやステージもあるので、市民の憩いの場としてだけでなく、ステージショーやフードイベント、ワークショップなど、さまざまな用途で活用できます。
広場内にはテーブルとイスが設置されているほか、大型ビジョンやステージもあるので、市民の憩いの場としてだけでなく、ステージショーやフードイベント、ワークショップなど、さまざまな用途で活用できます。
森本千絵さん監修の「水の樹」は“世界一大きな水飲み場”!?
中央部に見えるのは、アートディレクターの森本千絵さんが手がけたシンボルオブジェ「水の樹」。軽やかな音を奏でる “カラコロ”や、ししおどしを通って水が流れていくほか、床面からは噴水やミストも噴出します。

“世界一大きな水飲み場”を自称し、大人用と子ども用の2種類のサイズを設置。林の中を散策して水を飲むようなイメージで利用できますよ。
坂本美雨さんの美しい歌声に包まれる

音楽が流れたり人形が動作したりする“からくり時計”のように、「マチニワ」では毎時、カラフルな光とともに、水と音楽が流れる「水時計」が演出されます。音楽は「水の声」という曲名で、青森にゆかりのある歌手の坂本美雨さんと、八戸市出身のアーティストharuka nakamuraさんの手によって生まれました。「坂本美雨+haruka nakamura」名義で音楽活動もされています。
坂本美雨さんのCDジャケットのアートワークを森本千絵さんが手がけたことをきっかけに、かねてより親交のあったお二人。森本さんは坂本美雨さんの歌声を聴きながら企画していたため、「水の樹」に音楽が必要となったときに、まっさきに思い浮かんだのが坂本美雨さんだったのだとか。
坂本美雨さんのCDジャケットのアートワークを森本千絵さんが手がけたことをきっかけに、かねてより親交のあったお二人。森本さんは坂本美雨さんの歌声を聴きながら企画していたため、「水の樹」に音楽が必要となったときに、まっさきに思い浮かんだのが坂本美雨さんだったのだとか。
夜のライトアップにも、うっとり

夜になると「水の樹」がライトアップされ、いっそう幻想的に。「水時計」の演出のときにはミストが色づいて、ついつい見とれてしまいそう。
八戸には屋台村「みろく横丁」や、Uターン・Iターンしてきた若い世代が手がける飲食店など、魅力的な呑み屋さんもたくさん。酔いさましに立ち寄ってみるのもいいかもしれませんね。
八戸には屋台村「みろく横丁」や、Uターン・Iターンしてきた若い世代が手がける飲食店など、魅力的な呑み屋さんもたくさん。酔いさましに立ち寄ってみるのもいいかもしれませんね。
八戸まちなか広場
0178-22-8228 (八戸ポータルミュージアムはっち)
6:00〜23:00
無休
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
文:栗本千尋
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