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初詣の帰りに、東京最古の甘味処でお雑煮はいかが/日本橋人形町「初音」

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初詣の帰りに、東京最古の甘味処でお雑煮はいかが/日本橋人形町「初音」
江戸末期に創業した「初音(はつね)」は、東京で最も古くからある甘味処。人気初詣スポットの「水天宮」からすぐの所にあり、人形町らしい和の風情あふれる佇まい。昔から変わらない方法で手作りされたお雑煮を味わうと、身も心もほっこり温まりますよ。

日本橋人形町で愛され続けている老舗

日本橋人形町で愛され続けている老舗 天保8年(1837)創業。現在は7代目がお店を守っている
水天宮前駅から歩いて約1分。下町情緒が残り、多くの老舗が点在する日本橋人形町の中心をつらぬく人形町通りに「甘味処 初音」はあります。人形町駅からは徒歩2〜3分です。
どこか懐かしい店内。大正期の人形町を撮影した写真も飾られている
店内は昭和の香りが漂う空間。木のテーブルと椅子が並び、一人客から家族連れまで老若男女がゆっくりと過ごしています。お店の方が茶釜にふつふつと沸いたお湯で淹れてくれる煎茶は口あたりがやわらかく、まろやかな味わい。思わずほっとします。
鉄の茶釜で沸かしたお湯は角がとれてまろやか。お茶にも手間を惜しまない
お店の名前は、芝居好きの初代が歌舞伎『義経千本桜』に登場する“初音の鼓”から付けたもの。よく見ると、“鼓のひも”をモチーフとした装飾が入口の扉や店内の障子窓に、“鼓の革”をデザインした模様がテーブル席の仕切りガラスに施されています。
仕切りガラスの“鼓の革”の模様。5代目がデザインしたもので、お雑煮の器や包装紙にも

こだわりの材料で昔ながらに手作りした味

こだわりの材料で昔ながらに手作りした味 「玉子ぞうに」(900円)。具は焼き餅、溶き玉子、筍、かまぼこ、なると、三つ葉、海苔
こちらの名物は「あんみつ」(700円)。北海道富良野産の小豆や伊豆諸島産の天草寒天など、最高級の材料で手作りしています。「杏あんみつ」「白玉抹茶クリームあんみつ」など種類もいろいろ。蜜も丁寧に作り、コクのある黒蜜か、あっさりの白蜜か選べます。

寒い季節は「玉子ぞうに」が人気です。魚河岸の専門店から取り寄せた鰹節と日高昆布を使い、雑味が出ないように手間暇かけて取った出汁が深い味わい。ふわふわの玉子とともに一口飲むと豊かな風味がやさしく広がり、お餅の香ばしさでさらに旨みが増します。
「小倉しるこ」(750円)。箸休めの「しその実の塩漬け」も絶品
お餅は山形から届く餅米で毎日ついており、もっちり感とお米の甘みが伝わってきます。「小倉しるこ」も、カリッと焼いたお餅とふっくらやわらかく炊いた小豆のおいしさをしみじみと感じられる一品。つぶあんの甘さと食感を楽しんでいるうちに体も温まります。

老舗の味をお土産に持ち帰りましょう

老舗の味をお土産に持ち帰りましょう 「久寿餅」(650円)。お土産の「久寿餅」は一折3人前1000円。鼓の模様の包装紙がかわいい
「初音」では「あんみつ」や「おしるこ」などのお土産も販売。10月から5月にかけては季節限定の「久寿餅」もおすすめです。むちむちとした食感の久寿餅は、黒蜜ときれいな緑色のうぐいすきなこをかけて。それぞれの風味が絶妙に絡み合い、上品な味わいですよ。

すぐそばの「水天宮」は、安産や厄除、金運などのご利益を得られる神社。お詣りに訪れた際にはぜひ立ち寄って、江戸時代から続く老舗の味を楽しんでくださいね。

甘味処 初音(カンミドコロハツネ)

東京都 中央区日本橋人形町1-15-6 五番街ビル1F MAP

03-3666-3082

11:00~L.O.19:30、日曜、祝日は~L.O.17:45

無休 ※年末年始は12月31日、1月1日休み

甘味処 初音

※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。

文:

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