
手ごろな価格のバゲットとパン窯で仕込むココット料理が大人気!愛知県郊外のベーカリー「ポンレヴェック」
2019.02.13
愛知県西部に位置する蟹江町。ここに県内のみならず、全国のパン好きが注目するベーカリー「ポンレヴェック」があります。看板商品は、店頭に並べられた瞬間から売れていくバゲット。そして、1日の仕事を終えたパン窯で仕込むココット料理も評判となっています。
1992年の創業以来、人気のベーカリー

1992年にオープンした「ポンレヴェック」。当時は町内の別の場所で、ビルの1階でした。人気の高まりもあって手狭になり、2010年に現在地へと移転。一軒家ベーカリーとして生まれ変わりました。
ハード系をメインにした品ぞろえ
オーナーの大山伸さんはホテルで腕を磨きました。そこで食事系のパンが中心だったことから、自店でもバゲットやブールなど食事に合わせるハード系が約7割となっています。
ハード系というと苦手な方もいるかもしれませんが、オーナーが目指したのは食べやすさ。生地をかき氷で仕込むという独自の氷温製法を編み出し、歯切れと口溶けのいい仕上がりになっています。
ハード系というと苦手な方もいるかもしれませんが、オーナーが目指したのは食べやすさ。生地をかき氷で仕込むという独自の氷温製法を編み出し、歯切れと口溶けのいい仕上がりになっています。
1日400本!歯切れのいいバゲット
そんな中で、「バゲット」は1本108円という価格も魅力。バゲットの本場、フランスではだいたいの店が1フランほどと、毎日気軽に買える価格であることから、日本でも実現したいと思ったそう。
こだわりの製法が生んだおいしさとリーズナブルな価格で、多い日で約400本が売れる看板商品となりました。ちなみにハーフサイズの「デミ・バゲット」は65円。そこに明太子クリームをサンドした「明太バゲット」(378円)もおすすめですよ。
こだわりの製法が生んだおいしさとリーズナブルな価格で、多い日で約400本が売れる看板商品となりました。ちなみにハーフサイズの「デミ・バゲット」は65円。そこに明太子クリームをサンドした「明太バゲット」(378円)もおすすめですよ。

他にもおすすめは盛りだくさん。オーナーが修業先の味を受け継いだ「ブール・レーズン」は、製法を最近変更。ろう紙に生地を入れて焼き上げることで、火がゆっくりと入り、しっとりと柔らかな食感になりました。
ココットに入れて焼いた「北のかほりのぺティ食パン」もオーナーの自信作です。
ココットに入れて焼いた「北のかほりのぺティ食パン」もオーナーの自信作です。
素材の旨味がぎゅ~っと詰まった煮込み料理も

併設のカフェは、今年2019年よりセルフサービスのカフェテリア形式となりました。それに伴い、カフェのランチメニューとして人気だったポークシチューやカレーといったココット料理は、店頭でパンと一緒に販売。テイクアウトも可能になりました。
このココット料理は、1日のパンを焼き終えたあとのパン窯の余熱を使って仕込んでいます。かつて、フランスのアルザス地方では鍋を近所のベーカリーに持ち込む風習があったそうで、それにヒントを得て始まりました。
こちらではル・クルーゼの鍋を使用。遠赤外線効果により、しっかりと火が通った肉はほろほろと崩れるほどに柔らか、野菜の旨味もしっかり感じます。もちろん、数々のパンとも相性抜群です。ぜひ、一緒に味わってみてくださいね。
このココット料理は、1日のパンを焼き終えたあとのパン窯の余熱を使って仕込んでいます。かつて、フランスのアルザス地方では鍋を近所のベーカリーに持ち込む風習があったそうで、それにヒントを得て始まりました。
こちらではル・クルーゼの鍋を使用。遠赤外線効果により、しっかりと火が通った肉はほろほろと崩れるほどに柔らか、野菜の旨味もしっかり感じます。もちろん、数々のパンとも相性抜群です。ぜひ、一緒に味わってみてくださいね。
ココット料理とパン ポンレヴェック(ココットりょうりとパン ポンレヴェック)
0567-96-6646
10:00~16:00
火・水曜

※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
文:神野恵理