ログイン / 会員登録するアカウントを選択

市ヶ谷「ボスボラス ハサン」で世界三大料理・トルコ料理の魅惑の世界へ

145
市ヶ谷「ボスボラス ハサン」で世界三大料理・トルコ料理の魅惑の世界へ
中華料理、フランス料理と並んで、世界三大料理といわれるトルコ料理。意外とどんな料理か思い浮かばない人も多いのでは? 中東、ヨーロッパ、アジアと、たくさんの文化の影響を受け、多様な魅力をもつ料理へと発展。辛くないので、日本人の口にも合いやすいのだとか。そんなトルコ料理を気軽に楽しめる店が、ビジネス街や閑静な住宅街が広がる市ヶ谷にありました。

ビジネス街にあるトルコ料理店

ビジネス街にあるトルコ料理店
市ヶ谷駅から徒歩4分。靖国通りをしばらく歩いたら、路地を南へ。
オフィスビルが立ち並ぶ落ち着いたビジネス街に「ボスボラス ハサン」はあります。赤いトルコ国旗と店先の鮮やかなトルコのタイルが目印です。
ゆったりとテーブルとイスが配され、片側はクッションもあるソファ席
店内に入ると、店先と同じトルコタイルが店内を彩り、異国情緒たっぷりでありながら可愛らしい雰囲気。
ひと際たくさんタイルが使われたカウンターと、その奥の飾り棚が目を引きます。
壁にもトルコのお皿や額に入れられたタイルが飾られています
オスマントルコのイスラム建築の柄が施されたタイルはもちろん、天井からぶら下がったランプも、トルコから取り寄せたもの。
エキゾチックな美しさに、思わずじっと見入ってしまいます。

父親から引き継いだ店を夫婦で切り盛り

トルコ料理といっても、どんな料理か思い浮かばない人も多いはず。
有名なのは屋台などでよく見かける「ケバブ」ですが、トルコ発祥のヨーグルトを使った料理など、バリエーション豊かな料理があります。

ここ市ヶ谷のビジネス街にある店は、1993年に新宿に1号店を開業した老舗トルコ料理店「ボスボラス ハサン」の2号店にあたります。

1987年にトルコから来日した父親のハサン・ウナルさんが、5年後に独立。新宿で気軽に入れるトルコ料理店を開業しました。
リサさんとシベルさん
現在、ハサンさんは引退し、もともとあった新宿の1号店も閉店。市ヶ谷の2号店を娘のリザさんとご主人のシベルさんが引き継いでいます。

「料理のメニューも味もすべて、創業以来父が守り続け、たくさんの人に愛されてきた、本場のトルコ料理の味とまったく変わりません」とリザさん。
周囲で働くビジネスパーソンをはじめ、連日たくさんの人で賑わう人気店なのも納得です。

長年日本で培ってきた、老舗のトルコ料理店の味

長年日本で培ってきた、老舗のトルコ料理店の味 「マントゥのランチセット」(1080円)。スープ、サラダ、パン、チャイが付きます
バリエーション豊かなトルコ料理。
何を食べればいいのか悩むところですが、より気軽に楽しむならまずはランチがおすすめです。

なかでも、トルコ風水餃子は、女性にも男性にも人気の料理です。
餃子といえば中国を思い浮かべますが、実はトルコでも「マントゥ」と呼ばれ家庭料理として親しまれています。
ディナーでももちろん食べられます。「マントゥ」(単品1100円)
広いトルコ、地域によって少しずつ味付けなどが異なりますが、最後にヨーグルトソースをかけて食べるのが特徴です。

トマトソースとマントゥのうまみ、ヨーグルトの酸味が調和して、クセになる美味しさです。
「キュチュックメゼ」(1450円)と「ヤークーツ」(ボトル3300円)
ディナーに訪れるなら、まず試してみたいのが「メゼ」と呼ばれる前菜です。
スペインのタパスにも似ていると言われ、ワインなどのお酒と一緒に楽しむのが一般的。

一口にメゼと言ってもいろいろありますが、さまざまな食材をペースト状にしたものは定番中の定番。パンに塗って食べます。
「キュチュックメゼ」をメインにしたランチセットもあります
この店の「キュチュックメゼ」は、5種類のメゼを少量ずつ盛りつけたもの。
なかでも代表的なひよこ豆のペースト「フムス」や、ナスのペースト「パトゥルジャン サラタス」、ピリ辛の野菜ペースト「アジル エズメ」など、パンに組み合わせて塗って味の変化を楽しむのもいいですね。

メゼを食べるなら、お供となるワインの存在もお忘れなく。
「ボスボラス ハサン」では、豊富なトルコワインをはじめ、トルコ特有の地酒「ラク」や、珍しいトルコビールまで取り揃えています。

メゼに合わせるオススメのワインをシベルさんに伺うと、「ヤーツーク(YAKUT)です。トルコ語でルビーの意味もつ赤ワインで、豊かな香りとコクがメゼにもよく合います」。
実はトルコは紀元前からワインを作ってきた、歴史あるワイン生産国なのだとか。
「カザンディビ」(650円)。本場トルコではごく細かくした鶏肉が入っていることも
最後の締めはもちろんデザート。
定番のトルコアイスもありますが、せっかくのトルコ料理店。今まで食べたことのない味を試してみましょう。
日本では見慣れない「カザンディビ」は、トルコ風のもちもちプリン。
「カザンディビ」とは「(焦げた)鍋の底」という意味で、片面のカラメルをカリカリに焦がしているのが特徴です。
主な材料は牛乳とコーンスターチ。これらを鍋でグツグツ煮込んだ末に生まれる、日本にはないもちもちの食感が面白いスイーツです。
世界三大料理の1つでありながら、意外と知らないトルコ料理の世界。ここにはきっと、食べたことのない料理がたくさんあるはず。
ビジネス街に隠れた名店「ボスボラス ハサン」で、未知なる美味しさを探してみませんか?

BOSPHORUS HASAN(ボスボラス ハサン)

東京都 千代田区九段南4-4-5 榊原ビル1F MAP

03-6431-8803

11:30~15:00、17:00~23:00

日曜

BOSPHORUS HASAN

※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。

文:

「エリア/ジャンル」の関連投稿写真