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旅の装いを楽しむラグジュアリーなハイブリッド・ホテル。[MOGANA/京都府京都市] by ONESTORY

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旅の装いを楽しむラグジュアリーなハイブリッド・ホテル。[MOGANA/京都府京都市] by ONESTORY
「日本に眠る愉しみをもっと。」をコンセプトに47都道府県に潜む「ONE=1ヵ所」の 「ジャパン クリエイティヴ」を特集するメディア「ONESTORY」から京都府京都市の「MOGANA」を紹介します。

ゲストの期待に応え、ゲストの願望をかなえるホテル。

高まる一方のインバウンド人気におされて、日々新たなホテルがオープンしている京都。街ゆく人々のにぎわいも増す中で、ゆとりある時間と空間を確保するのは至難のわざに思えます。
ですが、新進気鋭でありながら極上の格式と豊かさを兼ね備えたホテルが、中京区・二条城の近くにオープンしました。
山口氏の設計により、京町屋独特の長い廊下や緑の癒しをモダンに再現。
その名は『MOGANA』。「鰻の寝床」と呼ばれる京町屋独特の造りを、建築家・山口 隆氏の再解釈によって再現。東西に長い敷地を生かした38mの廊下と壁面緑化で、ゆとりある空間とラグジュアリーさを演出しています。また、京町屋の坪庭に見立てたクチナシの壁面緑化を、6階~8階に設置されたMOGANAルーム3室から眺めることができます。
「装い」という言葉には、「外見を美しく整える」「趣や佇まい」「出発の準備をすること」の3つの意味がある。1・2はもちろん、3つ目の意味も大切にしている。

「旅の装いを愉しむ」体験を提供するという信念。

「旅の装いを愉しむ」体験を提供するという信念。 京都の地で「日本の伝統」や「美意識」を漂わせつつも、新たな気付きを与えてくれる場所。
旅とは、滞在する土地にただ泊まるだけでなく、食を愉しみ、文化を愉しみ、滞在時間そのものを愉しむことです。そんな「旅の装いを愉しむ」体験を提供することが、『MOGANA』の信念だそうです。
それは、旅という非日常において、「特別なもの」を演出することでもあります。
モダンなセンスと調和のとれたブランドミックスによって、ホテル全体がオリジナリティ溢れるハイブリッド型コンテンツとなっている。
「ホテル=泊まる場所」という定義にとらわれず、「旅の装いを愉しむ」ためのあらゆるコンテンツを創造・提供。旅人の滞在時間そのものを、より特別に、より豊かにできるようにホテルの内外をプロデュースしています。
8mの一枚板からなるカウンターと、金沢の金箔職人による24金の天井パネルが美しい2階のバー。

全ての「モノ」と「コト」には一貫したストーリーがある。

『MOGANA』のコンテンツに共通しているのは、「日本の美意識を現代的にデザイン及び再解釈して、大人の知的欲求と精神的充足感を満たすこと」です。

一つひとつを日本各地のアーティストや職人とともに創り上げており、時には素材選びやデザイン起こしから構築。それら全てが『MOGANA』という存在を体現するオリジナルとなっているのです。
計算され尽くしたデザインにちりばめられた、伝統×現代テクノロジーの競演。過去と未来の日本文化が交錯する。
それらの「モノ」や「コト」に、『MOGANA』ならではの想いとストーリーを加味。そこから得られる気付きが、旅を終えた後の日常まで買えるムーブメントとなるのです。

例えば、山口氏による建築は、京町屋の特徴を備えながらも、素材感・陰影・垂直と水平が織り成す美などを重視した上で、新たな価値観やデザインを創造。静謐(せいひつ)に佇みながらも、何かを訴えかけてくるかのような能動性を持っています。
オーガニックコスメチックブランド『SHIGETA』とコラボレーションした『MOGANA』にしかないアメニティ。
更に灯火や採光は、パネルや格子等を用いて詩的で抽象的に演出。うねりや非対称性を加えて、木漏れ日のような温かさを醸し出しています。

そしてさり気なく漂う音の演出は、空間に息吹を吹き込むと同時に、四季や時間の変化を表現しています。情感溢れる癒しの空間です。

一つひとつ、全てのコンテンツにこだわり抜いて。

一つひとつ、全てのコンテンツにこだわり抜いて。 客室のクッション・部屋履き・歯ブラシはファッションブランド『matohu』とコラボ。着物に着想を得たデザインが独自の存在感を放つ。
そしてアメニティは、フランス生まれの先駆的なオーガニックコスメチックブランド『SHIGETA』とのコラボレーション。「アンチ」や「隠す」といった後ろ向きの手法には頼らない、「自ら持てる美をより輝かせる」という高い意識を現しています。
『matohu』のアイコニックアイテムである“長着”の展示もしており、購入が可能。
「ホテルのアメニティは手がけない」という『SHIGETA』を、「それでも洗練された大人をターゲットとする『MOGANA』のアメニティにしたい」という想いで説得。『MOGANA』のコンセプトを真摯に伝えた上で、コラボレーションの承諾を得たそうです。
かつては京都の朝廷にも献上されていた淡路島の食材が、伝統と機能美を両立させた器で供される。
『SHIGETA』のアメニティを備えているホテルは、世界でここ『MOGANA』だけ。まさに唯一無二のコンテンツです。

日本の美意識が漂う朝食を「FUKIYOSE」という様相で供する。

食の愉しみが豊富な京都において、『MOGANA』では常時の夕食は供していません。
その一方で、歴史と伝統を体現した朝食「FUKIYOSE」を、部屋食でゆったり愉しむことができます(ゲストが指定した時間から、チェックアウトの昼12時まで)。

「FUKIYOSE(ふきよせ)」とは、色とりどりの木の葉や木の実が、風でひとところに吹き寄せられた様を表す言葉。和歌に詠まれ、絵に描かれ、着物の文様にも用いられてきた美しい形です。
『国際薬膳学院』の監修による夜食。夕食は自由に外食できる他、提携の割烹・料亭・カフェなどで味わえる「MOGANA特選メニュー」をコンシェルジュが案内。
それを織り成す食材は、かつては京都の朝廷に食材を献上していた「御食国(みけつくに)」だった淡路島産。そしてその食材を戴くのは、同じく淡路島発の陶器ブランド『Awabi ware』と『樂久登窯(らくとがま)』の器です。

驚くべきことに、これらの器は釉薬からデザインまで『MOGANA』にしかないオリジナル。「MOGANAグレー」と名づけられた格調高い色彩が、「FUKIYOSE(ふきよせ)」られたとりどりの食材を引き立てます。
また、「より充実した時間をお部屋で過ごして頂きたい」との想いから、夜食のルームサービスも用意。こちらは大人のゲストがヘルシーに空腹を満たせるように、「和の薬膳」を提唱する『国際薬膳学院』の監修を受けています。多彩な薬膳の食材を取り入れた、滋味溢れるメニュー。胃腸に優しいだけでなく、美と健康にも配慮しています。

「泊まって眠る場所」という枠を超えたコンテンツを提供。

『MOGANA』が目指すのは、「旅」という非日常的で特別な時間そのものの演出です。その中において、「宿泊」は滞在時間のほんの一部にすぎない――その考えのもとに、旅の動機自体を創造及び提供することを目指しています。

それを象徴するのが、『MOGANA Experience』と名づけられたオリジナルイベントの数々。「エクスペリエンス=体験」という言葉のとおり、『MOGANA』でしか味わえない体験が待ち受けています。

例えば、3月30日(土)には、世界遺産『天龍寺』の特別拝観と、塔頭宝厳院を舞台に、普段は一般非公開の書院で嵐山熊彦の至極の京割烹料理と中国古筝(こそう)の演奏を愉しむ「桜夜会」を開催しました。
また、4月7日(日)に開催される『京都の高台寺 早朝特別拝観 ~ 春の装いを愉しむ湖月庵 “清明会”』。普段は一般非公開の茶室で、『京懐石 瓢樹』の春めく朝食を頂けます(1名7,000円(税込・宿泊料金別)/ツアーのみ参加の場合は1名10,000円(税込))。
『MOGANA 緒乃』の割烹付きプラン(5月2日(木)~5月6日(月))。通が足しげく通う淡路島の名店を京都に招聘!
そして4月13日(土)には、紅葉で有名な『永観堂』の大広間で、特別な法話を聞きながら『割烹 木乃婦』の昼食を頂ける『青楓会』を開催予定。

また、ゴールデンウィークの5月2日(木)から5月6日(月)にかけては、淡路島の名店『緒乃』の3代目当主・小野孝太氏を招いた「『MOGANA 緒乃』の割烹付きプラン」を実施。1日12席限定で、2階のバーを舞台に催されます。

鱧(はも)、由良うに、蛸、穴子、鰆(さわら)などなど、淡路島の旬の食材をその日の水揚げを見ながら提供。食通が集う芦屋や大阪北新地にも出店している『緒乃』の日本料理を、心ゆくまで味わえるチャンスです(1名20,000円(税込・宿泊料金別))。

『MOGANA』プロジェクトは京都を超えて。世界を視野に据えて「ホテルの革新」を目指す。

単なる一ホテルに留まらず、その在り方やポリシーまでもコンテンツとして確立しつつある『MOGANA』。「この意義と存在を京都以外でも展開していきたい」という想いのもとに、今後は『MOGANA』自体をひとつの「プロジェクト」として、世界をも視野に入れて広げていくそうです。
伝統をモダンに革新する『MOGANA』の挑戦。
「『MOGANA』の使命は、旅という時間そのものをプロデュースすることです。単なるハードアセットとしてのホテルではなく、ソフトコンテンツに重きを置いて、その延長線上にある新しい存在でありたい、と考えています」とは、『MOGANA』の母体・株式会社ブレイブマンホスピタリティ&リゾーツの代表・繁田氏の言葉。

海外で人気の個性的なブティックホテルのように、オーナーのこだわりと、それに賛同したアーティストや職人たちとのコラボレーションによって、唯一無二の「プロジェクト」を形成していきます。日本発の個性的かつ革新的なホテルが、世界各所で見られる日もそう遠くないかもしれません。

写真提供:MOGANA

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