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見て、聞いて、感じる。「体感」することが店舗に足を運ぶ醍醐味。[叢 - Qusamura/広島県広島市]

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見て、聞いて、感じる。「体感」することが店舗に足を運ぶ醍醐味。[叢 - Qusamura/広島県広島市]
「日本に眠る愉しみをもっと。」をコンセプトに47都道府県に潜む「ONE=1ヵ所」の 「ジャパン クリエイティヴ」を特集するメディア「ONESTORY」から広島県広島市の「叢 - Qusamura」を紹介します。

アートとサボテンが同等に肩を並べる『叢』の店内は、まるで宝物探し。

アートとサボテンが同等に肩を並べる『叢』の店内は、まるで宝物探し。 店内にはサボテン以外の植物も所狭しと並ぶ。種類、サイズなど全てが珍しい品ばかり。
「植物屋」と一言でくくるには難しい。店内は、いや外から覗いただけでも表情多彩な植物が並ぶその様は、まるでミュージアム。『叢』のコンセプトでもある「いい顔してる植物」たちは、訪れるゲストを心地良く迎えてくれます。
「旅人の木」のドライも珍しい。枯れてもなお青く残る自然の色彩は、実に不思議。
まるで柱のような大きな幹をドライに。奇想天外、ダイナミックな発想も小田氏ならでは。
『叢』には、サボテン以外の様々な植物も並びますが、どの植物も特殊なものばかり。桁違いのサイズの観葉植物や見せ(魅せ)方、「これをドライフラワーに!?」のような珍品まで、概念を覆されっぱなしの品々に圧倒されるでしょう。更には、オブジェや写真、陶芸作品までが植物と一緒に配されているのも『叢』の魅力です。そして、気になるモノ、コトがありましたら、ぜひ店舗スタッフに聞いて会話も楽しみましょう。そこで得た「体感」こそが、店舗に足を運ぶ醍醐味です。

ただ居るだけで心地良い。ただゆっくりと『叢』の時間を享受したい。

ただ居るだけで心地良い。ただゆっくりと『叢』の時間を享受したい。 店内奥に構えた庭にも多くの植物が。大地を踏みしめることができる環境も嬉しい。
『叢』の店内奥には庭もあります。中と外がひと続きになったような空間には厳密な境目がなく、訪れたゲストは自然と光の射す庭の方へ足が向いてしまいます。燦々と太陽を浴びる有像現象に並んだ植物たちは、実に気持ち良さそうで、見ているこちらまで心が解き放たれるでしょう。自然と生きる植物を扱う『叢』は、自然と生きる空間作りも具現化されているのです。もはや店内にいる、という感覚はありません。どちらかと言えば、散歩を楽しんだり、まさに「くさむら」を散策しているような感覚です。ただゆっくりと『叢』に流れる時間に身を委ね、頭を空っぽにして植物を眺めているその瞬間がとても贅沢なのです。
『叢』のある建物屋上から庭を望んだ景色。周囲とは違う別世界のオアシス空間。

植物とアート。感性でつながる両者の共存、それも『叢』らしさ。

植物とアート。感性でつながる両者の共存、それも『叢』らしさ。 店名を認めた力強い書は、『Calligraher』の翠蘭氏のアート作品。(店内装飾・非売品)
『叢』の店内には、そこかしこにアートが配されています。まるで風景の一部のように一体化した作品は、ごく自然に植物と共存しています。例えば、壁に生える!?サボテンは、陶芸家・藤川稔氏作(購入可能)。サボテンを模したその陶芸作品は、限りなく本物に近いが、壁面という植物では置きえ無いない場所にディスプレイされています。
陶芸家・藤川 稔氏作。巧妙に作られたサボテンの陶芸作品はまるで本物!(購入可能)
『魯山』店主、大嶌文彦作の作品。鉄網に切れ目が入ることにより想像力が膨らむ。
その他、さり気なく置かれた切れ目の入った金網も実は作品(店内装飾・非売品)。古器や古道具、木工から金工などを扱うお店、『魯山』で手に入れたものであり、同店店主の大嶌文彦作。
に飾られたアート作品は、現代アーティスト、大竹竜太氏作。(店内装飾・非売品)
それ以外にも『Calligraher』の翠蘭氏、現代アーティスト、大竹竜太氏の作品(ともに店内装飾・非売品)なども飾られ、「これもアート?」「あれもアート?」と、まるで宝物探しのような空間が『叢』なのです。全てジャンルも全てスタイルもバラバラ。ただ唯一、一貫しているのは小田氏の感性で収集されたものたちであるということです。よって、お店を訪れれば、ほんの少しかもしれませんが、小田氏の感性を体感できるかもしれません。
お店の目印は、『古道具坂田』で購入したユニークな18〜19世紀フランスの鉄製風見。

人通りも少ない、周囲は車の整備工場や住宅ばかり。何もない場所にある『叢』。

人通りも少ない、周囲は車の整備工場や住宅ばかり。何もない場所にある『叢』。 店内の一角には、過去に手がけた展覧会などを本にした『叢』の写真集なども並ぶ。
繁華街の外れに『叢』はあります。「なぜ?」とも思うのですが、一方でこのお店が繁華街に似合うかというとそれもまた違う気がします。理由は、雑音や雑多の中、混沌と共存するよりも、静かにただひとつの世界観を形成する方が似合うからです。つまり、結果的に現状の場所だからこそ、本物や一流を表現出来たのだと思うのです。そんな『叢』には、店舗と庭の他、「いい顔してる植物」を管理、生産するハウスがあります。通常は非公開ですが、こっそりご紹介すると、そこにはかなり貴重&希少な植物が所狭しと並びます。目を真ん丸にして見とれてしまうそれぞれは、『叢』だからこそ、出合えた植物と言っていいでしょう。わざわざ訪れる価値のある店、それが『叢』なのです。
貴重な植物を生産するためのビニールハウス。
『叢』の外観。ガラス張りのエントランスから、ただ覗くだけでも面白いお店。

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叢 - Qusamura 広島本店

全国 広島市西区三篠北町1- 34 1F MAP

082-836-7107

11:00 ~19:00


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