
行き交う電車を眺めてのんびり、鎌倉のごはんカフェ「sahan」
2020.04.19

JR鎌倉駅西口、横須賀線の線路沿いにあるごはんカフェが「sahan(サハン)」です。店名の「サハン」とは「茶飯」、つまり毎日の食事やお茶のこと。家庭で食べる料理のような心安らぐ味わいのお食事やスイーツがいただけるお店です。
線路沿いとは思えない落ち着いた佇まい

鎌倉駅西口を出たら横須賀線の線路に沿って北鎌倉方面へ、歩いて2分ほどでお店に到着。ブルーグレーの格子戸を開けて2階へ上ります。

細い階段を上ってお店の中に入ると、壁一面が窓になっているためパッと開けた感じがします。白塗りの壁に木を基調としたインテリアで統一された店内は、すぐそばを電車が行き交っているとは思えない静かな雰囲気。窓に面したカウンター席に座ると、駅のホームと線路が間近に見下ろせます。
店主の高階美佳子さんは、お店を開く前、駅からこの建物を見て「あそこでお店を開けたら」と思っていたところ、縁あってオープンすることができたとか。
店主の高階美佳子さんは、お店を開く前、駅からこの建物を見て「あそこでお店を開けたら」と思っていたところ、縁あってオープンすることができたとか。
おうちごはんのようなほっとする味

料理のメニューは1種類の定食のみ。パンの定食とごはんの定食を、隔週で交互に提供しています。パンは、御成通りの「キビヤベーカリー」の天然酵母パンを使用。
メニューの内容は、コロッケやハンバーグ、酢豚、野菜炒め、サラダといった季節のおかず3品に、野菜スープか味噌汁、パンかごはんが付きます。家庭のごはんのようなやさしい味わい。それでいて、コロッケの中身がじゃがいもではなくさつまいもだったり、れんこんをポタージュにしたりと、食材の取り合わせや調理にちょっとした工夫がこらされています。
また、器は、高階さんが陶芸作家さんにオーダーして作ってもらったものが中心だそう。
メニューの内容は、コロッケやハンバーグ、酢豚、野菜炒め、サラダといった季節のおかず3品に、野菜スープか味噌汁、パンかごはんが付きます。家庭のごはんのようなやさしい味わい。それでいて、コロッケの中身がじゃがいもではなくさつまいもだったり、れんこんをポタージュにしたりと、食材の取り合わせや調理にちょっとした工夫がこらされています。
また、器は、高階さんが陶芸作家さんにオーダーして作ってもらったものが中心だそう。

お店はセルフサービス方式。入ってすぐメニューを注文すると、こんなかわいらしい番号札を渡されます。料理や飲み物ができあがったら、番号札と引き換えに自分でカウンターに取りにいくスタイルです。

定食だけでなく、ドリンクや高階さん手作りのスイーツも「サハン」の魅力。素材の味を生かした自然な甘みのバナナケーキが人気です。
お客さまの中には、忙しい合間に自分だけの時間を作りたくて、お店にお茶を飲みに来る方もいるとか。カウンターに座り、目の前の電車の行き来を眺めながらのんびりひと息。そんなゆとりあるひとときを「サハン」で過ごしてみませんか。
お客さまの中には、忙しい合間に自分だけの時間を作りたくて、お店にお茶を飲みに来る方もいるとか。カウンターに座り、目の前の電車の行き来を眺めながらのんびりひと息。そんなゆとりあるひとときを「サハン」で過ごしてみませんか。

※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
文:菅原瑞絵(一粒舎)、写真:榊水麗