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美味しく飲んで夏を乗り切る。梅の産地で聞いた、梅酒のアレンジアイデアと健康パワー

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美味しく飲んで夏を乗り切る。梅の産地で聞いた、梅酒のアレンジアイデアと健康パワー
梅酒というと、ソーダ割りやロックなどで飲むことが多いと思いますが、ちょっと飽きてしまった…という人も多いのでは。そこで今回は、日本一の梅の産地であり、梅酒や梅干しの生産地としても知られる和歌山・みなべ町の方々に、美味しい梅酒の飲み方を聞いてみました。

夏場や疲れた時などによく飲み、地元の旅館では食前酒に必ず登場するという梅酒。疲れた時や食前に飲む理由が分かる、健康パワーについてもご紹介します。

梅酒と合わせると美味しい飲み物は?

梅酒と合わせると美味しい飲み物は?
以前ご紹介した梅酒作りの記事でお世話になった、和歌山県みなべ町の梅農家、岩本さんに、梅酒の飲み方について聞いてみたところ、フルーツと組み合わせると美味しいし飲みやすくなるそう。100%フルーツジュースで梅酒を割ると手軽に楽しめますよ。

岩本さんのおすすめは、地元和歌山みかんの100%ジュース。オレンジジュースなど柑橘系のフルーツがよく合うのでは、とのこと。「梅ジュースにレモンやミントを入れたら我が家の子供たちに好評で、梅酒でも合うのでは?とフルーツと組み合わせてみたんです」という岩本さん。サングリアのような感覚でスパイス、ハーブを一緒に入れても楽しそうです。
また炭酸水割りのアレンジとしておすすめなのが、ジンジャーエール。梅酒が甘めならば辛口のジンジャーエルで割ってみてもいいですね。

梅酒から取り出した梅を使ってアレンジ

梅酒から取り出した梅を使ってアレンジ
梅酒作りの記事でも紹介しましたが、梅酒を仕込み1年ほどで、漬け込んだ梅を取り出します。この梅の実を使って、にごり梅酒を作るのもおすすめとのこと。種を取り出し、ピュレにしたものを梅酒に入れると味がまろやかになり、飲みやすくなりますよ。

このピュレにハチミツなどで甘味を足して、クリームチーズやハードチーズに添えてみても。ラムレーズンのようなイメージで食材と合わせてみてくださいね。

梅酒を使えば、大人の和風デザートが簡単に

梅酒を使えば、大人の和風デザートが簡単に
岩本さんは「カフェドマンマ」というカフェも経営していて、梅干しとシラスのピッツアや梅の甘露煮を使ったデザートなど、梅を使ったさまざまな料理が楽しめます。

なかでも人気なのが、梅の甘露煮とフルーツを使った「和歌山ポンチ」。和歌山県内のさまざまなお店で楽しむことができるご当地デザートです。岩田さんのお店ではソーダと梅シロップを1対1で合わせてポンチに仕上げますが、梅シロップの代わりに梅酒を使っても美味しいとのこと。

ほかにもバニラアイスに掛けたり、かき氷のシロップ代わりにしたりと、梅酒があれば、和テイストのデザートがすぐにできますよ。

抗酸化や食欲増進など、梅が持つ健康パワー

抗酸化や食欲増進など、梅が持つ健康パワー
梅の栽培や加工が主な産業となっている和歌山県みなべ町では、400年以上前から梅が栽培されていて、健康食品として古くから親しまれてきました。南高梅という品種もこの地で誕生しています。そんなみなべ町では町を挙げて梅の健康効果を研究していて、さまざまな働きがあることに驚かされますよ。

例えば梅のに含まれるクエン酸は、疲労回復や食中毒予防、血流改善に。ほかにもβ-カロテンやカリウムが含まれていて、抗酸化や血圧調整作用も。ピロリ菌の活動を抑制したり、血糖値の上昇を抑えるなど、さまざまな働きが研究により明らかになっています。みなべ町役場うめ課のホームページでは、そんな梅の健康パワーについて紹介されていますので、ぜひチェックしてみてください。
さらに梅酒は、その酸味や甘味を活かして、料理に使うこともできるとか。トマトを使った煮込み料理などと相性がよく、例えばポークチャップ(豚肉にケチャップのソースを絡めて焼き上げる料理)に梅酒やその果肉を隠し味に入れると、味わいが深まりますよ。

生のままでは食べられないですが、塩やお酒に漬けて加工することで美味しくなり、体の調子も整えてくれる、梅。ぜひ今回の梅酒アレンジを参考に梅パワーを日々の生活に取り入れ、夏を元気に乗り切ってくださいね。

※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。

文:

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