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毎日のごはんが楽しくなるような素敵なうつわを探しに 島根の窯元を訪れてみませんか

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毎日のごはんが楽しくなるような素敵なうつわを探しに 島根の窯元を訪れてみませんか
古くからやきものの産地として知られる島根へ、日常づかいのうつわを探しに旅してみませんか。地元で採れる陶土や原料を使って陶工が手作りするうつわは、シンプルで温かみがあり、料理を盛り付けるととても美味しそうに映えます。作ること、食べることが楽しくなるようなうつわを作る窯元「袖師窯」と「湯町窯」を紹介します。

トロリと絶妙な半熟卵が作れる「エッグベーカー」が代表作の湯町窯

トロリと絶妙な半熟卵が作れる「エッグベーカー」が代表作の湯町窯 エッグベーカー(小)4290円。フライパンで作るのとは一線を画す、格別な味と絶妙な半熟具合が楽しめる
名湯・玉造温泉のすぐそばにある湯町窯。作陶するのは三代目の福間琇士(しゅうじ)さんと四代目の庸介さん。琇士さんはお父さんの代に窯に指導しに来たイギリス人の陶芸家・バーナード・リーチから直接手ほどきを受け、多くの教えを受けたといいます。

代表作の「エッグベーカー」もリーチ氏の指導で作り始めたうつわ。うつわに玉子を割り入れ、ふたをして弱火で3~4分焼くだけで、ぷるるんとした美しい半熟目玉焼きが作れます。ふっくら丸みのある形と、黄釉(おうゆう)を使った温かみのある色合いがおいしさに輪をかけます。エッグベーカーは電子レンジでも使用OK。直火にかけられるので、オイル煮やグラタン、蒸し物などにも活用できますよ。
黄釉と海鼠釉(青)の素朴で温かみのあるうつわがところ狭しと並ぶ販売所
泥状に溶いた粘土をスポイトに入れ、生地に直接描きあげる躍動的な技法・スリップウェア

湯町窯(ユマチガマ)

島根県松江市玉湯町湯町965MAP

0852-62-0726

8:00~17:00(土・日曜、祝日は9:00~)

無休

湯町窯

北欧の色使いを思わせる袖師窯のスリップウェアはハッとするほどに料理が映えます

北欧の色使いを思わせる袖師窯のスリップウェアはハッとするほどに料理が映えます スリップウェアは取り皿にぴったりの角皿や少し深めの丸皿などがある
1877(明治10)年開窯から140余年の歴史を持つ窯元。現在は5代目・尾野友彦さんが窯を引き継いでいます。袖師窯元では地元の陶土と原料を使い、さまざまな釉薬と技法を使い分けて、日々の暮らしに馴染むうつわを作陶されています。

なかでも目をひくのはスリップウェアのうつわです。多色で使うのが難しいと思いきや、料理映えして食卓で重宝する一枚。セミマットの上品な艶のおかげで、野菜を盛り付けると赤や緑が美しく、いきいきとして見えます。手に取ると軽く、扱いやすいのもうれしいポイント。ほかにも柄が料理が引き立てる、実用的なうつわが揃いますよ。
先代から継いできた色や柄も多く、2階の販売所には豊富な種類のうつわが並ぶ
陶器のブローチ各3300円。スリップウェアやしのぎなど、小さなものにも丁寧な手仕事が込められている

袖師窯(ソデシガマ)

島根県松江市袖師町3-21MAP

0852-21-3974

9:00~18:00

日曜不定休

袖師窯

「ことりっぷマガジン秋号 VOL.26」では、今回紹介している湯町窯、袖師窯のほかに、出雲の出西窯、温泉津の森山窯をご紹介しています。オンラインで購入できる窯元もあるので、本誌でより深いストーリーを知ってから、どれにしようかあれこれ悩むのもいいですね。

※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。

文:

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