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手仕事を感じられる暮らしの道具店「やわい屋」でとっておきと出会う

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手仕事を感じられる暮らしの道具店「やわい屋」でとっておきと出会う
自然豊かな岐阜県・高山市の山奥にぽつんと佇む「やわい屋」は、民芸の器を中心に新旧の生活道具を取り扱うお店です。古民家を改築した店内には、私設図書館や展示室も備えています。自分だけのとっておきのアイテムを見つけに、ひと足延ばして出かけましょう。

江戸末期〜明治初期の名残をとどめる古民家を再生

江戸末期〜明治初期の名残をとどめる古民家を再生
高山市街地から20分ほど山道を上がった先。緑が美しい田園風景の中に「やわい屋」は建っています。木や土のぬくもりを感じる建物は、取り壊される予定であった築150年の民家を移築し、店主の朝倉さんと友人らが自ら改築したものです。

もともとは馬屋だった空間には、大木でできた柱や陽光と風を取り込む縁側などがあり、至る所から古民家の名残を感じることができます。

暮らしに馴染む器と道具

暮らしに馴染む器と道具
店内に並ぶのは、朝倉さんが全国各地の作家から直接買い付けた器たち。華美というよりは堅牢。そんな印象の器からは、快然たる暮らし気配が感じられます。朝倉さんも“地域性をもった、長く使ってもらえる日常使いの道具”を選定の基準にしていると話してくれました。
スリップ・ウェアの技法を用いた小島鉄平氏の作品。さまざまな動物モチーフが愛らしい

しっくりと手に馴染む吹きガラス

しっくりと手に馴染む吹きガラス
同じ高山市に工房を持つ、ガラス職人の安土草多さんの作品は、「やわい屋」を代表する道具の一つ。吹きガラスならではの風合いに、どこかぬくもりを感じることができます。

数ある作品の中でもひと際目を引いたのが、あたたかな光を灯すペンダントライト。見た目の美しさに加え、暮らしに溶け込むペンダントライトを求め、県外からも多くのお客さんが訪れるそうです。
ペンダントライト(13200円~)は、 ひとつひとつ大きさや形が異なる

つぶさに商品に向き合える展示室

つぶさに商品に向き合える展示室
店の奥にある展示室にあるのは、一点ものアクセサリーやユニークな郷土玩具たち。天井から陽光が注ぐ凛とした雰囲気の空間で、じっくりと商品と向き合うことができる、非日常な時間を過ごせます。展示の入れ替えは不定期で行われるため、訪れる毎の楽しみにもなりますね。

私設図書館で自分時間を楽しむ

私設図書館で自分時間を楽しむ
「やわい屋」の2階、屋根裏部屋は人文系や哲学書などを中心とした本が並ぶ私設図書館です。朝倉さんの人生観を反映した約2000冊の本がずらりと並ぶ姿は圧巻。

本はイスに座って読むもよし、畳でくつろいで読むもよし。研ぎ澄まされた静かな空間にも関わらず、木や土のぬくもりのおかげでリラックスできる雰囲気に包まれています。

飲食物の持ち込みもできるため、窓から高山の風景を望みながら、ひと休みすることもできますよ。
私設図書館は利用料(500円)を支払えば、館内のスペースを自由に利用できる
作り手の思いが込められた、地域の“らしさ”が詰まった道具たち。古民家ならではの趣を感じる空間。ここでしか出会えない道具と、心地よい空間を求めて、ぜひ高山市街から足を伸ばして訪れてみてください。

やわい屋(ヤワイヤ)

岐阜県高山市国府町宇津江1372-2

0577-77-9574

13:00~17:00、11:00〜13:00は予約制(前日までTELにて予約)

火~木曜(1・2月は月~金曜)

やわい屋

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今回ご紹介した内容は、2021年3月にアップデートした「ことりっぷ 飛騨高山・白川郷」に掲載中です。より実用的・よりかわいい・より便利な一冊に生まれ変わったことりっぷをぜひ手に取ってみて下さいね。
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※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。

文:

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