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岩手のクラフト、スイーツ、夏の絶景。盛岡周辺をめぐる1泊2日の旅

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岩手のクラフト、スイーツ、夏の絶景。盛岡周辺をめぐる1泊2日の旅
澄み渡る青空が広がる夏は、きらきら輝く日差しに誘われてどこかに出かけたくなります。そんな気分を満たしてくれる旅先におすすめなのが、岩手。自然豊かな土地には、クラフトやグルメやアートを楽しめるスポットがあり、夏ならではの美しい景色にも出会えます。
今回は、夏に訪ねたい盛岡近郊の絶景や温泉、北部の二戸や岩手町のクラフト・アートをめぐる、1泊2日の旅プランをご紹介します。

岩手生まれのクラフト雑貨が集まる「shop+space ひめくり」

岩手生まれのクラフト雑貨が集まる「shop+space ひめくり」 「ミツロウキャンドル」(550円~)
盛岡の街を歩いていると、暮らしを彩るすてきな雑貨店が多くあることに気づきます。そのなかのひとつ「shop+space ひめくり」は、街を流れる中津川沿いに建つクラフトショップ。店内には岩手の作家による器や木工品などの日用品が充実しています。あたたかみが伝わる手仕事の品は、暮らしに寄り添うものばかり。

多彩なアイテムから見つけたのは、「ミツロウキャンドル」。盛岡にある鈴木養蜂場が手がけるろうそくで、ハチの巣の原料となるミツロウをモミの木や松ぼっくりなどにかたどっています。火を灯すとふんわり漂う甘い香りは、お家でのリラックスタイムにぴったり。小ぶりなサイズでおみやげにも最適です。

shop+space ひめくり(しょっぷぷらすすぺーすひめくり)

岩手県盛岡市紺屋町4-8MAP

019-681-7475

10:30~18:30

木曜、第1・3水曜

shop+space ひめくり

街なかのオアシス「木伏緑地」で岩手食材のランチをいただきます

街なかのオアシス「木伏緑地」で岩手食材のランチをいただきます 盛岡駅から徒歩圏内にある自然を感じられるスポット
お買い物を楽しんだあとは、ランチをいただきましょう。JR盛岡駅から歩いて6分ほどのところにある「木伏緑地(きっぷしりょくち)」は、北上川に架かる開運橋と旭橋の間に広がるリバーサイトエリア。敷地内には、レストランやカフェ、ジェラート店が軒を連ねます。

木伏緑地(きっぷしりょくち)

岩手県盛岡市盛岡駅前通11-11MAP

019-639-9057 (盛岡市都市整備部公園みどり課)

店舗により異なる

店舗により異なる

木伏緑地

川沿いのテラスでビール&ハンバーガーを味わう

川沿いのテラスでビール&ハンバーガーを味わう 「BBバーガー」(1320円)と「アメリカンペールエール」(780円。ランチタイムは660円)
「木伏緑地」で岩手ならではの食材を楽しみたいなら「Brew Beast(ブリュービースト)」に立ち寄ってみて。花巻のブランド肉・白金豚(はっきんとん)のベーコンが入ったハンバーガー「BBバーガー」と花巻にある本店で製造するクラフトビールが味わえます。

ハンバーガーに使われているしっとりとした食感のバンズや、じゅわりと肉汁があふれるパティもすべて手作り。味とボリューム、どちらも満足できるメニューです。

Brew Beast(ぶりゅーびーすと)

岩手県盛岡市盛岡駅前通11-11MAP

019-656-7567

11:00~22:00(ドリンクは~21:30)

火曜

Brew Beast

南部鉄器で淹れるコーヒーでひと休み「お茶とてつびん engawa」

南部鉄器で淹れるコーヒーでひと休み「お茶とてつびん engawa」 居ごこちのよい縁側でカフェタイム
レンガ造りなど古い建造物が多く残る盛岡には、レトロな建物を生かしたショップが多い街。盛岡城跡を整備した「盛岡城跡公園(岩手公園)」から歩いて4分のところに見つけた「お茶とてつびん engawa」もそのひとつ。以前は写真館だった建物のレトロな外観をほぼそのまま使っています。
「お茶とてつびん engawa」は、盛岡市と奥州市の伝統工芸品として知られる南部鉄器の魅力を伝えるカフェ&ショップ。

「南部鉄器に触れられる場をつくりたい」という思いが込められた店では、鉄瓶で沸かした湯で淹れたコーヒーが味わえるカフェスペースと鉄瓶を鑑賞・購入できるギャラリーを併設。自社工房の南部鉄器ブランド「kanakeno」の鉄瓶も販売しています。鉄瓶がずらりと並ぶギャラリーでお気に入りを見つけたなら、その場で購入できるのでスタッフに声をかけてみて。

お茶とてつびん engawa(おちゃとてつびんえんがわ)

岩手県盛岡市中ノ橋通1-5-2MAP

019-656-1089

11:00~21:00(土・日曜、祝日は8:00~17:30)

月・火曜

お茶とてつびん engawa

夏にきらめく黄色の絨毯「煙山ひまわりパーク」

夏にきらめく黄色の絨毯「煙山ひまわりパーク」 矢巾町のシンボル・南昌山を背景にひまわり畑が広がる
盛岡から一足のばして、夏ならではの景色に会いに行きましょう。
JR盛岡駅から電車で15分、矢幅駅から車で約20分の緑豊かなエリアにあるのが「煙山ひまわりパーク」。毎年、8月中旬から下旬になると、2.8ヘクタールの畑に植えられた約40万本のひまわりが咲き誇ります。

夏の日差しを浴びて輝く一面のひまわりは、まるで黄色の絨毯。その美しい風景を写真に収めようと多くの人がカメラを片手に訪れます。矢巾町のホームページでは、ひまわりの成長日記を随時公開。見頃を確認してから訪れるのがおすすめですよ。

煙山ひまわりパーク(けむやまひまわりぱーく)

岩手県矢巾町煙山第3地割577-1MAP

019-611-2605 (矢巾町役場産業観光課)

見学自由

煙山ひまわりパーク

静かに過ごせるヴィラスタイルの宿「別荘佳景」

静かに過ごせるヴィラスタイルの宿「別荘佳景」 部屋専用の展望内風呂
非日常的な空間で、旅の疲れを癒したいのなら温泉宿「別荘佳景(べっそうかけい)」へ。JR盛岡駅から車か送迎バスで約40分、盛岡の奥座敷と呼ばれるつなぎ温泉の高台にあります。周囲は民家や施設のない閑静なエリアで、鳥や虫の鳴き声が心地よく耳に届きます。
ゆっくり落ち着いた雰囲気が魅力の宿
2万3000㎡ある広大な敷地には、独立した客室棟の6棟しかなく、プライベート空間を最優先した造り。数奇屋建築の客室棟はすべて青森ヒバを使っていて、木の香りで満たされています。

荷物をおろし、ひと息ついたら、部屋に付いている専用風呂へ。24時間源泉が注がれる風呂は、内風呂と露天風呂の2つが備えられ、露天風呂からは宿の眼下に広がる湖と雄大な岩手山を一望できます。

別荘佳景(べっそうかけい)

岩手県盛岡市繋上野23-36MAP

019-691-7200

N15:00 OUT11:00

別荘佳景

郊外カフェ「山ぶどう農園カフェ野の香」で甘酸っぱい山ぶどうスイーツを

郊外カフェ「山ぶどう農園カフェ野の香」で甘酸っぱい山ぶどうスイーツを 「ののかパフェ」(715円)
盛岡の中心街からひと足のばした奥羽山脈のふもとに建つ「山ぶどう農園カフェ野の香」。ここで楽しめるのは、山ぶどうの甘酸っぱさを生かしたスイーツや食事です。店を営むのは無農薬の山ぶどうを栽培する農園で、9~10月になると店内から山ぶどうの果実がたわわに実る景色が眺められます。

おすすめは、自家製の山ぶどうジャムやアイスクリーム、チーズケーキが器にぎゅっと集まった「ののかパフェ」。山ぶどう本来の酸味や甘みを生かしたパフェは、濃厚ながらも後味はさっぱりしています。

店内の一角には、パフェに使われている自家製ジャムのほか、時期によって皮からしぼった無添加・無加糖の山ぶどうジュースを販売するコーナーもありますよ。

山ぶどう農園カフェ野の香(やまぶどうのうえんかふぇののか)

岩手県雫石町長山堀切野8-52MAP

090-2020-5747

11:00~17:00

木曜

山ぶどう農園カフェ野の香

森にたたずむ「石神の丘美術館」でアート鑑賞

森にたたずむ「石神の丘美術館」でアート鑑賞 野外エリアではピクニックもできる
盛岡の北に隣接する岩手町に、アートと自然を一度に楽しめるスポット「石神の丘美術館」はあります。石神山の斜面を生かした野外エリア<花とアートの森>には彫刻などが展示されており、森のなかを散策しながらアート作品と季節の花々も鑑賞できます。
三沢厚彦による≪Animal2018-03B(カモシカ)≫
三沢厚彦の彫刻≪ANIMALS≫は、カモシカやウサギ、ミミズクなど、動物をモチーフとした作品。木陰や岩場など森に溶け込むように展示されています。まるで訪れる人をじっと待っているかのようですね。

美術館の隣には「道の駅 石神の丘」があり、採れたて野菜や岩手町の特産品がそろう産直でのショッピング、レストランでは地元食材を生かした食事も楽しめます。

石神の丘美術館(いしがみのおかびじゅつかん)

岩手県岩手町五日市10-121-21MAP

0195-62-1453

9:00~16:30

月曜(祝日の場合は翌日休)

石神の丘美術館

手元に置きたくなる工芸品「浄法寺塗」に触れる

手元に置きたくなる工芸品「浄法寺塗」に触れる 椀は7500円~販売している
その土地ならではの伝統工芸品と出会うのも旅の魅力。約1200年前に二戸市浄法寺町で生まれた浄法寺塗(じょうぼうじぬり)は、何度も漆を塗り重ねる技法で、丈夫さとツヤが特徴です。
何度も重ね塗りする刷毛さばきが見事
発祥の地・浄法寺町にある工房兼ショールームの「滴生舎(てきせいしゃ)」では、職人が匠の技で漆塗りする作業風景をガラス越しに見学可能。温度と湿度を見極めて、ひとつひとつていねいに塗る様子は、時間を忘れて見入ってしまいます。

ショールームでは、浄法寺塗の椀やぐい呑み、箸など普段づかいしやすいアイテムを展示販売。つるんとしたなめらかな塗りは、手ざわりはもちろん、使ってみると口あたりにも驚くはず。暮らしに寄り添う日用品のひとつに、浄法寺塗をプラスしてみませんか。

時間があればあわせて訪ねたい絶景や話題の場所もあります

時間があればあわせて訪ねたい絶景や話題の場所もあります 自然を満喫できるスポットが多い岩手
盛岡周辺にはほかにも立ち寄りたい自然や歴史スポットがいっぱい。

盛岡から北へ足を延ばした安比高原では、「雲海ゴンドラ」や「天空のナイトゴンドラ」に乗って、まるで宇宙空間を漂っているような世界を体験。「小岩井農場」では、牛たちをのんびり眺める農場ならではの時間を過ごし、二戸にある馬仙峡(ばせんきょう)では、馬淵川を望む断崖の絶景に圧倒されるでしょう。

夏ならではの体験をしたいなら、折爪岳(おりづめだけ)へ。7月上旬から中旬にかけて、ヒメボタルが飛び交う幻想的な光景に出会えるかも知れません。
気になるスポットをプラスしてプランニングしてみて
「御所野遺跡(ごしょのいせき)」で縄文文化に触れてみるのはいかが。縄文の人々の暮らしが身近に感じられます。

おみやげは平庭高原にある「岩手くずまきワイン」を。「くずまきワイン&森の館ウッディ」では、岩手県や東北産のブドウを醸造したワインを販売しています。帰宅後に、旅の思い出を振り返りながらワインを味わうのも良いですね。

1泊2日で岩手・内陸北部をめぐる旅はいかがでしたでしょうか。夏の岩手で素敵な夏の思い出をつくってみてください。

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今回ご紹介した内容は、2021年3月15日に発売した「ことりっぷ いわて 盛岡・花巻・三陸海岸」に詳しくご紹介しています。
ことりっぷ いわて 盛岡・花巻・三陸海岸

【ことりっぷ いわて 盛岡・花巻・三陸海岸】

震災復興後の新しい魅力がある三陸海岸のほかに、遠野の発酵文化、盛岡の新しい喫茶、花巻では宮沢賢治の足跡をたどり、県北では素朴な手仕事に触れて。自然豊かな岩手の山と海の景色、泉質がさまざまな温泉もご紹介。いままで知らなかった岩手の新しい魅力に出会える1冊です。

東北デスティネーションキャンペーン(東北DC)

東北デスティネーションキャンペーン(東北DC)

東北6県の自治体や観光関係者とJR6社などが一体となって行う大型観光キャンペーン。 4月から開催中の「東北DC」では、東北の魅力を国内外へ発信しています。岩手県ならではの素敵な特別企画も目白押しです。

https://iwatetabi.jp/index.php

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