
12年ぶりの紅葉ライトアップも開催。横浜の名勝庭園「三渓園」で愉しむ日本の秋
2021.12.04

横浜市の名勝庭園「三溪園」では、日本庭園の秋を愉しむ企画の第2弾「紅葉」を、2021年12月19 日までの期間開催しています。
期間中は12年ぶりに紅葉ライトアップが実施されるほか、普段は立ち入ることのできない遊歩道の開放や、茶店の秋限定メニューなどが登場。古建築と紅葉が織りなす風情を堪能できますよ。
期間中は12年ぶりに紅葉ライトアップが実施されるほか、普段は立ち入ることのできない遊歩道の開放や、茶店の秋限定メニューなどが登場。古建築と紅葉が織りなす風情を堪能できますよ。
庭園・建築・美術が一体となった近代日本庭園

三溪園は生糸貿易により財を成した実業家で茶人の原三溪(1868~1939)によってつくられた、庭園・建築・美術が一体となった日本でも類を見ない近代日本庭園です。約17.5haの広大な敷地に17棟の古建築が配置され、そのうち10棟が重要文化財に指定されています。
例年、期間中約3万人が訪れる人気の季節ですが、今年は開催期間が長く設定されたほか、開園時間の前と夜にイベントを分散することで、混雑を避けてゆっくりと紅葉を楽しめるように工夫されました。夜間の紅葉ライトアップは三溪園では12年ぶりとなります。
例年、期間中約3万人が訪れる人気の季節ですが、今年は開催期間が長く設定されたほか、開園時間の前と夜にイベントを分散することで、混雑を避けてゆっくりと紅葉を楽しめるように工夫されました。夜間の紅葉ライトアップは三溪園では12年ぶりとなります。
開園1時間前から入園できる特別チケットが登場

期間中の12月3〜5日と10〜12日は、通常の開園時間より1時間早い午前8時から入園できる特別チケットが登場します。
事前予約制で1日限定50名なので、混雑を避けてゆっくりと紅葉の観賞や撮影を楽しめますよ。
事前予約制で1日限定50名なので、混雑を避けてゆっくりと紅葉の観賞や撮影を楽しめますよ。
通常は入ることができない紅葉の遊歩道を開放

また期間中は、モミジの名所となっている内苑の「聴秋閣」奥の遊歩道が開放されます。
通常は立ち入り禁止となっている渓谷沿いの道から三重塔を遠望する、古建築と紅葉が織りなす絶景が見どころです。
通常は立ち入り禁止となっている渓谷沿いの道から三重塔を遠望する、古建築と紅葉が織りなす絶景が見どころです。
12年ぶりの紅葉ライトアップも開催

さらに12月3〜5日、12月10〜12日の日没30分前(16:30頃)から20:00までの時間、12年ぶりとなる紅葉のライトアップが行われます。
外苑と内苑のモミジや古建築が、約60灯のライトで照らし出されます。
外苑と内苑のモミジや古建築が、約60灯のライトで照らし出されます。
秋限定の特別メニューも楽しめます

また園内の3つの茶店では、秋限定の特別メニューも登場します。待春軒からは「きのこたっぷりうどん・そば」、三溪園茶寮からは「秋のいろどり団子」、雁ヶ音茶屋からは「栗入り汁粉」がそろいます。
イベントの詳細は、公式サイトをご覧ください。
古建築と紅葉が織りなす風情を、この機会にぜひ堪能してくださいね。
イベントの詳細は、公式サイトをご覧ください。
古建築と紅葉が織りなす風情を、この機会にぜひ堪能してくださいね。
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