静かな休日やゆったりと過ごしたいときにぴったりな美術鑑賞。お茶や食事も一緒に楽しめれば、さらに味わい深い時間になりますね。今回は東京都内各所から、美術館の中にあるカフェを9つご紹介します。ロケーションや展示内容にちなんだメニューなど、それぞれ魅力的なお店ばかり。展示の内容と合わせてぜひチェックしてみてくださいね。
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【千石】「東洋文庫ミュージアム&オリエント・カフェ」
奥は中庭「シーボルト・ガルテン」。シーボルトの「日本植物誌」に掲載された植物が植えられている
都営地下鉄千石駅から徒歩7分、JR・東京メトロ駒込駅からも徒歩8分の場所にある「「東洋文庫ミュージアム&オリエント・カフェ」。東洋学の研究専門図書館「東洋文庫」の膨大で貴重な資料を収蔵し、企画展や常設の書架などで展示公開しています。
1日10食限定の季節のお重「マリーアントワネット」。マリーアントワネットが所有していた書籍をモデルに、小岩井農場の杉と浄法寺塗りでつくった特注品
ミュージアムから「知恵の小径」を歩いた先にあるのが「オリエント・カフェ」。東洋文庫にもゆかりのある岩崎彌之助氏などが創業した「小岩井農場」のオリジナルメニューを楽しめます。農場産の乳製品や肉、野菜をふんだんに使った料理やデザート、ドリンクは豊かな味わい。お重(写真)やアラカルト、コース料理などで鑑賞の余韻にひたれます。
オリエント・カフェ(オリエントカフェ)
東京都文京区本駒込2-28-21 東洋文庫内MAP
03-3942-0400
ランチタイム11:30~14:30、デザートタイム11:30~17:30、ディナータイム17:00~21:30
火曜(祝日の場合は翌日休)※ミュージアム休館日に準ずる
【浅草橋】東京タロット美術館のミュージアムカフェ「カフェタロー」
日本で初めてタロットカードを輸入販売したニチユーが手掛ける「東京タロット美術館」のミュージアムカフェ「CAFÉ Tarot (カフェタロー)」。東京タロット美術館から徒歩約5分、浅草橋にあります。
東京タロット美術館が「自己との対話」をテーマとしているのに対し、カフェタローは「他者との対話」がテーマ。店内には、自由に利用することができるタロットカードが用意されており、実際に触れることができます。
メニューは地球と身体にやさしいプラントベース(植物性由来)の食事やスイーツがメイン。ドリンクは、アンモナイトコーヒーマーケット(東京都文京区)にて焙煎された、CAFÉ Tarot(カフェタロー)オリジナルのコーヒー豆、リーフルダージリンハウス銀座(株式会社リーフル)の紅茶やハーブティーを楽しむことができます。
CAFÉ Tarot(カフェタロー)
東京都台東区浅草橋1-27-3MAP
モーニング7:30〜11:00、ランチ11:00〜14:00、ティータイム14:00〜18:30 (L.O 17:30 ) 、日曜・祝日モーニング10:00 〜11:00、ランチ11:00〜14:00、ティータイム14:00〜17:00、(L.O 16:00 )
不定休
【表参道】根津美術館のミュージアムカフェ「NEZUCAFÉ」
自然溢れる根津美術館内のカフェ。とても都心とは思えない…ゆったり過ごせました☺️
#自然にふれる
#カフェ
#根津美術館
#旅行気分
庭園内に建つカフェは、美術館本館と同じ建築家隈研吾氏の設計。三方をガラスに囲まれた明るく開放的な店内からは、庭園の緑が目の前に広がり、ここが都心であることを忘れるほど。
そんなゆったりとした時が流れる空間で、ハンバーグやミートパイなどの絶品ランチ、モンブランやショートケーキなどのスイーツとこだわりドリンクを堪能しましょう。
NEZUCAFÉ(ネヅカフェ)
東京都港区南青山6-5-1MAP
03-3400-2536
10:00~16:30
月曜(祝日の場合は翌日振替休)、美術館展示替期間、年末年始
【六本木】国立新美術館内のティーサロン「サロン・ド・テ ロンド」
逆円錐型の建物の上部に広がるティーサロン「サロン・ド・テ ロンド」。天井が吹き抜けのため、まるで空中にいるかのように感じるなんとも開放的な空間です。世界の名だたる美術館を設計した黒川紀章氏がデザイン、洗練された雰囲気のなか、上質な紅茶やスイーツをいただくことができます。
企画展とのコラボメニューもお楽しみのひとつ。10月2日までは、英国王室御用達ブランド「ウェッジウッド」のカフェへと変身。「テート美術館展 光 ̶ ターナー、印象派から現代へ LIGHT: Works from the Tate Collection」の協賛でもあるウェッジウッドのプレートでアフタヌーンティやスイーツが供されます。
ウェッジウッド・カフェは10月2日まで
【南町田グランベリーパーク】「Peanuts Cafe スヌーピーミュージアム」
ドッグハウスやタイルアートなど遊び心あふれる店内
東急南町田グランベリーパーク駅から徒歩4分、ショッピングモールを抜けると現れる「スヌーピーミュージアム」。スヌーピーファンの聖地「シュルツ美術館」の世界初のサテライトとして期間限定オープンしたのち、2019年12月にこの場所に移転オープンしました。
緑豊かなミュージアムの環境にもぴったりのメニューが揃う
館内にはカフェ「Peanuts Cafe スヌーピーミュージアム」も。ガラス張りの明るい空間で、パンケーキやハンバーグ、タコライスなどを楽しめます。天気がよい日なら、テイクアウト専用の「ピーナッツ・ギャング・ピクニックボックス」もおすすめ。レジャーシートつきなので、お隣の「鶴間公園」で手ぶらピクニックを楽しめます。
【白金台】四季の移ろいも感じられる「カフェTEIEN」
真っ白なテーブルや椅子とガラス越しの緑が美しい店内
都営地下鉄・東京メトロ白金台駅から徒歩6分、JR・東急目黒駅からも徒歩7分の場所にある「東京都庭園美術館」。国の重要文化財・旧朝香宮邸を改装した美術館で、展示はもちろん、アール・デコ洋式の外観、内装、家具、美しい庭園まで見どころ満載です。
庭園に面した新館の1階にあるのが「カフェTEIEN(ていえん)」。全面ガラス張りの空間は開放的で、目の前の庭園から四季も感じられる空間です。メニューは定番や季節限定のケーキをはじめ、日本茶や和スイーツ、食事など。展示の内容に合わせたコラボメニューが登場することもあり、何度訪れても贅沢な気分で過ごせます。
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