
モンブランやほしいも、あんこう♪秋冬はおいしいもの&素敵な風景を探しにいばらき県央へ
2022.11.18


秋から冬にかけての週末旅は、フォトジェニックな景色を楽しみながら、いばらき県央の名物を存分に味わってみませんか。
太平洋が借景♪水上で咲き誇る冬のアイスチューリップ

特殊な方法で冷蔵処理した球根を、外気温との温度差で冬を疑似体験させ、開花時期を調整するのだそう。春咲きより長く、花を楽しむことができます。見頃は12月下旬から1月上旬。アイスチューリップの咲く場所の近くにはカフェもあるので、飲み物で温まりながらゆっくり過ごすのもいいですね。
三体虚空蔵尊のひとつ「村松山 虚空蔵堂」を参拝

11月は紅葉が美しい時期。境内を赤く染めるモミジを眺めながら、参拝するのも趣があります。一年の幸せを願う初詣に訪れるのもおすすめ。正月三が日には通りに露店が立ち並び、にぎやかですよ。

茨城の冬を代表する魚・あんこうをいただきましょう

定番の料理はあんこう鍋。大洗町では上品な味わいに仕上がる醤油ベースや、あん肝を溶かしたどぶ汁をベースに、味噌仕立てにした濃厚なスープなどで味わうことができます。11~3月には、大洗町のホテルや旅館でも提供。宿に泊まって、自慢のあんこう鍋などをゆっくり味わってみましょう。
荘厳な雰囲気に包まれる神磯の鳥居

参拝後に訪れてほしいのが、大洗磯前神社の「神磯の鳥居」です。神磯は大己貴命と少彦名命が降臨したといわれる場所。岩礁の上に立つ鳥居のそばに朝日が昇る神々しい姿は、思わず拝みたくなるほどの美しさ。フォトジェニックなスポットとして、多くの人が集まります。大洗に宿泊して、日の出前に行ってみるのもおすすめです。
笠間の栗がたっぷり♪モンブランを食べ歩き

多くの人に笠間の栗を楽しんでもらうため、笠間の栗を使ったモンブランのみを紹介するパンフレット「笠間の栗もんぶらり旅マップ2022」が作成されています。洋菓子店はもちろん、カフェやレストランでも個性豊かなモンブランが楽しめます。秋の期間限定の商品もあるので、チェックをしてお気に入りを探してみては。

儲かる笠間の栗産地づくり協議会(モウカルカサマノクリサンチヅクリキョウギカイ)
0296-77-1101 (笠間市農政課)
色鮮やかな菊を愛でる日本最古の菊の祭典

メイン会場の笠間稲荷神社は、フォトスポットも満載。手水舎は菊花が浮かべられた花手水になり、大鳥居を抜けた先には和傘が上空を彩るアンブレラスカイがあるなど、菊まつりを盛り上げる演出も。2022年11月23日まで行われているので、ぜひ足を運んでみては。

第115回笠間の菊まつり(ダイヒャクジュウゴカイカサマノキクマツリ)
0296-77-1101 (笠間の菊まつり連絡協議会事務局(笠間市観光課内))
2022年10月22日 (土) ~ 2022年11月23日 (水)
「冬の夜にしか見られない」絵本のようなイルミネーション

2022年のテーマは「夜に奏でる 光のシンフォニー 星灯りのもり」。12月10日から28日まで点灯され、12月23~25日にはクリスマス仕様のイルミネーションに。自然豊かな夜の公園は、冬の夜限定で絵本の世界のような「星灯りのもり」へと変わります。
静峰ふるさと公園イルミネーション(シズミネフルサトコウエンイルミネーション)
029-298-1111
2022年12月10日 (土) ~ 2022年12月28日 (水)
9:00~17:00(点灯期間中は9:00~20:00)
月曜(祝日の場合は翌日休、点灯期間中は無休)
県央に春の訪れを告げる水戸の梅まつり

園内には約100品種3000本の梅が植えられ、甘い香りが漂います。斉昭公がこだわり抜いて建てた好文亭は、梅の別名「好文木」から名付けられました。ここに家臣や領民を招いて、詩歌の宴などを催していたそうです。ゆっくり園内を歩きながら、早春の心地よい香りを楽しみましょう。日本最大規模の藩校として知られる「弘道館」も梅まつりの会場なので、あわせて訪ねてみては。
水戸の梅まつり(ミトノウメマツリ)
029-224-0441 (水戸観光コンベンション協会)
2月中旬~3月下旬
秋冬ならではのおいしい食材に注目を

茨城町の名産は涸沼(ひぬま)で獲れる「大和しじみ」。養分が豊富な涸沼で育つため、粒も大きいのが特徴です。1年に2度の旬があり、12月から2月は「寒しじみ」が味わえます。酪農が盛んな小美玉市でおすすめなのが、小美玉市産の新鮮な生乳をたっぷり使用した「おみたまヨーグルト」。県産の福来みかんのフレーバーは冬季限定です。

あす旅-いばらき県央-
茨城県のまんなかに位置する9市町村「茨城県央地域」は、山・海・湖・川に恵まれたのどかなエリア。漁業も農業も畜産も盛んなので、おいしい食あり、お花や絶景あり、地元で暮らす人々のいい笑顔にもたくさん出会えちゃう。ちょっと疲れたな、と思ったら、茨城県央へ。あなたの明日が変わっちゃうかも。
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文:細江まゆみ