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2023.02.22
看板ネコもお気に入り♪江ノ島の海のような深い青色をしたクリームソーダ「カフェーマル」
大正時代に海外から日本へコーヒー文化が入ってきた頃のカフェをイメージしたという「カフェーマル」。アンティークで統一したビンテージ感あふれる店内では、看板ネコのたろう君がのんびりとくつろぎ穏やかな時間が流れます。海辺のカフェでかわいいネコと一緒にゆったりとすごしてはいかが?

特等席で出迎えるふっくらとした白いネコ
江ノ島入り口の青銅の鳥居から徒歩2分
江島神社の参道から小径に入り、ヨットの停泊するマリーナの方面に向かった先にある「カフェーマル」。住宅街の中の静かなカフェで、観光地というよりは江ノ島の日常が感じられるエリアです。外にはテラス席もあって、天気のいい日は心地よく過ごせますよ。
観葉植物が枝葉を伸ばすテラス席
明るい緑色によく映える白い扉を開けると、出迎えるのは看板ネコのたろう君。入口の横にある衝立の上がお気に入りの場所で、いつもそこに座って来る人を静かに歓迎します。
扉の横の定位置に座るたろう君9歳

時を経て輝きを放つアンティークに囲まれて
アンティークの小物が整然と並ぶカウンター
オーナーの一瀬修治さんが木造家屋を一人で改築して仕上げたという店内は、大切に使われてきた道具や置物など昔懐かしいアンティークが温かみのある光を放ちます。喫茶店がミルクホールやカフェーと呼ばれていた古き良き大正時代の面影が漂い、カウンターに並ぶフィルム式の古いカメラや車のオモチャなどは、この場所で息を吹き返したかのようです。

(左上)店内を巡回中(右上)アンティークのカップとカメラがズラリと並ぶ(左下)壁にはユニークなイラストも(右下)よく動くしっぽはグレーの縞模様
アンティークの並ぶカウンターの反対側はシャンデリアが彩り、絵画やおしゃれな壁紙などまるでサロンのよう。イスとイスの間をたろう君が歩いて愛らしい姿を見せてくれます。
右端の定位置でくつろぐたろう君の姿も

レトロなカップ&ソーサーでゆったり過ごすティータイム
アイスクリームとフルーツのトッピング「米粉のシフォンケーキ※日替わり」(800円)「カフェ・オレ」(600円)ケーキセットは1200円
ビンテージの輝きはコーヒーカップにも。「カフェオレ」のカップ&ソーサーは、1940年頃から70年代にかけて人気のあったアメリカのブランド・ファイヤーキング社製でした。ミルクガラス特有の光沢感のある優しい緑色のカップで、ホッと心和むひとときが過ごせます。「ラムレーズンチーズケーキ」や「りんごのケーキ」などお店で手づくりするケーキやオーダーごとに焼く温かい「ベルギーワッフル」と一緒に味わって。

青い海に江の島を浮かべたような名物のクリームソーダ

興味ありげにじっと見つめるたろう君
ネコのたろう君もじっと見つめるかわいい旗のクリームソーダ。江ノ島の青色の海を彷彿とさせる色合いから「江ノ島ブルー」とネーミングされました。アイスクリームとフレッシュクリームの2層の味わいが楽しめます。
「江ノ島ブルー」(800円)

飼い主の愛情がいっぱい詰まったネコグッズ
たろ氏グッズのほかにマグカップなどの販売も
入口付近の一角では、一ノ瀬さんがたろう君を描いて“たろ氏”と名付けたイラストのグッズを販売しています。首輪に鈴をつけたキャンバス地の「トートバッグ」(1500円)や「ドリップコーヒー」(500円/3個入り)など様々あり、「クッション」(4000円)は一瀬さんの手縫いなのだとか。かわいい看板ネコのいる江ノ島の思い出に、ぜひお土産にしてくださいね。
入口で訪れる人を待つ看板ネコたろう君
カフェーマル
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高橋茉弓
Writer
高橋茉弓

おやつの時間を何よりも大切にするライター&カメラマン。波の音とカフェがあればそれで幸せ。
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