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滋賀・琵琶湖周辺で芸術と甘味を満喫♪アートとスイーツを楽しむ琵琶湖の電車旅

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滋賀・琵琶湖周辺で芸術と甘味を満喫♪アートとスイーツを楽しむ琵琶湖の電車旅
日本一の湖・琵琶湖周辺は、建築にも見惚れるミュージアムをはじめ、芸術的なモノに触れることができるスポットがたくさん。写真映えするアートなスイーツもあります。

車窓から広がる美しい湖、ダイナミックな絶景や自然を眺めながら、ゆったりのんびり鉄道の旅は、心晴れやかなに安らぐ時間です。大阪や京都からアクセスも良いので、気軽な週末旅にぴったり。湖国ならではの肩肘張らない開放感は、あなたを非日常へと誘いますよ♪

琵琶湖周辺MAP

琵琶湖周辺MAP

◎JR京都駅から、各施設最寄り駅へのアクセス

能登川駅 JR琵琶湖線  新快速  40~42分
石山駅 JR琵琶湖線 新快速 13~14分
堅田駅 JR湖西線 新快速 19分
瀬田駅 JR琵琶湖線 快速 17分
近江高島駅 JR湖西線 新快速 38分
長浜駅 JR琵琶湖線 新快速 1時間10分
※記載の情報は2023年2月現在のものです。ダイヤ改正で変更になる場合もあります。おでかけの際には事前にご確認ください。

【東近江】モノづくりの魅力を知る「ファブリカ村」

【東近江】モノづくりの魅力を知る「ファブリカ村」 近江の麻・近江ちぢみなどを使うファブリカオリジナルの洋服やストールなども販売
麻織物の工場跡をリノベーションしてオープン。ギャラリーを基本に、カフェやライブ、ワークショップなど、訪れるとワクワクしてくるような“おもしろいこと”を発信しています。
作る人と使う人をつなぐことを目指してスタートしたのは、気さくでパワフルな村長の北川陽子さんです。もの・こと・こころをつくる場所として「日々の暮らしの中に芸術を」と、滋賀県内で活躍する作家の作品から地域の良いものまでを販売。ここへ来れば、ずっと手元に置いておきたい大事なものが見つかりそうです。
使い古したTシャツやバッグ、家にあるハギレを使う、定番の「絞り染のワークショップ」もある
ファブリカ村では、ワークショップを開催していて、つくる喜びを知る学びの時間もあります。また敷地内には、自家製酵母と国産小麦、東近江の地下水を使ってパンを焼いているベーカリーがあったり、お花のショップお花の教室、チョークアートの教室&オーダーのお店があったりするので、訪れてみるのもおすすめです。

◎「ファブリカ村」へのアクセス

JR能登川駅から徒歩約15分、または近江鉄道バスに乗って約2分、バス停佐野で下車、徒歩約2分

ファブリカ村(ファブリカムラ)

滋賀県東近江市佐野町657MAP

0748-42-0380

11:00~17:00

月~金曜、第5土曜・日曜

https://www.fabricamura.com/

※ファブリカ村内にあるショップの営業日時は各公式HPを参照


【東近江】笑顔になるアートなスイーツ「Eclairer」

【東近江】笑顔になるアートなスイーツ「Eclairer」 細長いエクレアだけでなく焼き菓子も。店外にテーブル席がありその場で味わうことができる
JR能登川駅近くの住宅街にある、焼き菓子専門店「Eclairer(エクレレ)」。店内にはマフィンやクッキーなどの洋菓子が並びますが、目を引くのはスマートなエクレアです。一般的なエクレアとは違い、長さが約20cmあり、細長く作られています。チョコバナナやモンブラン、キャラメルナッツなどいろんな種類があり、見た目も個性的でとても芸術的。写真映えすると人気です。ほかにも、優しい味わいのカスタードクリーム、キャラメリゼした生地、ジャムやナッツ、グラノーラで食感のアクセントを加えたりと、また食べたくなる味わいですよ。
お店は爽やかなフラッグがはためく一軒家。訪れた時に出会える季節限定を楽しみに
地元でも人気のエクレアですが、季節限定もあります。エクレアの上に生クリームを絞り、旬のフルーツなどをあしらうフルールは、まるでケーキのようです。

エクレアは売り切れ次第終了になりますので早めに訪れましょう。

◎「エクレレ」へのアクセス

JR能登川駅から徒歩約3分

【信楽】森林に囲まれた山の中にある美術館「MIHO MUSEUM」

【信楽】森林に囲まれた山の中にある美術館「MIHO MUSEUM」 印象的なのはエントランスホール。奥に見える松を描くような借景も計算されている
信楽町の自然豊かな山間にある「MIHO MUSEUM(ミホミュージアム)」。古代オリエントや中国などの世界古代美術から、日本の美術まで約3000件のコレクションを所蔵しています。訪れるとまずレセプション棟に到着します。そこから電気自動車に乗り、トンネルをくぐって美術館棟へ。展示室は北館(2階)と南館(1階・地下1階)とあるので、好きなところからめぐることができます。

常時約250~500点を公開されますが、春・夏・秋の開館ごとに企画展を開催。なかでも特別展は、アート好きにぴったりの企画で、2023年の春季特別展は、3月18日~6月11日「美の祈り Universal Symphony」が予定されています。
陽光差し込むカフェ空間は個性的な建物も楽しめる。本格的なコーヒーからミカンジュースなどソフトドリンク。苺のババロアなど季節の洋菓子や和菓子も人気
「MIHO MUSEUM」は、建物もアートです。パリ・ルーヴル美術館ガラスのピラミッドなどを手がけたI.M.ペイ氏が設計しています。「桃源郷」をイメージした、信楽の自然と融合させた空間デザインにより、スケールの大きさに感動しながら非日常な時間が楽しめます。
半日、1日でも足りないほど楽しめる美術館。ひと休みしたり、小腹が空いた時にはぜひカフェを利用しましょう。

美術棟の南館(地下1階)には「カフェ パインビュウ」があります。農薬や肥料を使わない独特の秀明自然農法で育てた食材を使うメニューを用意。お茶とお菓子だけでなく、サンドウィッチといった軽食もあります。

◎「MIHO MUSEUM」へのアクセス

JR石山駅から帝産湖南交通バスに乗って約50分、バス停ミホミュージアムで下車すぐ ※MIHO MUSEUM行路線バスは春季・夏季・秋季の開館期間のみ運行

MIHO MUSEUM(ミホミュージアム)

滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300MAP

0748-82-3411

10:00~17:00(最終入館16:00)、カフェは10:30~16:30

春季・夏季・秋季、各開館期間中の月曜(祝日の場合は各翌平日)

https://www.miho.jp/

料金:1300円 ※展示替えなどのため休館期間あり。公式H.P.から開館カレンダーを参照


【守山】水に浮かぶような「佐川美術館」

【守山】水に浮かぶような「佐川美術館」 「楼蘭遺跡三題(1991年)」など、平山郁夫の作品は320余点所蔵
比叡山や比良山を望む琵琶湖畔にある美術館。先鋭な切妻屋根を持つ建物2棟の周囲を取り巻く水庭が特徴的です。常設展と年に数回の企画展を開催し、常設展は、現代芸術を代表する日本画家の平山郁夫、彫刻家の佐藤忠良、陶芸家の樂直入(十五代吉左衞門)の作品を展示し、3人の作家の展示はそれぞれテーマがあります。
樂吉左衞門館は水庭に埋設された地下展示室、水庭に浮かぶ茶室で構成。また、世界的に高評価を得る佐藤忠良の作品は180余点の中からテーマに合わせて展示
「平和の祈り」をテーマとするのは平山郁夫。「シルクロード」連作など、日本画壇の最高峰として知られるアートの世界観を間近に見て感じることができます。また「ブロンズの詩」がテーマなのが佐藤忠良。愛情ある眼差しから生まれる作品ばかりです。最後は、樂直入は「守破離」をテーマとし、作家自身が作品と茶の湯の空間を演出しています。

また、楽しみに待つファンも多いという企画展、2023年は、4月8日から「生誕100年 山下清展 -百年目の大回想」を開催予定です。
ケーキセットで選べるコーヒーは、イノダコーヒのアラビアの真珠
館内には「ミュージアムカフェSAM」もあります。水庭に浮かぶ建物2棟の中間点にあり、ゆらゆらと揺らぐ水面を眺めながらゆったりとした時間が過ごせます。ミックスサンドや地元「比叡ゆば本舗ゆば八」の湯葉を使う比叡とろ湯葉そばといった軽食もあり、人気はドリンク付きのケーキセットです。

◎「佐川美術館」へのアクセス

JR堅田駅から江若交通バスに乗って約15分、バス停佐川美術館で下車すぐ

佐川美術館(サガワビジュツカン)

滋賀県守山市水保町北川2891MAP

077-585-7800

9:30~17:00(最終入館16:30)

月曜(祝日の場合は翌日)

https://www.sagawa-artmuseum.or.jp/

料金:1000円(企画展ごとに変更あり) ※展示替えなどのため臨時休館あり。公式HPを参照 ※入館は、予約専用サイトから要予約(2023年2月現在)


【大津】緑豊かな瀬田丘陵にある「滋賀県立美術館」

【大津】緑豊かな瀬田丘陵にある「滋賀県立美術館」 長期休館を経て、滋賀県立近代美術館から「滋賀県立美術館」へと名称を変更。2021年6月27日にリニューアル 撮影:大竹央祐
豊かな自然に囲まれた、びわこ文化公園内にある「滋賀県立美術館」。夕照の庭と呼ばれる日本庭園に面して建てられていますが、そもそもは1984年に県内唯一の公立美術館として開館。老朽化対策などのために改修工事を経て、2021年に「かわる、かかわる」をコンセプトに掲げリニューアルオープンしました。「リビングルームのような美術館」と誰もが気軽に立ち寄れる空間です。美しい庭園を眺めてくつろげるソファの部屋もありますよ。

館内はとても開放的。肩の力が抜けるような雰囲気のなかで、地元出身の日本画家・小倉遊亀の作品をはじめとした滋賀県ゆかりの美術品や、日本美術院の近代日本画、アメリカや日本の現代美術などを収蔵・展示し、常設展などで楽しむことができます。

2023年は、3月26日まで企画展「川内倫子:M/E 球体の上 無限の連なり」、
4月2日まで「技法における金と銀」(常設展 小倉遊亀コーナー)
5月7日まで「特集展示 川内倫子と滋賀」(常設展)などを展覧中です。
カフェではベーグルサンドやオリジナル生菓子などが味わえる。またショップでは、美術館らしく個性的な信楽のたぬきや作家もののアート作品などが買える
美術館に入ってすぐのロビー内には「Kolmio in the museum(コルミオインザミュージアム)」があります。地元を意識したカフェ&ミュージアムショップで、愛荘町にある老舗御菓子司の「しろ平老舗」による、オリジナルの和菓子が味わえるだけでなく、サンドイッチなどの軽食も用意されるので、その時の気分に合わせてメニューを選ぶことができます。

◎「滋賀県立美術館」へのアクセス

JR瀬田駅から帝産バスに乗って約10分、バス停県立図書館・美術館前、またはバス停文化ゾーン前で下車すぐ ※時間帯でバス停変更=昼間はバス停県立図書館・美術館前に、朝夕はバス停文化ゾーン前を利用

滋賀県立美術館(シガケンリツビジュツカン)

滋賀県大津市瀬田南大萱町1740-1MAP

077-543-2111

9:30~17:00(最終入館16:30)

毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始、展示入替期間など

https://www.shigamuseum.jp/

料金:常設展540円、企画展は展示によって異なる


【湖西】歴史を感じるアートのようなまち並みに建つ「高島びれっじ」

【湖西】歴史を感じるアートのようなまち並みに建つ「高島びれっじ」 江戸時代の商家跡(福井邸)が改装されたことからはじまる「髙島びれっじ」。2号館の庭には石の水車がある
陣屋の総門や武家屋敷が今も残る高島市勝野地区は、いにしえの風情ただよう旧城下町です。日本遺産「琵琶湖とその水辺景観~祈りと暮らしの水遺産~」に選ばれているエリアで、まちそのものがアートのよう。訪ねたいのは、趣ある旧商家で買い物や体験ができる「髙島びれっじ」です。改装した築百年以上の商家でキャンドルづくりやハーバリウムづくり、染色体験などもできます。現在は1~8号館まで整備されているので、気になるお店へ立ち寄ってみましょう。

◎「高島びれっじ」へのアクセス

JR近江高島駅から徒歩約5分

高島びれっじ(タカシマビレッジ)

滋賀県高島市勝野1320MAP

施設により異なる

施設により異なる


器も素敵で愛でる楽しみもあるランチパスタコース
6号館にある「田舎風食堂Chamtine WaniCafe(シャンティーヌワニカフェ)」は、つくる人と食べる人(農家さんと旅人)がつながる場所をつくろうという思いでオーナーがスタート。地元の農家さんをはじめ、琵琶湖の漁師さんなど生産者さんから直接いただく[命をいただいた実感のある安心・安全な食材]を使い、地元の有機野菜を引き立たせた料理の数々が味わえます。またスイーツもあるのでカフェ使いもできますよ。

田舎風食堂Chamtine WaniCafe(イナカフウショクドウシャンティーヌワニカフェ)

滋賀県高島市勝野1401びれっじ6号館MAP

0740-20-2096

11:30~16:00(L.O.)

月・火曜(祝日は営業)


【湖北】ノスタルジックな雰囲気の「黒壁スクエア」

【湖北】ノスタルジックな雰囲気の「黒壁スクエア」 1900(明治33)年に建てられた「第百三十国立銀行長浜支店」は、木造洋館で黒漆喰の外観から「黒壁銀行」と呼ばれたことにちなむ「黒壁スクエア」
かつて北国街道の宿場町として栄えた滋賀県長浜市。黒壁スクエアは、長浜市の旧市街にあるいにしえのまち並みと伝統的建物を生かした観光エリアです。

江戸時代から明治時代にかけて建てられた昔の蔵や倉庫、家屋をそのままカフェ、ショップ、ギャラリーなどに活用した店舗が集まりますが、象徴的なのが「黒壁一號館 黒壁ガラス館」です。国内から海外までのガラスアイテムが揃います。
黒壁オリジナルのガラスの花瓶なども「黒壁ガラススタジオ」で買える。体験には、ステンドグラスもありフォトフレームやミラーなどができる
また、ガラススタジオの場所へ移転し、2023年3月18日にリニューアルオープンの「黒壁十三號館 黒壁体験教室」では、窓越しから職人たちがガラス作品をつくる様子を見学でき、実際に吹きガラスの体験をしていただくこともできます。他にも、カットグラス制作体験、ステンドグラス制作体験などもあるので、自ら芸術的な作品をつくることができます。公式ホームページから気になる体験を探して予約をして参加してみましょう。

◎「黒壁スクエア」へのアクセス

JR長浜駅から徒歩約5分

黒壁一號館 黒壁ガラス館・黒壁二號館 黒壁ガラススタジオ・黒壁十三號館 黒壁体験教室(クロカベイチゴウカンクロカベガラスカン・クロカベニゴウカンクロカベガラススタジオ・クロカベジュウサンゴウカンクロカベタイケンキョウシツ)

滋賀県長浜市元浜町12-38、体験教室は長浜市元浜町11-21MAP

0749-65-2330 (体験教室は0749-65-1221)

10:00~18:00(11~3月は~17:00)、体験教室は10:00~16:00(受付終了)

施設により異なる


ふわっとおいしい黒壁ロールは、生地に整腸作用があるといわれる食用竹炭を使用
黒壁スクエアには、おいしいお店もたくさんあります。なかでも「黒壁十八號館 96café(クロカフェ)」は、モーニングやランチからカフェタイムまで利用できるカジュアルなカフェです。地元滋賀を意識した近江牛カレー、伊吹ハムを使う近江鶏のオムライスなどに、黒壁の「黒」をテーマにしたメニューもいろいろ。黒色のソフトクリームにロールケーキもあります。

◎「黒壁十八號館 96café」へのアクセス

JR長浜駅から徒歩約5分

黒壁十八號館 96café(クロカベジュウハチゴウカンクロカフェ)

滋賀県長浜市元浜町11-28MAP

0749-65-4844

10:30〜16:30(L.O.)

水曜


【湖北】ガラスみたいにキラキラした「黒壁プリン」

【湖北】ガラスみたいにキラキラした「黒壁プリン」 光にあてると美しくキラキラして芸術的なプリンばかり
黒壁スクエア近くにあるプリン専門店。このエリアを象徴する“ガラス”のイメージをプラスしたツルンとおいしいプリンが5種以上あります。気になるのは「黒壁ガラスプリン」です。国産の生乳や上質なバニラビーンズなどを使い、滋賀県の良いものを黒壁エリアらしくビジュアルにこだわり作り上げた看板商品は、ガラス細工をカラフルなゼリーで表現しています。
お店のいたるところにイラストを忍ばせたり、小さなハンモックスタイルの椅子があったりと遊び心があり、思い出に残る写真撮影も楽しくなりそうです。
プリン以外にもソーダフロートなどもあり、また、隣接してカレーパン専門店「近江牛Curry Bread」があり、黒カレーの入ったカレーパンも販売されていますよ。

◎「黒壁プリン」へのアクセス

JR長浜駅から徒歩約5分

黒壁プリン(クロカベプリン)

滋賀県長浜市元浜町11-26MAP

0749-57-6810

11:00~17:00

不定休


電車に乗ってのんびり安全安心な旅を♪

安心して鉄道をご利用いただけるよう、鉄道事業者は新型コロナウイルス対策に取り組んでいます。今回ご紹介のスポットは、JR線が最寄り駅。JR西日本では、車内の消毒・抗菌・換気をはじめ、混雑状況のお知らせを行っています。

移動・観光の際は混雑を避けて、会話は控えめに。のんびりと安全安心な鉄道の旅を楽しんでくださいね。
琵琶湖環状線利用促進協議会

琵琶湖環状線利用促進協議会

琵琶湖線、北陸本線および湖西線を経由して、琵琶湖の周囲を環状運行する鉄道網のことを滋賀県では「琵琶湖環状線」と呼んでいます。環状運行および琵琶湖環状線の利用促進に向けた取組を進めています。

※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。

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