
初夏の古都におでかけ♪ 青もみじや季節の花が彩る京都・奈良のスポット6選
2023.05.04

何度でも訪れてじっくりと味わいたい古都・京都と奈良。春の桜や秋の紅葉もすてきですが、新緑や初夏の花が美しいいまの時季もまた魅力的です。今回は京都と奈良から6つのスポットをまとめてご紹介。目が覚めるような新緑や京都ならではの川床、歴史ある寺社を彩る花々など、ここだけ、いまだけの景色を楽しみに、ぜひおでかけしてみてくださいね。
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【京都】絵巻物のような世界が広がる「嵐山 祐斎亭」

平安貴族の避暑地であり、天皇も離宮を構えた嵐山。「嵐山 祐斎亭(あらしやまゆうさいてい)」は、かつて舞妓や芸妓も憧れ、文豪・川端康成が執筆のために逗留した料理旅館「千鳥」としての歴史を持つ築150年の建物です。20年ほど前から染色作家・奥田祐斎さんの染色アートギャラリーとなり、知る人ぞ知る絶景スポットとして一般公開されています。

祐斎さんは、天皇だけが着られる黄櫨染(こうろぜん)という染めの研究家として、染色の世界では知られた存在。館内には作品を展示するギャラリーもあり、染織体験もできます。日本の伝統文化を、夢のように美しい風景とともに楽しむのもすてきですね。
嵐山 祐斎亭(アラシヤマユウサイテイ)
075-881-2331
10:00~18:00
木曜
【京都】緑に囲まれた京都の奥座敷の古社「貴船神社」

京都の市街地から地下鉄とバスまたは叡山電鉄とバスを乗り継いで行ける「貴船(きふね)神社」。全国500社ほどの貴船神社の総本宮で、京都でも屈指の古社です。近くを流れる清流・貴船川は鴨川の源流であり、ご祭神は降雨・止雨を司る龍神様。御所の真北に位置することもあり、都の水源を守る神として大切にされてきました。

貴船山の麓に「本宮」「奥宮」、縁結びで有名な「結社(ゆいやしろ)」が点在。四季折々の豊かな自然を楽しみながら3つをめぐる「三社詣」が習わしですが、神社としての定めはないそう。予定に合わせてお参りしましょう。5月3日〜5日は新緑ライトアップを実施。
貴船神社(キフネジンジャ)
075-741-2016
本宮開門6:00〜20:00(12月〜翌4月は18:00まで※年末年始は除く)、授与所9:00~17:00
無休
【京都】憧れの川床をカジュアルに体験♪「兵衛cafe」

ぜひ体験してみたい京都ならではの夏の風物詩、川床。貴船神社の近くを流れる貴船川にも5~9月にかけては床が設えられます。コース料理のお店も多いなか、貴船で最奥のエリアにある「兵衛(ひょうえ)Cafe」では、コーヒー1杯から気軽に川床を楽しめます。

貴船川沿いを上流に向かって歩き、貴船神社の「結社」を過ぎたあたりにあるこちら。神主を務めていた先代が始めた由緒ある料理旅館を改装し、2017年にオープンしたカフェです。イタリアから取り寄せたエスプレッソマシーンで淹れた本格的なコーヒーと自家製のデザートを、清流のせせらぎを間近で感じながら楽しめます。
兵衛cafe(ヒョウエカフェ)
075-741-3077
11:00~17:00(16:00L.O.)
不定休(要問い合わせ)
【京都】古より愛されるカキツバタが咲く「大田神社」
大田神社のカキツバタ💜
ステキな場所でした🎶
平日にもかかわらず カメラを持ってたくさんのかたが来られていましたよ。花言葉は 幸せはあなたのものだそうです💜
#大田神社
#カキツバタ
#幸せはあなたのもの
京都の世界遺産のひとつ「賀茂別雷神社(通称・上賀茂神社)」。その東800mほどの場所にある境外摂社「大田(おおた)神社」は、上賀茂神社より歴史の長い古社です。
参道の東側の「大田ノ沢」には国の天然記念物に指定されているカキツバタの群生があり、5月に見ごろを迎えます。平安時代の和歌にも詠まれた美しい風景を変わらず眺めることができます。カキツバタがモチーフの授与品もすてき。
参道の東側の「大田ノ沢」には国の天然記念物に指定されているカキツバタの群生があり、5月に見ごろを迎えます。平安時代の和歌にも詠まれた美しい風景を変わらず眺めることができます。カキツバタがモチーフの授与品もすてき。
大田神社(オオタジンジャ)
075-781-0907
境内自由、授与9:30~16:30
無休
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文:高柳涼子