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19世紀に迷い込んだよう。パリのアーケード街でアンティーク雑貨をお買いもの

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19世紀に迷い込んだよう。パリのアーケード街でアンティーク雑貨をお買いもの
パリに18世紀後半から19紀末前半誕生した、アーケード街「パッサージュ」。現在も当時の趣をそのままに、十数か所が残されています。レトロ感いっぱいのパッサージュの中でも、当時の雰囲気や品格をそのままに、ホテル、蝋人形館、カフェやアンティーク雑貨店などバリエーション豊かなテナントが立ち並ぶ「パサージュ・ジュフロワ」へご案内します。

150年以上パリの人々に愛されるパッサージュ・ジュフロワ

150年以上パリの人々に愛されるパッサージュ・ジュフロワ
パリの人々の中でも根強いファンがいるパッサージュは、公道と公道を結ぶ抜け道(パッサージュ)として重宝されると同時に、ガラス屋根に覆われていることから雨でも濡れずに買い物ができる最先端のショッピング街として発展しました。

時代の流れと共に衰退したパッサージュが数多くある中で、1847年の開通から当時の賑わいを失わず、今なお人通りの絶えない「パッサージュ・ジュフロワ」。パリ地下鉄8番線のグランブルバール駅から徒歩2分で到着です。

アート作品のようなおもちゃが並ぶ「パン・デピス」

アート作品のようなおもちゃが並ぶ「パン・デピス」 創業1972年のおもちゃ屋さん「パン・デピス」
パッサージュ・ジュフロワで、幅広い世代に人気なのがおもちゃ屋さんの「パン・デピス」です。おもちゃ、ぬいぐるみ、人形のほかに、室内インテリア用のモビールや文房具などが所狭しと並んでいます。
店内で目が釘付けになってしまうのが、ミニチュアの数々です。手のひらサイズのピアノや家具、指先ほどの大きさの香水瓶やお菓子などなど、どれもリアルに再現されているミニチュアは、おもちゃというよりは精巧な芸術品のようです。

これらミニチュアを配したドールハウスは、貴族たちが自宅の家具などをミニチュアとして作り競い合ったことに由来するといわれています。ミニチュアを見ていると、1900年代のパリのアパートに迷い込んでしまったような感覚に。オリジナリティあふれるプレゼントとしても人気だそうです。
「大人のお客様の目が輝いているのが印象的です」とオーナーのナタリーさん。夢とレトロ感いっぱいのおもちゃに囲まれていると、知らず知らずのうちに、童心がよみがえってくるようです。
〇Pain D é pices(パン・デピス)
[所]29 Passage Jouffroy,75009,Paris
[TEL]01-47-70-08-68
[時間]10:00~19:00(月曜は12:30~)
[休]日曜
http://www.paindepices.fr/

散歩の途中の休憩はサロン・ド・テ「ル・ヴァランタン」で

散歩の途中の休憩はサロン・ド・テ「ル・ヴァランタン」で
パッサージュ・ジュフロワに入って50mほど歩いた右手にあるのが、パティシエのル・ヴァランタンさんが立ち上げたサロン・ド・テ。朝8時30分からオープンしているので、朝食はもちろん、ブランチ、ランチと時間を問わず食事ができます。メニューはすべて自家製です。
パリジ5.10ユーロ(テイクアウトは3.9ユーロ)
お店のおすすめは、オリジナルの「パリジ」と呼ばれるお菓子です。
サクサクしたサブレ生地とメレンゲとアーモンドを使った生地がほろほろと口の中で崩れ、チョコレートとドライフルーツの甘さがほどよく混ざりあった、シンプルながらも味わい深いお菓子です。

お店では、ルイ14世の時代にさかのぼる長い歴史ある紅茶の老舗「ダマン・フレール」茶葉を鉄瓶でサーブしてくれます。

またグルマンな王様として有名なフランス王のアンリ4世が好んだという当時のレシピに基づいて作られたジャムも人気。ラズベリーやアプリコット、ピーチなどがじっくり煮込まれた、果実味あふれるジャムは、おみやげにもおすすめですよ。

〇Le Valentin(ル・ヴァランタン)
[所]30 Passage Jouffroy,75009,Paris
[TEL]01-47-70-88-50
[時間]8:30~19:30
[休]無休
http://www.restaurantparis9.fr/

アンリ4世のジャム、1個10.8ユーロ

ロマンチックなお土産がそろう「ラ・メゾン・ドゥ・ロワ」

ロマンチックなお土産がそろう「ラ・メゾン・ドゥ・ロワ」
18世紀に実在した「王様の御用聞き」を意味する「ラ・メゾン・ドゥ・ロワ」。店頭は、重厚感のあるワイン色バルーンシェード型のカーテンにデコレーションされ、バロック音楽が流れるお店に入った瞬間に、豪華絢爛できらびやかな雰囲気に圧倒されます。
店内には、18世紀のアンティークのほかに、16世紀末から17世紀初頭にかけヨーロッパで広まったバロック様式の雑貨がずらり。ランプシェードにタッセル、宝石箱にクリスタルのオブジェ、お店オリジナルのキャンドルにフレグランスなど、古き良きパリを感じるアイテムは、おみやげにぴったりです。
La Maison du Roy(ラ・メゾン・ドゥ・ロワ)
[所]24 Passage Jouffroy,75009,Paris
[TEL]01-45-51-29-94
[時間]10:00~19:00
[休]日曜
http://www.lamaisonduroy.com/

ご紹介したお店以外にも、パサージュ・ジュフロワには、個性あふれるお店が数多くあります。お天気に左右されずお散歩しながら、ショッピングや食事が楽しめるのも、このパッサージュならでは。19世紀のパリに想いを馳せながら、パッサージュ散策を楽しんでみては?

Passage Jouffroy(パッサージュ・ジュフロワ)

フランス 10-12 boulevard Montmartre,75009,Paris MAP

10:00~21:30

無休

Passage Jouffroy

※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。

文:

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