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多民族の文化に触れる、シンガポールへことりっぷ

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多民族の文化に触れる、シンガポールへことりっぷ
東南アジアを代表する都市国家・シンガポールは、東京23区ほどの小さな面積にたくさんの民族が暮らす、多民族の国でもあります。民族が多いということは文化もさまざま。エリアによって大きく異なる建築物や食文化を2回に分けてご紹介します。

第2回目はシンガポールに住まうさまざまな民族の聖地、植民地時代に建築された見どころ情報をお届けします。

歴史ある白亜の洋館「ラッフルズ・ホテル」を散策

歴史ある白亜の洋館「ラッフルズ・ホテル」を散策
エスプラネード駅から徒歩3分、シンガポール最高級ホテルの栄誉を持つ「ラッフルズ・ホテル」は宿泊施設としてだけでなく、歴史ある壮麗な白亜のたたずまいが観光スポットとしても人気です。
建物はイギリス植民地時代の雰囲気をのこすコロニアル様式で、散策するだけでも優雅な気分になれます。

館内では世界中の有名ブランド店などが中庭を囲むように連なっており、「ラッフルズ・ホテル・ショップス」では、ホテルのオリジナルのグッズを購入することもできます。

ひととおり館内を散策したら、1階にあるカフェ「アーテンズ・ベーカリー」でランチをしましょう。お昼時はランチセットやケーキ、マフィンなどがそろう小さなベーカリーです。ここでみつけたのは大きくて分厚いベーコンキッシュ。ぷるぷるの生地に香ばしいベーコンがたっぷりと入っていて、とってもおいしいですよ。

宗教もさまざま、たくさんの神聖な建物に出会えます

宗教もさまざま、たくさんの神聖な建物に出会えます
小さな都市国家には多くの民族が暮らしています。街を歩いていても、アラブ系、インド系、中国系など様々な人種が入り乱れていてとても不思議な雰囲気です。
民族がたくさんいるということは、それだけ宗教もさまざま。

青い空に映える、「聖アンドリュース大聖堂」は、1836年に建てられた英国国教会派の教会です。高くそびえる真っ白な尖塔があり、中に入るとステンドグラスが色鮮やかでとても美しいです。こちらも代表的なコロニアル建築で、自由に中に入ることができます。

コーランが響くアラブ・ストリートはイスラム文化の雰囲気が漂います

コーランが響くアラブ・ストリートはイスラム文化の雰囲気が漂います
ブギス駅から7分ほど歩くと、アラブ系の人たちが多く生活するアラブ・ストリートがあります。ここで一番目を引くのが黄金色に輝く「サルタン・モスク」。1924年にラッフルズ卿の支援を受けて建立されたイスラム教の礼拝堂です。礼拝の時間以外であれば一般の観光客も入ることができるそう。

モスクの中はピンと張りつめた雰囲気で、一面に絨毯が敷かれています。ほかの宗教の礼拝堂と全く違った雰囲気はとても新鮮です。

サルタン・モスク周辺は他にも見所がたくさんあります。カラフルな建物のお店が立ち並び、中にはかわいい雑貨屋さんもたくさん。
かわいいもの探しに立ち寄ってみるのもおすすめですよ。

リトル・インディアはまるでインドに来たような街

今度はリトルインディア駅に向かいます。このあたりはインドからの移住者により築かれた街で、駅を降りると、インド系の人たちがたくさん歩いています。市場にはお香やインド女性御用達のアクセサリーなどがあふれており、アーケードを歩いているとほのかにカレーのスパイシーな香りがするのもこの街ならではかもしれません。

リトルインディアの隣のファラーパーク駅では、ヒンドゥー教の寺院「スリ・スリニヴァサ・ペルマル寺院」があります。こちらではヒンドゥー教の3最高神の1人、"ヴィシュヌ"を祀っています。ピラミッド型の門にはヴィシュヌの10の化身が所狭しと並んでいます。1つ1つが極彩色でとても細かく彫刻されており、見る人を圧倒します。

中に入るとすぐに荘厳な天井画が目をひきます。外から見る寺院の印象とはまた違った独特の雰囲気で、たくさんの人がお祈りをささげていました。
こちらも誰でも無料で入ることができますが、靴を脱いで裸足にならないといけないので注意しましょう。

リトル・インディアはまるでインドに来たような街

カトンにあふれるカラフルなプラナカン文化

最後にパヤレバ駅からタクシーで10分ほど、アクセスは少し悪いけれど、とてもフォトジェニックな場所を紹介します。
インドや中国からの定住者で、こちらで貿易を営んでいるた人たちをプラナカンとよびます。
プラナカン文化はなんといってもカラフルなものであふれています。クーセンロードには「シャーベット色」といわれるパステルカラーのかわいらしい家々が並び、思わず何枚も撮影したくなるような素敵なところです。

プラナカンのカラフルな文化は建物だけではありません。女性のたしなみとして根付いたビーズ刺繍は優雅で繊細、また、陶器もとても鮮やかな色味です。特徴的な緑やピンクなどを基調とした絵はとてもかわいらしいものばかりです。
また、「ラピス・サグ」という伝統的なスイーツは緑・ピンク・白が交互になっていて鮮やかな見た目です。ココナッツミルク味で、ういろうのような食感はちょっと立ち寄ってつまむのにも最適です。

コロニアル文化や、移民によって育てられた宗教文化、独自に育ったプラナカン文化など、場所によってさまざまな顔を見せてくれるのはシンガポールの魅力。
小さな国ですが、たくさんの見どころが詰まったシンガポールへ、ことりっぷしてみませんか♪

カトンにあふれるカラフルなプラナカン文化

※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。

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