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2014.04.16
毎日の食卓をわくわくさせる、うつわの店「PARTY」
普段使いの作家ものが並ぶ、駒場東大前のうつわの店「PARTY」。作り手の温もりが伝わる、落ち着いたやさしい風合いのうつわは、心を豊かにしてくれます。楽しいテーマ展の企画にも注目です。

いつもの食事を少し特別なうつわでいただく贅沢

駒場東大前駅の西口から徒歩3分。通学中の学生が行き交う住宅街に、うつわの店「PARTY」があります。 お店に並ぶのは、オーナーの坂根さんがセレクトした、和テイストを基調とした作家もの。季節によってイメージする作品を入れ替えながら、じっくり見て選べる数をバランスよく展示しています。 もともと、学生時代からうつわや料理が好きだったという坂根さん。ご家族が洋裁店を開いていたスペースを利用して、このお店を始めました。毎日がパーティーのように、わくわくした気持ちで食卓に向かえるようにと、料理が映えるうつわが多いのが特徴です。

テーマ性のある展示会も数多く開催

中尾雅昭さんのコーヒーメーカー(大)1万3650円。イエロープレートは上が4200円、下が5250円
展示会は、暑い夏場は避けつつも月に1~2回ほど開催しています。 中尾雅昭さん、福永芳治さん、伊藤嘉輝さん、清水なお子さん、icuraさんなど、ガラスや木工作家さんも含めた、うつわの世界で活躍されている方々がずらり。 毎回テーマを変えて、新たな作品の魅力を紹介しています。 また、企画性の強いグループ展が多いのも「PARTY」の持ち味です。 入荷や発送先が増えるので準備には時間がかかるそうですが、テーマに合わせて多くの作家さんのうつわが組み合わさるパワーを思うとやめられないとのこと。さすがです。

内山亜矢子さんのふた付きココット4200円は直火OK

愛着の持てるうつわを探してみよう


古川桜さんの山桃文丸皿はサイズにより1470円~
うつわを選ぶコツは、直感を大事にすること。頭で考えるよりも、この作品が好きだという気持ちが大事と坂根さん。作家さんが在廊する展示会初日や2日目のタイミングに来て、作家さんと直接お話をすることも、うつわへの思い入れを深めるポイントになるそうです。 最近ではオンラインショップも立ち上げ、遠くからでも気に入った作品が買えるようになった「PARTY」。 うつわ好きなら一度は足を運びたい、うつわへの愛情にあふれたお店です。

PARTY
パーティー
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谷川 梓
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