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京の夏を清楚に、華やかに彩る花の寺へ

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京の夏を清楚に、華やかに彩る花の寺へ
太陽の輝きに照り映えて、花々が色濃く咲く季節が近づいてきました。今回は、初夏にこそ会いに行きたい「勧修寺」、「三室戸寺」、「天得院」の慈しんで育てられ、来訪者を癒してくれる可憐な花たちをご紹介します。(メイン写真:三室戸寺 あじさい園)

白や紫の優美な花が庭園の池を染めあげます

白や紫の優美な花が庭園の池を染めあげます 水辺と彩る花菖蒲
地下鉄東西線の小野駅から歩くこと約6分、醍醐天皇が生母の菩提を弔うために創建した勧修寺には氷室の池を中心とした庭園が広がり、平安時代の趣が残ります。

はるか昔、毎年お正月にその池に張った氷が宮中に献上され、氷の厚さで五穀豊穣を占ったとか。そんな往時を偲ぶことのできる池のほとりには、薫風に揺れる花菖蒲が優雅に連なって咲きます。白や濃紫色の花の姿には、凛とした気高ささえ感じられます。

花菖蒲(はなしょうぶ)の開花時期:例年5月下旬~6月中旬

〇勧修寺(かじゅうじ)
[所] 京都市山科区勧修寺仁王堂町27-6
[TEL]075-571-0048
[時間] 9:00~16:00
[拝観料]400円
[休]なし

かわいいハート形のあじさいを見つけに行こう!

「あじさい寺」とも称される三室戸寺は、5000坪の広大な庭園のある宇治の古刹です。京阪電車の三室戸駅から東方向へ、ゆるやかな坂道をてくてく歩いて約15分。その先の杉木立の中、現れた紫陽花の群生に思わず「わぁ~」っと声が出てしまいます。30種1000株もの紫陽花に埋め尽くされた関西随一のあじさい園は、いつまでも見つめていたい幻想的な光景です。(メイン写真参照)

遠くから眺めるのもいいけれど、咲き満ちる紫陽花の中に入って庭園を巡ってみます。そうすると…自然が作ったこんなかわいいハートの紫陽花が見つけられるかもしれません。探すのは大変ですが、見つけた時の喜びはひとしお。心和むあったかハートを探してみてくださいね。紫陽花の咲く梅雨の時期は憂鬱に思うこともあるけれど、こんなに美しい花は雨の日にこそ楽しみたいです。

紫陽花(あじさい)の開花時期:例年6月中旬~7月中旬

〇三室戸寺(みむろとじ)
[所] 宇治市菟道滋賀谷21
[TEL] 0774-21-2067
[時間] 8:30~16:30(閉門、時季により変更あり)、
[拝観料]500円
[休] 12月29、30、31日

◆ あじさい園ライトアップ
6月14日 ~ 6月29日の間の土・日曜日のみ
時間:19時 ~ 21時(20時30分受付終了)

http://www.mimurotoji.com/

かわいいハート形のあじさいを見つけに行こう!見つけられたらHappy ハート形のあじさい

枯山水の庭に白と紫の星がきらめく

枯山水の庭に白と紫の星がきらめく 凛とした姿が清々しい桔梗
東福寺の中にある塔頭(たっちゅう)のひとつ、天得院はJRと京阪電車の東福寺駅が最寄り駅です。通常非公開で、年2回の花の美しい時期に特別に公開されるのですが、これからの時期は宇宙にきらめく星々のような花、桔梗が見ごろを迎えます。すっくと伸びた桔梗の白と紫色が、庭園の杉苔の深緑と調和してとっても素敵です。

この特別公開の時期には桔梗を愛でる以外にお楽しみがもうひとつ。別料金になりますが、お抹茶と生菓子がいただけます。その生菓子が、口に運ぶのがためらわれるほど、かわいい桔梗を象ったものなのです。美しい花を眺めながらの一服のお茶と生菓子で、ゆったりした気分に浸るのもいいものですね。(抹茶と桔梗のお菓子 800円)

桔梗(ききょう)の開花時期:例年6月中旬~7月中旬

〇天得院(てんとくいん)
[所] 京都市東山区本町15-802
[TEL]075-561-5239
[時間]通常非公開(桔梗と紅葉の美しい季節に年2回の特別拝観
   平成26年の桔梗の時期は、6月21日(土)~7月5日(土)
10:00~20:00(受付終了)日没後ライトアップ・昼夜入替なし
[拝観料]500円

http://www.tentokuin.jp/tera/

京都には花の名所がまだまだいっぱい。まだまだ過ごしやすい初夏の一日に、手塩にかけて育てられた、あるいは野趣あふれる花々を見に出かけませんか?

※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。

文:

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