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迷路のような路地をたどって、瀬戸内海に浮かぶ猫の島をおさんぽ

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迷路のような路地をたどって、瀬戸内海に浮かぶ猫の島をおさんぽ
高松港からフェリー「めおん号」で約40分の距離にある小さな島、男木島。船を降りると、急斜面に張り付くように家々が並ぶ独特の風景が目に入ります。入り組んだ細い坂道を上ったり下ったり、迷路のような路地を歩いて、お気に入りの風景を見つけませんか?

海の安全を見守り続ける「男木島灯台」

海の安全を見守り続ける「男木島灯台」 全国でも珍しい無塗装の灯台。外観のみ見学できます
猫がたくさんいることから、別名、「猫島」とも言われる男木島。(※島の環境保全のため、猫への餌やりは禁止されています。)そんな男木島の北端に位置する「男木島灯台」は、100年以上の歴史がある総御影石造りの灯台。備讃瀬戸(びさんせと)海域では、鍋島灯台についで2番目に古い歴史をもち、映画『喜びも悲しみも幾歳月』(昭和32年)のロケ地になりました。すぐ横には、元灯台職員の住宅を改装した灯台資料館があり、全国の灯台の位置や、男木島の歴史、生活などが紹介されています。

灯台をぐるりと回って砂浜に下りると、海と灯台、行き交う船がひとつになった、のどかな風景が楽しめます。打ち寄せる波の音を聴いていると、心が洗われるような、すっきりとした気持ちになっていきました。

○男木島灯台(おぎじまとうだい)
[所]高松市男木町1064-2
[TEL]087-873-0001(高松市男木出張所)
[時間]灯台資料館は9:00~16:30
[休]月~土曜(祝日は開館、7・8月は無休)
[入館料]入館無料

甘い香りに誘われて、水仙の小道「水仙郷」を散策

甘い香りに誘われて、水仙の小道「水仙郷」を散策 水仙の花畑をウォーキング。急な階段もあるので歩きやすい靴がおすすめです
男木島灯台から続く遊歩道を5分ほど上ると、1000万株以上の水仙が甘い香りを漂わせる水仙郷が広がります。瀬戸内海の島々を見渡す山の斜面に花が咲き乱れ、水仙のレモンイエローと海のブルーが調和する風景は息を呑む美しさです。毎年2~3月に、遊歩道を歩く「水仙ウォーク」が開催されるそう。花は1月下旬から咲き始め、3月中旬までが見頃です。

遊歩道の途中に見晴らしのよいベンチがあるので、そこに座って水仙の向こうに見える海と男木島灯台を眺めるのがおすすめ。潮風に揺れる水仙に囲まれて、一足早い春の訪れを楽しめます。

○水仙郷(すいせんきょう)
[所]高松市男木町洲鼻
[時間]見学自由

安産の神様を祀る神社から、集落と海を望む「豊玉姫神社」

安産の神様を祀る神社から、集落と海を望む「豊玉姫神社」 階段の途中で振り返ると、男木島ならではの景色が待っています
島の人から親しみをこめて「玉姫(たまひめ)さん」と呼ばれている豊玉姫神社。古事記に伝わる「山幸彦と豊玉姫」の伝説が残り、安産の神様として知られています。神社に代々伝わる神具(子安貝)で御神酒をいただくと、無事に子どもが生まれると言われています。かつては島外からも多くの人が参拝に訪れていたそうです。

港の大鳥居から続く参道を上った高台にあり、二番目の鳥居から見下ろすと、島の集落と美しい海が見えます。神社の隣に並ぶ鐘は、昔から人々の生活に役立っていたもので、島のシンボルとして親しまれています。

○豊玉姫神社(とよたまひめじんじゃ)
[所]高松市男木町1903
[TEL]087-873-0001(高松市男木出張所)
[時間]境内自由

海を眺めるテラス席で「御食事処 円」の名物うどんを

海を眺めるテラス席で「御食事処 円」の名物うどんを 「ひしおぶっかけうどん」(500円)。この味を求めて、わざわざ船に乗ってやってくる人もいるとか
その日の仕入れによって内容が替わる地魚定食をはじめ、新鮮な魚料理が手軽に楽しめる「御食事処 円」。名物は、島伝統の醤をのせた「ひしおぶっかけうどん」です。高松のうどん店で修業していたという店主が打つ麺は、コシがあってモチモチした歯ごたえ。梅干しの天ぷらや大葉がマッチして、さっぱりとした味わいです。注文を受けてからうどんを仕込むため、1日10食限定、2日前までの予約制。穏やかな瀬戸内海を望むテラス席で、島の恵みたっぷりのうどんを楽しめます。

○御食事処 円(おしょくじどころまどか)
[所]高松市男木町1925-2
[TEL]087-873-0703
[時間]11:00~16:00
[休]水曜

旅の記念に、男木島のポストカードを送りましょう

旅の記念に、男木島のポストカードを送りましょう 大切な人に旅の感動を伝えてみませんか?
散策の途中に立ち寄った交流館で、素敵な手描きのポストカードを見つけました。灯台や港、集落など、島の風景がほのぼのとした優しいタッチで描かれています。すべて島の人による手書きなのだそう。男木島散歩の記念に、メッセージを添えて送ることにしました。

「男木島郵便局」では男木島灯台と水仙、フェリー「めおん号」をデザインした特別な消印(風景印(ふうけいいん))を押してくれます。素敵な風景印とともに、素朴で温かい島の雰囲気を伝えてくれそうです。

○男木島郵便局(おぎじまゆうびんきょく)
[所]高松市男木町143
[時間]郵便窓口9:00~17:00(平日のみ)
[休]土、日曜
男木島郵便局の風景印には、灯台と水仙、フェリーがデザインされています
日本郵便株式会社

日本郵便株式会社

全国の約1万1千の郵便局には、その土地の名所、旧跡、お祭りなどをデザインした特別な消印(風景印)があります。 風景印で旅はもっと楽しくなります。日本郵便は、風景印とともにみなさまの旅の思い出をお届けします。

http://www.post.japanpost.jp/kitte_hagaki/stamp/fuke/

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