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こころが、からだが、軽くなる「七治里(ちちり)」の温泉郷・肘折温泉へ

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こころが、からだが、軽くなる「七治里(ちちり)」の温泉郷・肘折温泉へ
山形県大蔵村にある昔ながらの湯治場風情が残る秘境「肘折温泉」を訪ねます。浴衣に着替えて、湯巡りをしたり、昼寝をしたり、朝市をのぞいたり、のんびり流れる時間を過ごしましょう。湯と自然に癒され、こころとからだがリフレッシュできそうです。

まずは知りましょう、肘折温泉のこと

まずは知りましょう、肘折温泉のこと
山形空港から車で北へ約1時間30分。田園風景や次第に山深くなる車窓の景色を眺めながら走ると、大蔵村の奥部に湯けむりを上げる肘折温泉に到着します。霊峰月山の麓、大自然に包まれた静かな温泉地です。

開湯の歴史は古く、古文書によると807(大同2)年に、老僧•源翁(げんおう)によって発見されたといわれています。1200年以上前から湧き出る湯は、「骨折、疵に肘折」と称されるほど効果があり、湯治客を癒し続けています。

温泉街のメインストリートは、車一台がやっと通れるくらいの路地。その路地の両側に木造の旅館や昔ながらの湯治宿、共同浴場、みやげ店が寄り添うように建ち並び、どこか懐かしい温泉情緒を感じます。
温泉街を歩く湯治客は、下駄履きの浴衣姿が多く、誰もがゆっくりくつろいでいるよう。その温泉街の風景に、またこころが和みます。

のんびり湯治で細胞からリフレッシュ

のんびり湯治で細胞からリフレッシュ 日帰り温泉施設「カルデラ温泉館」の露天風呂
肘折温泉の真骨頂は泉質のよさ。「あたたまりの湯」と呼ばれる保温効果の高いナトリウム塩化物泉と、「美人の湯」と呼ばれる古い角質を乳化して洗い流す効果のあるナトリウム炭酸水素塩泉の相乗効果により高い効能が期待できます。この湯のよさと自然あふれる環境から、昔から肘折温泉は湯治場として有名です。
共同浴場や20軒あるどの宿でも源泉掛け流しの湯が楽しめます。共同浴場「上の湯」は宿泊客なら無料で利用できるので、湯巡りするのもおすすめです。湯治は一日2〜3回湯に浸かり、湯上がりは体を休めるのがよいそう。3日目ぐらいから体の重さ、だるさななどが表れますが、5日目ぐらいにはすっきりと体が楽になってくるのだそうです。
共同浴場「上の湯」

肘折温泉には、湯治客のための自炊場が設けられた宿が残っているのも特徴のひとつ。食材選びは、春から秋に夜明けとともに開店する名物の朝市で購入するのもおすすめです。通りに敷かれたござの上には、地元で採れた旬の食材や漬物などが並びます。気軽に声をかけてくれる売り手のお母さんたちとの会話も楽しみです。春は採れたての山菜も並びます。雪深く、山深い肘折は山菜の宝庫。味も歯ごたえもしっかりした天然の山菜に元気をもらえそうですね。
都会の喧噪から離れ、肘折の湯と自然に浸かり、旬の味覚を味わえば、細胞の新陳代謝も活発になり、からだもこころもリフレッシュできそうです。

個性あふれるイベントも楽しみです

個性あふれるイベントも楽しみです
春の「山菜の食まつり」や夏の「ひじおりの灯」、「四ヶ村棚田ほたる火コンサート」、秋の「なめこ•こけしまつり」、冬の「幻想雪回廊」など、この土地ならではの季節の行事も魅力です。
なかでも年々注目を集めている「ひじおりの灯」は、肘折温泉と東北芸術工科大学が共同で開催しているアートプロジェクトで、学生たちが肘折温泉に逗留し制作を行った30基あまりの絵灯籠が夏の夜の温泉街を幻想的に彩ります。

“七治里”という試みがはじまります

“七治里”という試みがはじまります
肘折温泉では、この春から「七治里」(ちちり)という試みがはじまります。「七治里」とは、「湯」「山」「光」「恵」「里」「力」「源」をテーマに7日間を肘折温泉で過ごすプラン。都会と文明からちょっぴり離れて、人生に溜まったいらないものをデトックスし、フレッシュな自分を取り戻そうという現代の湯治です。

新しいことがはじまる春だからこそ、肘折温泉で“七治里”を体験し、こころとからだのすみずみまで整えてみませんか?

「七治里」の温泉郷・肘折温泉

山形県 大蔵村南山451-2 MAP

0233-76-2211 (肘折温泉観光案内所)

http://hijiori.jp

「七治里暮らし」の旅館プラン、体験プログラムの詳細については、こちらにアクセスしてください。

「七治里」の温泉郷・肘折温泉

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文:

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