タイ🇹🇭アユタヤのワットマハタート
確か9月に行ったので、ちょうど雨季の時期。晴れ女の友人といったので、雨が降ったのはこのワットマハタートだけ(^^)
噂には聞いていたスコールは屋根に入らないとびしょぬれになるけれど、すぐにやみます💡
写真は雨が降る前です。
ワットマハタートは14世紀後半に建立された謎の多い寺院遺跡。
木の根に取り込まれた仏頭が戦争の悲惨さを物語ります。
マハタートとはお釈迦様の遺骨や遺灰を意味しており、その昔にはタイの各都市にワット マハタートという呼び名の寺院があったと言われ、現在でもスコータイには別のワット マハタートが現存しています。
建立当時は境内中央に高さ50メートル、上部が黄金に輝く仏塔と、その東西に礼拝堂と仏堂があったと推測されていますが、1767年にビルマ(現ミャンマー)の軍隊による攻撃により壊滅的な打撃を受け跡形も無くなり、現在では崩れ落ちたレンガの壁や礼拝堂の土台が残るのみの廃墟となっています。
また仏塔があったと思われる場所を中心に、これを取り囲むように多くの仏像が置かれていますが、当時仏像の頭部には金箔が貼られていたらしく、ビルマ軍が頭部のみを持ち去ってしまったため全ての仏像は頭の無い無残な状態で放置されています。
またアユタヤのワット マハタートを有名にしたのは石仏の頭部が根の部分に取り込まれた1本の菩提樹です。ビルマ軍が切り取り放置した仏像の頭部が、長い年月の間に木の根に取り込まれ、木を切らない限り取り出すことができなくなってしまったもので、戦争の悲惨さを如実に物語っています。
この仏頭の前で写真を撮る場合、仏頭よりも頭が低くなるように座って写真を撮らなければなりません。
ワット マハタートは殆ど全てのアユタヤツアーに組み込まれています。
木の根に取り込まれた仏塔の写真は以前、投稿した写真にあるので、場所をクリックしてもらえたらどんなものか見れます💡
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